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勝気恩帝国  作者: みかん
5/5

革命同盟

「とりあえず終わった…」

テラはとても疲れていた。あの基地に滞在していたら捜索から帰ってきたヘイスにやられる。その前に何とかライトや資源を集落まで運んだ。ライトを運ぶのがかなり大変だった。鎧のせいで余計に重い…!

「さあ今後の方針をどうしようかな…」

「みんな、なんか案ある?」

仲間の闇に聞いた。

「疲れました。睡眠も、大事です。」

「「「おやすみなさい!!!」」」

寝てしまった。

「はぁ…今後の方針を決めないわけにもいかない…仮眠だけとってとりあえず色々決めとくか…」


仮眠をとった。

「うーん…あんま疲れは取れないな…」

現在一番の問題は食料不足と仲間不足だった。30人で一旦、集落を作ってもいいが、テラにとってそれはあまりしたくない選択だった。

「ああ…もう失ったのか…」

テラは疲労感と悲しみで気絶してしまった。


…おーい

…おきろー

(なんか聞こえるぞ…)

ボゴッ!

「起きろーーーー!」

「はっ!」

テラは首を振り回して周囲を確認した。

「あんま痛くないぞ!夢だっ!」

ガバッ!

テラは再び寝た…瞬間にまた殴られた。

「やっぱ…夢じゃない!」

「やーーっと起きたか!2日間寝てたんだぞ!」

「じゃあライト2日間僕に起きろと叫び続けてたの!?」

「なわけねえだろ!あまりにも起きないから殴ったんだよ!」

(光ってこんな凶暴なもんなのか!?)

「テラ、食料は1ヶ月持つ。逆に言えばそれだけしか持たん。」

「やっぱそうだよね…あぁ!どうすればいいんだ!」

「だからだめなんだよ!一兎しか追わないからできないんだ!一兎といわず二兎も三兎も追えば良いんだよ!」

「そんな都合のいい方法あるわけ…」

「あるんだな〜実は!」

「とっておきのヒサーク!」

ダンッ!

ライトは机に地図を叩きつけた。

「見ろ…この地図によれば俺たちがいるのは核の左下らへんだ…」

テラは説明を待った。

「いいか?知ってると思うが、この地底には太陽光が当たる光エリアがある。地底の外周をぐるっと囲むようにな。」

「本当はここを占領するのが一番早い…資源も奴隷もいるから全て手にはいる。」

「じゃあそこを何とかすればっ…」

「がっ…壁が張ってあってはいれない、軍隊がとてつもなく多くなる、失敗すれば一巻の終わり…」

「そう都合がいい話なんてねえのさ!」

「じゃあヒサークってなんだよ!」

思わずテラは声を出してしまった。

ダンッ!

「秘策はこいつだ!」

ライトは手をある地点に叩きつけた。

そして、こう書いてあった。

 ー反乱軍の集落ー

「要するにここにはお前と同じ志を持った同志がいるっ!」

「反乱軍集団のなかでも一番規模がでかい!ここに行って手を組めれば一気に強くなれるっ!」

「おおっ!すげえ!なんてこった!」

「テラっ!起きろっ!準備だぞっ!」

「うぉぉぉぉぉ!」


全員で出発した。資源は隠した。これで光が来ても被害はなし。遠くに何か見える。嫌な予感なした。

「待て…!」

テラは遠くをじっくりと眺めて言った。

「光の商人だ…」

「うぉぉぉ!逃げられる前にやるぞ!」

「そう思うよな…!ランガン…!」

「待て…ライト…ランガン…もう少しこっちに引き寄せてからだ…」

イーグル・ランガン、ライトほどではないが足が速い、ライトよりも小回りがきく。ライトにあこがれて突撃することを夢見ていた。

商人との距離が近づいてくる…50…45…40…

「今だ!」

シュンッ!

2人が瞬時に消えた。

「「飯を!よこせぇぇぇぇぇ!」」

「ぬぁんだ貴様らぁ!」

ザドシャッ!

「うぉぉぉぉぉ!これが突撃!最高!」

こうして同志の集落へと向かった。


同志の集落の監視塔にて…

「何か近づいてくる…」

「闇と…光も一人…計30人ちょっと…」

「あれは…ワーリッド・テラ!ワーリッド・テラだ!すぐに門を開けろ!!」


大量の木で作られた囲い、矢倉、住宅…

テラたちは驚きながら門の前に立った。

ギィィィ…ドンッ…

「着いた途端に門が開きましたよ、テラさん」

闇の一人が言った。

「うーん何だ…?」

そう言ってる間に誰かが歩いてきた。

全体的に服装が白い。

「こんにちはワーリッド・テラ様とその御一行様。お待ちしておりました。私はホワイト・ヒショスタントです。」

「おおっ!なんか歓迎されてるぞ!」

「こちらにお越しください、スターラ様がお待ちです。」


「どうぞ。中が狭いので、テラ様とライト様のみお入りください。」

テラとライトが中に入ると、誰も座っていない空っぽの椅子があった。

「すげえ…どんだけでけえ椅子なんだよ…」

(この椅子、誰も座っていないのか…)

テラはそこに驚いていた。

椅子の隣にちょこんと座って寝ている闇がいた。

三角形の帽子をかぶっていてどこか見覚えがあるような服装な気もする。

そして片目を開けた。

「そこにいるのは…光…?」

サッ

次の瞬間には謎の木の棒を持って構えていた。

何かを描くように木の棒を振りつぶやいた。

『フレイミオ!』

ドォン!

「あっっっつ…!」

テラは起きた出来事を瞬時に理解できなかった。

ライトは全く反応できずに攻撃を食らった。

(こいつは…魔法使いなのか…?)

「追撃…『ボルテッ…」

「ストップストップストップ!」

「止まって!いったん止まって!」

魔法使いが止まってこっちを見た。

「あ…あぁ…あ…ワーリッド・テラ…?」

「そうだよ、話があってきたんだ。」

「生きているとは…なんとありがたいことだろうか…」

「?…まあいいや…協力してほしいんだ、食料も仲間も足りなくて…」

「私達の集落の長は死んだ…毒で死んだ…今…長はいない…」

「…」

テラはどういう反応をすればいいのかわからなかった。

「是非とも私たちの長になってほしい…皆納得するだろう…」

テラは頭の処理が追いつかなかった。

「え、ええええ、え?ど、どどど、どういうこと?」

「いきなり過ぎた…では同盟はどうだ…?」

「あ…うん…じゃあ同盟を結ぼう…」

あまりにも丁寧な対応にテラは混乱した。

「私の名前はマージ・スターラ…闇のなかではおそらく唯一の魔法使いである…」

(魔法使い…実在するのか…)

「とりあえずライトを起こそう…」

「よく見たら…こいつは新聞の指名手配のやつか…」

テラとスターラはなんとかライトを起こした。

「はぁぁぁ!?散々な目にあったんだが!?」

「ほっとこう…テラ…ではいいな…?」

「うん。ほっとくのはよくないけど…これで正式に!革命同盟成立だ!」

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