俺魔法を使う
翌朝、シャルロットと一緒に武器屋に来ていた
「シャルロットさんには、後衛をお願いしたいので、魔法使いになってもらいます」
「分かりました!頑張ります」
「じゃあ杖を買いましょうか」
「分かりました、どれがいいでしょうか?」
「自分で使う防具は自分で決めて下さい、パーティーを解散する可能性がありますから」
「え?……解散はイヤですけど、分かりました自分で選びます!」
「えっと…じゃあこの杖にします!」
「分かりました、じゃあこれお願いします」
「銀貨3枚だ」
「銀貨3枚です、じゃあ次は防具です」
武器屋の隣の防具屋へ行った
「このローブお願いします」
「はい!こちらは大銀貨1枚です」
「分かりました、じゃあこれ大銀貨1枚です」
「すいません、セイヤさんこんな高いもの…」
「いや、攻撃をくらうよりはいいから」
「ありがとうございます!」
「良いから、次は魔法屋だ」
防具屋から10分程で魔法屋に着いた
みるからに魔女っぽいおばあさんがカウンターにいた
「すいません、この子の属性を見てもらいたいんですけど」
「あぁじゃあそこに手を置きな」
「分かりました」
シャルロットが水晶に手を置くと、水晶が黄緑と青に光った
「お嬢ちゃんは風属性と水属性が使えるよ」
「私が二属性も!…やりましたセイヤさん!」
大体の人が一属性しか持っていないがシャルロットのように二属性以上持っている人もいる
「あんたもどうだい?」
「ん?俺か、やってみるか」
俺も水晶に手を置くと、水晶が赤、青、黄緑、茶、黄、金、黒色の七色がかすかに光っていた
やっぱりか、エラ神の加護で全属性の初級が使えるから薄く光ったのか
「おっお前さん七属性使えるのか!?」
「えぇ、初級だけですけど」
「すっすごいです!セイヤさん!」
「そうなんですか?まぁまだ使えないからここで魔導書を買いに来たんですけど」
「すごいなお前さん、こんなにすごいやつは初めてみたよ。よしっ!今日はおまけしてやるから何でも持ってきな」
「ありがとうございます、じゃあ彼女には風と水の初級と中級の魔術書を、俺には全属性の初級魔導書を下さい」
魔術書と魔導書の違いは、魔術書は詠唱の仕方を書いた物で、魔導書は魔法陣の書き方の書いた物だ
「ん?お前さん、魔導書が欲しいのか?」
「そうですけどなにか?」
「あんな戦闘では時間がかかってやくにたたない物を金を払って欲しがるやからはいないよ」
「あぁ大丈夫です、やり方はいくらでもありますから」
「そうかい……じゃあ売れなかった物だからタダでやるよ、それと魔術書4冊で大銀貨1枚だよ」
「分かりました、大銀貨1枚です、ありがとうございました」
「あぁまたおいで!」
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試練の森
魔法の練習の為に試練の森にきた
「とりあえず、練習しようか」
「はい!じゃあ水属性から……『生を生み出す水よ今我敵を撃たんウォーターボール』
パシャン
ウォーターボールが当たった木はえぐれていた
「おぉー定番だな……どうしてウォーターボールにしたんですか?」
「魔術書によると魔法はイメージだと書いていたので一番イメージしやすい魔法にしました」
「なるほど魔法はイメージか、よしっ!俺もやってみるか!」
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そう言って魔法陣を書きはじめて30分がたった
「やっと出来た!書くのムズすぎだろ!……よしやってみるか、これに魔力を注いでってどうやって魔力注ぐの!?」
「えっとそれはですね、魔法陣を自分の体の一部だと思い、そこに血が流れるイメージをすれば出来るはずです」
「なるほど、こうやれば」
体から何かがすっと抜けたような気がした
これが魔力か
よし!イメージだ、水の槍があの木を貫くイメージを!
それでも出来たのはウォーターボールだった
「もしかして、初級の魔法陣って○○ボールだけなの!?だとしたらイメージ意味ねー」
マジで何なのこれ!……まぁ使い用はあるか
「よしっ!もう一回って魔法陣消えてる!?使い捨てなの!……はぁこうなったら影の出番だ♪」
影を魔法陣の形にすれば
「出来た!30分かかったものが10秒もかからなかったな……よしっ!発動するかな?"ウォーターボール"」
パシャン
「うん!出来た、しかも魔力も減ってないことをみるとエラ神の加護も発動してるな!これを影術式と呼ぼう、これで即戦力だ」
このあと他の属性を影術式を使おうとしたが一度書かないと使えないことが分かり夕方まで必死に書き、全属性の○○ボールを使える用になった
こうして、全属性の初級魔法を使える用になっ
総合評価ください!!