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無属性の天下統一  作者:
魔族大陸生活編
101/130

俺精霊と契約(2)

 目を開けるとアリスとキスをしていた。


 (え?ちょっは?何でキスしてんの?)


 セイヤは混乱しながらもアリスの肩に手をおき、優しく押してアリスから距離をとった。


「ぷはっ!……何で離れるの?」


 アリスが顔を赤く染めながら聞いてきた。


「うん、普通離れるよね。だって絵ずら的に完全犯罪者だよね俺」


 こんなところを日本で見られたら即通報されるレベルだ。いたいけな少女?幼女とキスをしているんだからな。


「はんざいしゃ?何で?」


 まぁ、あくまで日本ではの話だからこの異世界では関係ないだろう。……好んで幼女とキスするヤツは少ないだろうが。


「何でって言われても日本では……はぁ、もういいや。それより何でキスしたんだ?」

「そ、それは契約に必要だったから……」


 (なるほど!契約に必要だったのか!)


「でもキスっていうのは好きな人にだけするものだぞ。特にこれまでキスしたことがないならさらに大事にするものだぞ」

「だ、大丈夫ッ!私セイヤのこと好きだからッ!ファーストキスを捧げれて良かった!」

「…………」


 (えぇー!どこで好かれたのッ!?会ってそんなに時間経ってないよね!)


 さんざん能力を食べさせておいて『契約したいッ!』って言われたのに気付いてなかったのかよッ!

 何でアリスに対してだけ鈍感なんだよ?


「セイヤは何回キスしたことがあるの?」

「……さっきのが初めてだ(こっちの世界ではだけどな)」

「え?ホントッ!?」

「あぁ本当だな」

「~~ッ!う、嬉しい♪……」


 (そんなに嬉しがっているところ申し訳ないが、あくまでこの世界ではだ。

  元の世界ではファーストキスが妹だったからなぁ。それにアリスと同じくらいの年の頃だったな。

  あれからキスはしたことが無かったけど2回ともロリータ相手はさすがに無いんじゃないですか神様?)


 キスは今回が2回目ではない。

 何百回も何千回もしている。

 セイヤが覚えていないだけだ。

 セイヤが初めてキスをした夜から毎晩セイヤが寝ると妹がキスをしに来てたのだ。それもセイヤがトラックにしき殺される前日の夜も……。


 セイヤと妹は1才差でアリスの見た目が小学生1年生ぐらいだから7才から16才までだからざっと3000回以上はキスをしている。

 人には知らない方が良いこともある、まさにその通りだ。これがバレていたら家族崩壊が目に見えている。

そんな事を知らずにセイヤは……


 (アイツ(妹)は元気にしてるかな?)


 なんて呑気にしていた。

 

 元気な訳がないだろッ!かなりのブラコンなんだから何をするか分からない。


「あ、契約は出来たのか?」

「うん、手の甲を見れば分かるよ」

「手の甲?」


 右手の甲を見ると地面に書いてあった魔法陣がミニサイズで刻まれていた。

 因みにアリスにも同じものが左手の甲に刻まれている。


「これはなんだ?」

「分からない。契約したら出るとは分かっているんだけどどんな効果があるのかは不明なんだって」

「そうか。……ところで俺は何か変わったのか?」

「うん、鑑定してみたら分かるよ」



「なるほど……【鑑定】ッ!」


総合評価よろしくお願いします!

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