俺ステータスを見る
気がつけば俺は、どこかの森に倒れていた。
「ここが異世界なの?」
周りを見てもただの森にしか見えない。普通の森だから本当に異世界なのか分からない。そう考えていたら空に人の背丈位ある鳥のような何か?が飛んでいた。
「おぉースゲー、本当に異世界なんだ!」
そう騒いでいると鳥のような何か?が俺を見たような気がしたから急いで近くの木のかげにに隠れ、やり過ごした。
「これからどうしようか?そういえばステータス見れるんだっけ。んー物は試しよう"ステータス"」
セイヤ・カゲノ 17才 異世界漂流者
武器;無し
防具;無し
能力;影操作(レベル1)
魔法;無し
スキル;無し
加護;魔法習得補正(初級魔法のみ)
言語理解
鑑定
「おぉー出た出た、この影操作が俺の元からの能力なのか。後は魔法習得補正は、俺があのエラ神(偉そうな神)に頼んだ能力の劣化版か。言語理解と鑑定は転生の定番だね」
魔法習得補正と言語理解、鑑定は何となく分かるけど影操作はなんだ?
そう思いながらステータスを見ていると、ポンッ!と音をたて説明文が出てきた。
「これが鑑定の力か、便利だな」
影操作
どんな影でも操れるがその効果は能力レベルに比例する
「名前そのまんまの能力だな。なかなか使い道があるな」
魔法習得補正
一度使った魔法を魔力を使わずに使用が可能、ただし初級魔法のみ
「これも便利だけど初級魔法だけじゃな~まぁ今考えても
仕方ない、とりあえずこの森を抜けて早く人のいる場所へ行きたい。よしっ!勘で歩いて行くか」
こうして異世界一日目は始まっていった。