俺精霊とのやりとり
朝、目を覚ますと隣には…………アリスが寝てました!!……。
はい、はたから見たら犯罪者です。……何で?
確か昨日の夜はアリスが仲間になったから二人部屋に変えてもらったんだよな。何で二人部屋かっていうと(アリスはまだ子供だから一緒の部屋の方角良いよな)っていう考えからだ。
(でも何でベッドが2つあるのにアリスが俺のベッドに入って来てるんだ?)
「ん~、むにゃむにゃ……セイヤぁ」
(あー癒される~!)
セイヤがだんだんロリに毒されていると思うんだ。まぁ作者《俺》が書いてるんだけどね!
「何かバカにされたような気がするんだけど気のせいかな?」
気のせいですよロリコン……。
「やっぱりバカにされてるよ…………
ゴーンゴーン!
なって、やばっ!もうこんな時間かよ!おい、アリス早く起きて出かける準備をしてくれ!」
「う~ん……あさごはん?」
アリスが可愛らしく首を傾げる。
「時間がないから朝ごはんは後だ。それより早く準備をしてくれ」
「ん~?分かった!……そりゃあ!」
そりゃあ!っと、突然アリスが服を脱ぎ捨てた。
「ちょ!アリス!俺が……男がいる前で服を脱いじゃいけません!」
「?……私はきにしないよ?」
アリスがまた首を傾げてそう言った。
「いや、俺が気にするんだよ」
そうだよね!ロリコンのセイヤには刺激が強かったよね!
きっと周りのロリコン《人》も分かってくれるよ!
「ん?何か侮辱されたような気がするな」
してないしてない!してるのは世界中のロリコンの人だけだよッ!主に嫉妬だと思うけどね!
「俺はロリコンじゃないッ!!」
「!?……どうしたのセイヤ?」
「いや、ロリコンロリコンって言われているような気がしてな」
「へぇそうなんだぁ」
アリスは見せつけるようにセイヤの前に立って言った。
「……はぁ、アリス、へぇそうなんだぁ、じゃなくて早く服を着ろよ。じゃないと置いて行くぞ」
「ああぁ!!ちょっと待って!今着るから置いていかないで!」
アリスはパタパタと大急ぎで服を着ていく。そのせいで髪の毛がぐちゃぐちゃになってしまっている。
「はぁ、アリスじっとしてろよ」
「え?なになに?はうっ!」
なでなで……
「あ、あう、はうぅ!」
セイヤが撫でながら器用に髪の毛を直してやっていく。
「よし!こんなもんでいいか」
「はぁ、はぁ……何でやめちゃうの?」
「何でって髪の毛を直し終わったからだよ」
アリスは、むぅ!となってほっぺをふくらます。
「もっとやってよぉー!」
「はいはい、帰ってきてからな」
「むぅ……分かった」
「よし、なら早く門に行くか!」
「うん!」
セイヤとアリスは走って宿を出ていったのだった。
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