俺依頼を受ける
大体朝の5時頃だ
「目が覚めたら知らない天井だった……なんちゃって♪」
とまぁ、お決まりのセリフを言った後用意をして下へおりていった
「おや、早いね。朝食食べるかい?」
「はい、お願いします!」
昨日と同じサラダとパン、後スープを頬張って、休憩していたら
「何でこんな朝早くに起きたんだい?」
「ギルドで依頼を受けようと思って早く起きたんです」
「そうかい、じゃあ今晩もとまるかい?」
「そうですね……泊まります。じゃあこれ銀貨1枚です。そろそろ行きますね!」
「まいど、頑張ってきな!」
「はい!ありがとうございます」
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「ギルドに到着っと!さて、今日もエルリさんの所に行くか」
そのままエルリさんのカウンターに歩いていった
「おはようございます!エルリさん」
「おはようございますセイヤさん、今日は依頼を受けに来たんですか?」
「はい、何かいい依頼はありますか?」
「そうですね…この2つが良いと思いますよ」
依頼 ランクE 採取
薬草とり
試練の森の薬草を取ってくる!
薬草10個につき大銅貨1枚
期限:なし
依頼 ランクE 討伐
ロウガ・ウルフの討伐
試練の森のロウガ・ウルフの討伐!
ロウガ・ウルフ5体につき大銅貨2枚
期限:なし
「良いですね!これを受けます」
「頑張ってください!」
「はい、がんばります!」
そう言ってギルドを出た
「さて、試練の森へ行く前に武器屋と防具屋に行くか」
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歩いて5分ほどした所で武器屋に着いた
「すいません!武器を買いに来たんですけど!」
「あぁそこら辺に並んでいる物で自分に合った武器を選びな。オーダーメイドは鍛冶屋に言いな」
「分かりました。見させて貰いますね!」
さて鑑定………んーどれもパッとしないな……おっこれいいんじゃないか?ちょっと錆びてるけど
鉄の剣 ランクC
能力:重量軽減
属性寄付率上昇
なかなかいいな!
「すいません、これください!」
「これは長年売れなかったから大銅貨7枚でいいよ」
「ありがとうございます!それじゃこれ大銅貨7枚!」
次は防具屋だ
防具屋は武器屋の隣だから楽だな
「すいません、防具を買いに来たんですけど!」
「はいはい!どのような物をお探しで!」
「冒険者成り立てなので、値段が低く軽くて動きやすい防具が良いです」
「なるほど、でしたらこの革の防具はいかがでしょうか?」
「そうですね……」
鑑定!
革の防具 ランクD
能力:防護力小上昇
「それにします!」
「お買い上げありがとうございます。銀貨2枚です」
「はい、これ銀貨2枚です。ありがとうございました」
「またのお越しをお待ちしております」
装備も揃ったしそろそろ依頼をするか
そう言ってそのまま試練の森に向かっていった
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「とりあえず、薬草を探してみるか!」
「たしか、ハートの形をした葉っぱだよなー………おっ!あった、これか!この調子なら30個はあるな」
30個を取り、次はロウガ・ウルフを探して歩いていた
「全然居ないし、ちょっと実験でもするか。鉄の剣に俺の影操作で属性寄付をすれば……出来た!"影鉄剣"これなら影も温存出来るし切れ味も上がるから、一石二鳥だな!」
ガサッガサッ
するとロウガ・ウルフの群れが現れた!
「20匹位か、丁度いい!"影鉄剣"の試し切りだ!」
そう言った直後2匹が突進してきたが、それを避けてロウガ・ウルフの首を確実に切った!
「すごい切れ味だが数が多いからきついな!よしっ!こうなったら"影剣"!これで二刀流だ!」
ブシュッ!ブシュッ!ブシュッ!
「はぁはぁはぁ、やっと終わった、とりあえずロウガ・ウルフを回収するか」
セイヤ ・カゲノ ランクE 異世界冒険者
武器:鉄の剣
防具:革の防具
能力:影操作(レベル1)<51%>
魔法:なし
スキル:属性寄付
称号:狼殺し・狼の天敵
「大分%もたまってるな、それに属性寄付ってスキルなのかよ!称号も増えてるし、はぁとりあえず、帰るか」
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ギルド
「エルリさん依頼終わりました!」
「ずいぶん早かったですね♪」
「そのぶん疲れましたよ」
「お疲れ様でした。では換金するのでこの台に並べてください」
「疲れてたんで、討伐部位じゃなくてそのままですけどいいですか?」
「大丈夫ですよ」
「それじゃ、よいしょっと!これで全部です」
「けっ.けっこうな数ですね!?」
「群れに会っちゃって倒すのに時間がかかりましたよ」
「たっ.大変でしたね!それでは、換金します」
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「お待たせしました、銀貨11枚です。またのお越しをお待ちしております」
「ありがとうございました」
今日は疲れた!もう帰って寝る、おやすみ!
こうして、異世界初依頼は無事に終わった!