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無属性の天下統一  作者:
冒険者になる偏
9/130

俺レベルアップ

「やっと終わった!」


 ゲウリが手強かったが何とか勝てた

 人を殺したけど、なにも思わないな、はぁ

 とりあえず、盗賊は影に入れるか

  ポンッ!



  セイヤ・カゲノ 17才 異世界冒険者

 武器:鉄の剣

 防具:革の防具

 能力:影操作(レベル2)<1%>

 魔法:なし

 スキル:属性寄付率上昇

     影収集

 称号:狼殺し・狼の天敵・狼キラー・百発百中



「やっとレベルアップかよ!それにスキルも増えたな、どんなスキルだ?」


  影収集

 半径10mの影を自由に操作出来る


「おっ!便利だな、そこの石の影で試してみるか”シャドウウェポン:影剣”!……これは影剣より影短剣だな、まぁ石サイズだしな、これなら一気に串刺しに出来るな」

「あっあの!」

「ん?あー大丈夫?」

「はい!助けていただきありがとうございます、弟も助けていただけませんか!?どんなことでもしますから!」


 かわいい子にどんなことでもしますって言われたらちょっとヤバいな、我慢我慢


「元からそのつもりだったから何もいらないよ、それにかわいい子が男にどんなことでもしますって言わない方がいいよ」

「かっ!かわいい……ありがとうございます!」


 うん、頬赤める姿もかわいい……それより鑑定鑑定



  シャルロット・コネット 15才 

 武器:なし

 防具:なし

 能力:風操作(開花前)

 魔法:なし

 スキル:なし



「俺の名前はセイヤだ、君の名前は?」

「私はシャルロットです。セイヤ様よろしくお願いします」

「様付けはやめてくれ、それより盗賊のアジトへ連れてってくれ」

「分かりました!セイヤさん付いてきて下さい」

「ここが盗賊のアジトか?」

「そうです、この中に弟が…」


 盗賊のアジトは洞窟だった

 中は暗そうだ


「シャルロットさん、もし弟君がもう死んでいたらどうする?」

「どうもしません……」

「そうか…じゃあちょっと中を見てみるか”影分離:影目”…おっ!いたいた盗賊は全部で10人か」

「何してるんですか?」

「能力で中を見ただけだよ」

「すっすごいですね!」

「そうか?まぁ便利ではあるが……じゃあ俺は盗賊を殲滅してくるから、シャルロットさんはここにいて後で一緒に弟君を探そう!」

「はい!ありがとうございます!」


 んじゃ早速殲滅しますか

おっ!3人いた!こっちに気づいたか


「お前誰だ!」

「盗賊のアジトとしってのことか!」

「やっちまえ!」

『おぉー』

「めんどくさいな!"影分離:影腕""シャドウウェポン:シャドウアロー"」


 (影レベルが2に上がったから動かせる影が腕も増えた)

 盗賊3人の後ろの壁から腕が現れた、その手には弓を持っていた、そしてそのまま矢を3本生成し盗賊の頭目掛けて矢を射た


「がっ!」

「ぎゃっ!」

「ぐっ!」


 短い悲鳴で盗賊は絶命した


「後7人」


 洞窟の奥へ行けば盗賊7人が喋っていた


「リーダー達まだ帰って来ないのか?」

「手こずっているんだろう」

「そうだな、探すのに手間取っているんだろう」

「まぁ帰ってきたら帰ってきたで死んだ弟の為に頑張って貰おうや!」

「そうだな!あの必死ぶりと言ったら、くくっ!」


 ちっ!俺の予想通りだったか、とりあえず殲滅だ!

 

「距離は大丈夫、後は殺るのみ"シャドウトラップ:影針地獄"」


 ズシュッ!ズシュッ!ズシュッ!

 盗賊達の足下から影で作られた針が盗賊達を貫いた


「ふぅー、やっと終わったか、とりあえず死体を回収するか」



  セイヤ・カゲノ 17才 異世界冒険者

 武器:鉄の剣

 防具:革の防具

 能力:影操作(レベル2)<11%>

 魔法:なし

 スキル:属性寄付率上昇

     影収集

 称号:狼殺し・狼の天敵・狼キラー・百発百中



「シャルロットさんの所に戻るか!」

「あっ!大丈夫でしたか?セイヤさん」

「大丈夫ですけど、やっぱり弟君はもう……」

「そうですか?……」

「これからどうするのシャルロットさん?」

「どうしましょう…」

「俺と一緒に来るか?」

「いいんですか!?いやでもそれは迷惑ですし」

「迷惑じゃないよ、まぁその代わり俺と一緒に戦ってもらうけど」

「分かりました、セイヤさんの為に頑張ります!お願いします」

「うん!ありがとう、じゃあ街へ帰るか」

「あ!ちょっと待って下さい、家族のお墓を作りたいです」

「あぁそうか手伝うよ」

「ありがとうございます!」

「お父さんお母さんシャルドネ、今までありがとう。私これからは頑張るから!」

「さぁ行きましょう!セイヤさん」

「ん?もういいのか?」

「はい!もう大丈夫です」

「わかった、じゃあ行こうか」

「はい!お世話になります」



 こうして、異世界初の仲間が加わった


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