表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無属性の天下統一  作者:
冒険者になる偏
8/130

俺盗賊退治

 女の子が盗賊?に襲われていた

 これは今すぐ助けないと!




 と、いきたい所だがまずは様子見だな

 盗賊の数は5人、この位置からじゃ何を言っているか分からないな、よしっ!耳の影を先行させて、そこを通して聴くか!耳だけなら気づかれないだろうし、何かの影に紛れ込ませたらバレないな!


「んじゃあ早速”影分離:影耳"……よしっ!ちゃんと聴こえるな」

『ったく!逃げてんじゃねーよ!せっかく奴隷にしたんだからよぉ』

『いやっ!あなたたちが私を奴隷にしたくせに!弟をかえしてよ!』

 ふむふむなるほど、家族ごと襲われ両親は死に、女の子を奴隷に、弟はその姉のやる気を出すために幽閉されてると

 俺の考えが正しければ、弟はもう死んでるな


「ちっ!胸糞悪い。はぁとりあえず相手の力量を見るか、”影分離:影目”……これで鑑定!」



  ゲウリ・ラージ 30才 盗賊

 武器:鉄の剣・ナイフ

 防具:鉄の胸当て

 能力:土操作

 魔法:火魔法

 スキル:投物



 盗賊のリーダーはこんなもんだ、なかなか強いが他の4人は革の防具や刃が欠けた剣などだ、魔法やスキルもなく、能力はまだ開花していない。


 この世界では、生まれつき能力を持っているが、特訓しないと使えない。俺は特別だ。能力にも属性があり、魔法と同じで7属性+無属性だ。能力は魔力を使わないためいくらでも使えるが、能力が増えることはない。無属性はそのなかでも弱いとされている。例外はいるが、特に俺とか。


「ここから攻撃すれば倒せるか?やってみるか……”シャドウウェポン:シャドウアロー”」


 影で矢を5本作りそれを一斉に放った!

 矢は遠隔操作され盗賊の頭目掛けて吹っ飛んだ


「ちっ!4人しか殺れなかったか」

「誰だ!俺の邪魔をしたのは!?」


 そう言ってこっちにナイフを投げてきた

 危なっ!まさかバレているとは思ってなかった


「ここからは、剣で勝負だ!」


 そう言って腰の剣を取り物陰から飛び出した


「ちっ!”灼熱の火よ我敵を撃たんファイヤーボール"」

「まっ、魔法、やばっ!"シャドウウェポン:シャドウシールド"」

 ガンッ

「あつっ!…いきなり魔法撃つか!?」

「ちっ!防いだか、お前何者だ?」

「通りすがりの冒険者だ」

「ふんっ!まぁいいお前を潰すまでた!」

「やれるものならやってみろ!」

「"ロックゴーレム"いけっ!アイツを潰せ!」

「おっ!ゴーレムか手強いな、ならこっちは"影沼"!これでゴーレムは動けない!」

「ほぉ、ゴーレムが動かないな…ならば"ロックハンマー""ロックボール"」


 上と前から攻撃かよっ!これじゃあシャドウシールドは使えないな、なんたって面積が足りない。さてどうするか?まぁ避けるしかないか


「よっと!危ね!」

「やはりこっちに避けたか」


 避けた方には、ゲウリが剣を振りかぶっていた

 やばっ!剣で弾こうとしても間に合わない!


「"シャドウウェポン:影剣"」


 影剣を相手の剣の前に生成し、ギリギリ防げた

影剣を解除し


「危ねっ!でもこんなに近ければ!"影縛り"」

「なっ!なにっ!」


 影がゲウリを縛り身動き出来なくなった


「これで終わりだ!」


  ザシュッ

 鉄の剣がゲウリの首を切った

 これで盗賊退治は終了した

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ