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無属性の天下統一  作者:
冒険者になる偏
5/130

俺冒険者になる

 さて、アルゴさんに言われたとおりに、冒険者ギルドに行くか!


「それにしても、この街なかなか賑わっているな。しばらくはこの街を拠点にするか」

「おっ!あれが冒険者ギルドか?」


 他の建物よりも、作り込まれてるな

 とりあえず、中に入るか


 ギルドに入ると、賑やかな声が聞こえてきた


「へー、ギルドに酒場があるのか、それで正面に受付か」


 受付は3つあるが、どうするか?


 右の1人は、強面な30代くらいの男の人、この列はそんなに人が並んでいない。

 真ん中の1人は、ボンキュッボンな20代前半のお姉さん、この列が一番人が並んでいる。

 左の1人は、俺より少し下の獣人の女の子、この列は……誰も並んでいない。

 獣人の女の子は普通にかわいいのにどうしてだ?行って見るか


「あのすいません」

「はっはい!な.何でしょうか?」


 あ!かわいい!どもってるところがかわいい!

 鑑定しよう!



  エルリ・グラスト 15才 ギルド職員

 武器:なし

 防具:なし

 能力:水操作

 魔法:なし

 スキル:接待



「冒険者登録したいんですけど?」

「えっ!?私のところでですか!?」

「そうですけど、もしかして受付間違えましたか?」

「いえ!そうではなくて………私獣人だから」

「獣人って、嫌われているんですか?」

「知らないんですか!?」

「はい……なにぶん田舎もので」

「あ!すいません、お客様に!」

「別に気にしてないので、それより教えて頂けませんか?獣人が嫌われている理由?」

「分かりました!この国では、人族以外の種族が敵視されているんですよ」

「どうしてですか?」

「それは、1000年ほど前に獣人を含めた多種族が、この国に攻めて来たからです。今では、和解しているんですが一部の人がまだ敵視しています。特に冒険者は」

「なるほど、だから誰も並んでないのか」

「そうですね、あっ!冒険者登録でしたよね」

「あ!そうです」

「ではこちらに名前と年齢使える魔法と能力階級をご記入下さい」

「分かりました」

.

.

.

「セイヤ・カゲノ様ですね、魔法はなし、能力も初級ですね、ではEランクから始まりです。こちらギルドカードです、頑張ってください!」

「ありがとうございます!あっ!後換金所とオススメの宿ってありますか?」

「換金所は、ギルドの左側にあります、宿は"森の泉亭"がオススメです。地図書きますね!」

「いろいろありがとうございます!また来ますね!」

「はい、ありがとうございます」


 さて、換金所にオオカミを換金してくるか


「すいません、換金して欲しいんですけど?」

「分かりました、こちらの台に置いて下さい」


アイテムボックスから、ロウガ・ウルフとワーウルフを出し、台にのせた


「これは!ランクBのワーウルフ!?これをあなたが1人で倒したんですか?」

「はい、そうです。強かったです」

「普通は、5人パーティーが頑張って倒せるレベルなんですけど……少々お待ち下さい、いまお金を持ってきますから」

「分かりました」

.

.

.

「お待たせしました、討伐部位だけではなかったので、少し値段が下がりますがよろしいですか?」

「大丈夫です」

「それでは、こちら大銀貨5枚と銀貨7枚です」

「ありがとうございました」

「またのお越しをお待ちしております」



 この世界のお金は


 銅貨=100円

 大銅貨=1000円

 銀貨=1万円

 大銀貨=10万円

 金貨=100万円 

 白金貨=1000万円

 になっているから、今回の換金額は57万円になるな


「さて、そろそろ宿に行くか」


 地図を見ながら歩いて10分位で宿が見えてきた

 カウンターには40代後半くらいの女性がいた


「すいません、泊まりたいんですけど?」

「食事付きで一泊銀貨1枚だよ」

「それでいいです」

「あいよ、夕飯は鐘が6回なってからだよ、体を洗うなら外の井戸から水を自分で持ってきな、タライとタオルは貸し出ししてるから」

「風呂はないんですか?」

「風呂に入るのは、貴族ぐらいだよ。もっと高い宿に泊まれば別だがね」

「そうですか。じゃあタライとタオル貸してください」


 よしっ!風呂付きの家を買おう!


「あいよ、これタライとタオル、後これ鍵。外出するときは荷物を持っていかないと盗られるかもしれないから注意しな」

「はい、ありがとうございます」

「もう夕飯食べるかい?」

「はい、貰います」


 食堂に入り座っていると、シチューとパンとサラダが出てきた


「すまないねこんな物で」

「良いですよ、ではいただきます!」

「ん!美味しいこのシチューこくがあって美味しい、このサラダもしゃきしゃきしていて美味しい、このパンも焼きたてで美味しい!全部美味しいです!」

「そう言ってもらえると嬉しいよ」

.

.

.

「ごちそうさまでした!」

「お粗末さまでした」

「それじゃあ部屋に行きますね」


 さっさと体を拭いて寝るか


「くぅー、冷たいけど気持ちいい!」


 タライとタオルを返して、部屋のベッドで横になる


「今日はいろいろあって疲れたな、明日も朝早くからギルドに行って依頼を受けるし早く寝るか」



 こうして異世界2日目は静かに終わりを告げた

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