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うざくても蛙は鳴いてこそ蛙 

いつか飛ぶ日

  路上に派手に響く口上

  辺りに虚ろに広がる哄笑

  哀も情も絡め取られていく日常

  流されても捨てられない感情


 薄れゆく情熱への憧憬あこがれ

 まだ消せずにいるくすぶりを

 それでも持ち続けていたいと

 想いにすがるしかない自分を


  何もかも通り過ぎれば感傷

  いらいら口にするだけの罵声

  誰も彼も騒ぎ立てれば便乗

  ただただ鼻につくぜ嬌態


 手に届く未来はいつでも

 変わりゆくことをただ許すだろう


  もがいてあがいて転げ回り続け

  それでもいつかお前は飛べ


  血みどろに汚れたこのかいな

  容赦なく背負わされる難禍

  生も死も掠め取られていく戦場

  震えても迫られ続ける譲歩


 滅びゆく世界への諦観を

 認められずにいる怠惰を

 いつでも選び取っていけると

 信じずにはいられない人々


  是が非でも手に入れたい栄光

  歯噛みして悔やむだけの没個

  朝も夕も繰り広げられてる喧噪

  ひとときの癒される夢は過去


 手に届く未来はいつでも

 変わりゆくことをただ許すだろう


  もがいてあがいて転げ回り続け

  それでもいつかお前は飛べ


 手に届く未来はいつでも

 変わりゆくことをただ許すだろう


  もがいてあがいて転げ回り続け

  それでもいつかお前は飛べ


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