俺、暇をもて余す
「ふぅ……これで武器の方は問題なさそうだな」
セイヤはミアの店から出てそう呟いた。
「しかしやること無くなったなぁ。宿へ帰るのもあれだしなぁ」
宿に帰ってもやることないしなぁ。
どうしよう?
「う~ん?……俺、暇な時何してたっけ?」
え~と暇な時は~って!暇な時は大抵狩りをしてたな!
「はぁ……じゃあ狩りをしようかな」
善はいそげだ!と子供のように森へ走っていった。
◆◇◆◇◆
◇◆◇◆◇
「よし!森到着!……さーて獲物は何処にいるかな~?」
この辺には~……
「お!ウッドゴーレムを群れがいるな。よし!アイツらでいいか」
ウッドゴーレム
ゴーレムの種類の1つ。
邪な思いを持った木が、変化したとも言われている。
主に火属性に弱い。
「久しぶりに鈍った射撃でもするか。【シャドウウェポン:影・回転式拳銃】!」
久しぶりに握る感覚に少し興奮するセイヤ。
カチャカチャと鳴らし、弾丸をこめる。
「まだ気付かれてないようだが、これを射てば気付かれるだろうな。……まぁそれでも大丈夫だろう」
ダンッ!ダンッ!……
「ヴゴォ!」
「ガバァ!」
『ブゴォ!!』
気付かれたッ!!
「だが遅い!【魔導武装:火弾】これで完封勝利だ!」
ダンッ!ダンッ!ボウッ!……
『ウゴォ!!!!』
「さっさと灰になりやがれ……」
ボンッ!
『ウバァ!!』
さっきより勢いが増して燃えていく。
「とっとと死んどけ……【ファイヤーボール】……」
ボンッ!……
サラサラ~……風が吹き灰が空に舞い上がる。
「ふぅ……スッキリした!さて帰るか!」
ただただウッドゴーレムを燃やして帰るセイヤであった。
この話は自分でも面白くないと思いました!すいません!ネタが思いつかなかったんです!