俺魔族と戦う
「よしっ!これからリンシャルの街を襲う!我らの命に変えても攻め落とし、我らの魔王様が征服する世界への第一歩にするのだ!」
『おぉぉぉぉ』
「では!突撃ぃ!
『おぉぉぉぉ』
「おいさっき何か聞こえなかったか?」
「ん?何かってなんだよ?」
「向こうから雄叫びのような……っ!」
「どうしたら急に震えて、向こうに何かあるのか?……っ!」
『ま…ぞく』
.
.
.
「ま.魔族だー!皆逃げろー!」
「え?」
「どうせ嘘だろ」
「嘘じゃない!門の向こう側を見てみろ!」
「きゃ!きゃぁぁぁぁぁ魔族よー!」
「う嘘だろッにッ逃げろー!」
「冒険者ッ!冒険者を呼んでー!」
ドガンッ
門が破られ魔族達が侵入してきた
数は100人と少ないが魔族は人間よりも魔法も身体能力もずば抜けて高い
「我は!魔王四天王の1人、獄炎のゴルドの部下!3番隊隊長"炎天のギルグ"!このリンシャルの街は我魔王軍が占領する!」
「させるかそんなこと!このBランク冒険者の"土竜のボギー"が阻止してやる!」
「おぉー!ボギーが居れば何とかなる!」
「頑張れ!ボギー!」
「この街唯一のBランク冒険者の実力を見せてやれ!」
「いくぜ!"ロックボール""ロックハンマー""ロックボンバー"!これでどうだぁ!」
「うむ、なかなかやるな"誘導炎"」
ボギーが放った岩を誘導炎<ミサイル>がすべて砕き、ボギーの顔面目掛けて突っ込んだ!
「うぎゃ!」
「な!嘘だろ!あのボギーが一撃でッ!」
「もう!もうダメよ!」
「何で!何でこの街なんだよ!」
「ふんッあの程度の一撃でくたばるとは人間は柔いな」
ボギーの顔は顔と分からない位にぐちゃぐちゃだった
「ありゃ、これはグロいな。まぁ今は俺の実験の餌食になってくれや魔族さんや♪」
「貴様いつの間に現れた!?」
「危ないぞ坊主!」
「早く逃げましょう!」
「大丈夫大丈夫!」
「うむ、一瞬で終わらしてやろう"誘導炎"」
「おっと!危ない危ない♪"シャドウホール"……よしっ!うまくいった!」
「なにッ!?どッどうなっている!」
「まだ実験はあるぞ!"糸影:シャドウギロチン"!」
「ぎゃッ!」
黒髪の青年が何かの能力を使ってギルグの首を吹っ飛ばした
「え?……うそ!」
「あの坊主がボギーの勝てなかった魔族を一撃で!?」
「もうちょっと実験したかったなぁ、まぁ後100人残って要るから大技使うか!"影流星"!」
ドドドドドン!
空から真っ黒な隕石が何個も降ってきた
「うぎゃッ!」
「げぎゃッ!」
「ごぎゃッ!」
「うん!バッチシ!影だから地面に着く瞬間に普通の影に戻せば地面も傷つかない」
こうして、街は謎の青年によって守られた
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