俺Dランク昇格
街へ帰る帰り道、俺は自分の能力とシャルロットの能力のことを話していた
「シャルロットさん、自分の能力分かりますか?」
「いえ、……自分の能力が分かれば特訓出来るんですけど」
「シャルロットさんは、風操作の能力を持ってますよ」
「え!……何で分かるんですか!?」
「俺のスキルに鑑定があるから」
「何ですか!?そのスキル!?」
鑑定スキルは、ないのか
「鑑定したい物を見て、鑑定と念じれば、武器、防具、能力、魔法、スキルが分かる、例えばシャルロットさんは、武器、防具なしに能力は風操作開花前、魔法、スキルもなしになる」
「すごいですね!そのスキルがあれば戦闘の時の対策になりますね!」
「そうそれでシャルロットさんは風操作を使えるようにしてもらいたいんです」
「分かりました、やってみます!……」
ヒューヒュー
「で!できました!私能力使えるようになりました!」
「おぉ!やったな!でももっと訓練して使いこなせるようにしていこう」
「分かりました!頑張ります!」
「じゃあ次に俺の能力の事を教えるよ」
「はい、あの黒いモヤモヤしたやつですね!盾になったり剣になったり相手を縛ったりすごいですね!」
「よく見てるな、俺の能力は影操作って言うやつだ、すごい便利だな」
「影ってなんですか?」
「えっ!影知らないの?」
「はい、影って黒いモヤモヤのですか?」
この世界の人って影をしらないのか?これは、良いことを聞いたな。俺の能力が分からなければ対策をたてれないからな
「まぁそれも影かな、影は誰にでもある物だよ。ほらシャルロットさんの足下のシャルロットさんの形をした黒いのが影だよ」
「えっ?これが影ですか?今まで気にしてなかった」
「へぇ、この影操作、無属性だけど便利なんだよ」
「本当ですね!どんな物にも出来そうですね」
「まぁ変幻自在だからな、おっ!街が見えてきたぞ」
「あっ!本当ですね!早く行きましょう!」
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アルゴさんに挨拶をし、ギルドまでやって来た
「エルリさん、依頼終わりました」
「あっ!セイヤさんお疲れ様でした!これでDランクですね!おめでとうございます」
「ありがとうございます、それと途中で盗賊が出たんで倒したんですけど」
「それでしたら死体ならこの台座に乗せてください」
「分かりました、よっと!」
影から死体を次々と出していく
「こ!これは«溶岩の盗賊»のゲウリじゃないですか!これをセイヤさん1人が倒したんですか!?」
「そうですけど、あ!何かまずかったですか?」
「いえ、なかなか倒せず被害ばかり増えていたので助かりました。それでは、ゲウリの懸賞金と依頼の成功報酬を一緒に持って来るので少々お待ちを」
「分かりました」
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「お待たせしました、金貨1枚と大銀貨2です」
「こんなに貰えるんですか?」
「はい、ゲウリの懸賞金が高かったので」
「なるほど……じゃあそろそろ行きますね」
「はい、またのお越しをお待ちしております」
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「シャルロットさん宿に行きましょうか」
「あの…その…お金がありません」
「あぁいいよ俺が出すから」
「そんな!申し訳ないです!」
「良いから良いから!」
「あ!ありがとうございます…」
「明日はシャルロットさんの防具とかを買いに行くから早く寝てね♪」
「ありがとうございます!……♪」
こうして、セイヤはランクDに昇格した
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