表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無属性の天下統一  作者:
冒険者になる偏
3/130

俺魔物と戦う

 街を目指して2時間たったが、街どころか森すら抜け出せないでいた。

「一向に森を抜けないな。まぁそのおかげで影操作の練習が出来たから良しとするか」

 影操作レベル1で操作出来る影は、頭の部分しかないことが分かった。

 だいたい、マンガ本2冊分位しか今は操れない。それでもどんな形や強度も自由自在だから、レベルを上げれば上げるほど便利だな。


「影を使った戦闘方法もいろいろ考えないとダメだな」

 30分くらい戦闘方法をイメージしていたら

「グゥーッガウ!!」

「ッ!オオカミ?」



   ロウガウルフ ランクE

 能力;なし

 魔法;なし

 スキル;なし


 「やっぱりオオカミか、丁度いい影操作の実験だ!」

 そう言っているとオオカミが突進してきた

 「おっと!そんなに速くないな…これなら『影剣』!まずは一発!」

 オオカミが突進してきたところを避け、"影で作った剣"影剣でオオカミの側面を切りつけた。

 ブシュッ

「ワァーン!」

「今だ!オオカミが怯んだ隙に」

 2,3撃入れるとオオカミが動かなくなった

「モンスターだけど動物?を殺すのはいい気分じゃないな」

「この死体どうすれば良いんだ?ひょっとしたら!!影に入れれないか?」

 そうして死体を影に近づけたら

 チャプ~ンと水に入れた時のように沈んでいった。

「おー!上手くいったな!アイテムボックスみたいで便利便利♪」

 ポンッ

 ステータスが現れた


  セイヤ・カゲノ 17才 異世界漂流者

 武器;なし

 防具;なし

 能力;影操作(レベル1<1%>

 魔法;なし

 スキル;なし

 加護;魔法習得補正(初級魔法のみ)

    言語理解

    鑑定


「ん?影操作の1%ってなんだ?もしかして、さっき死体を入れたからか、だとしたらこの%が100になるとレベルが上がるのか?そうだとしたら、モンスター100匹か。ちょっとキツいなぁ」

 そう思いながら歩いていると

 ドガーン!

 という音とともに奥の方の木がなぎ倒され、170cmほどの二足歩行のオオカミが現れた。

 「ってまたオオカミかよ!たがさっきのオオカミより強そうだな」



  ワーウルフ  ランクB

 能力;なし

 魔法;なし

 スキル;縮地法

     



「ランクBって明らかに強いな!それに能力までもってやがる!」

 シュッ!

 ドンッ

「がっ!ゴホッゴホッ、速すぎるだろ!くそっどうするッどうすればいい!」

 やばいやばい、このままじゃ殺される!なんとかするんだ!

 逃げるか?いやダメだあいつの足なら追い付かれる


「なら戦うしかないか!『影剣』これだけじゃまだ足りない、ならどうする!」

 ワーウルフから目をはなさず考えていると、ふとワーウルフの後方にさっきオオカミと戦っていた場所が目に入った。その時ピンときた、アイテムボックス使えるんじゃないか!


「これならいけるか、チャンスは一瞬だ!見逃すな」


 シュッ

 その直後ワーウルフが消えた.今だ!

「『影沼』!入れッ」

 ジュポン

「入った!あいつの足さえ止まれば怖くない!」

 ザシュッザシュッザシュッ


「グワァウ……」


「やったか?……よっしゃー!!!」




  セイヤ·カゲノ 17才 異世界漂流者

 武器:なし

 防具:なし

 能力:影操作(レベル1)<31%>

 魔法:なし

 スキル:なし

 称号:狼殺し



それを見たすぐ後、セイヤはその場にたおれこみ深い眠りについた


こうして異世界一日が静かに終わりを告げた。

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ