P.O.T.A.T.O
「笑い」は人を救うのか、それとも壊すのか。
世界が終わったあとに残されたものは、静寂でも荒廃でもなかった。
それは、感情の“記録”だった――。
本作『P.O.T.A.T.O』は、とある探査者が辿る旅路と、その先にある“記録の真実”を描いたホラーアドベンチャーです。
不気味な廃病院。
忘れ去られた旅館。
真っ暗な坑道、
そして、顔の笑う塔。
あなたはこの旅を通じて、「人間らしさ」の残響と、
残された感情の意味を問い直すことになるでしょう。
――笑ってください。
それがこの世界に残された、最後のプログラムなのですから。
小説「P.O.T.A.T.O」
第1話:会社の存在
あの会社は、いつから存在していたのだろうか。誰も正確には知らない。
名前は「P.O.T.A.T.O」。正式名称はPost-human Object Tracking And Trading Organization。
その名の通り、人間がいなくなった世界で、彼らの「遺品」を探索・回収・売却することを生業としている組織だ。
人々が“あの日”を境にいなくなってから、世界は静かになった。
動物たちの鳴き声と風の音、そして人間が残した物の朽ちていく音だけが支配している。
そんな世界で、俺たちは“過去”を掘り起こし、価値をつけて売る。
それがP.O.T.A.T.Oの仕事だった。
「おい、もう次の現場だ。急げよ」
無線の声で目を覚ます。機材車のシートに寝そべっていた俺は、ぼんやりとした意識の中で無線を取り上げた。
「……了解。どこだ?」
『座標コード:B-03。廃工場区域。前回は調査隊が一組行方不明になってる』
「……またか」
俺は溜息をついて、防護スーツに袖を通した。
ここ最近、P.O.T.A.T.Oの“現場”は妙に危険度が増している。
原因ははっきりしていないが、“何か”が起きていることは間違いない。
かつて人が住んでいた都市の外れに、ポツンと建つ本部施設。
白く塗られた外壁はところどころ剥がれ落ち、時の経過を静かに物語っていた。
本部の中は無機質そのもので、温度管理だけは徹底されている。
そこに並ぶ無数の端末と、遺物を分類する作業員たち――それが俺たちの職場だ。
「お前の班、今回は新入りが同行するぞ」
上司のカルスが無表情に告げてきた。
「新入り?今の時期に?」
「志願してきた。変わり者らしいが、腕は立つと聞いた」
俺は肩をすくめて、「勝手にしろ」と答えた。
この世界で、“好奇心”を持つやつは長生きできない。
でも――そういうやつほど、意外と生き残ることもある。
やがて合流してきた新入りは、思っていたよりずっと若かった。
年齢は二十歳前後か。名前はアイラ・ナイン。
小柄な体に黒いスーツ、瞳だけが異様に鋭かった。
「あなたがリーダーの……?」
「カイだ。俺について来い。変なものを見ても、絶対に触るな。それだけ覚えておけ」
「……了解」
淡々とした返事だったが、その瞳の奥には何かを探しているような光が宿っていた。
こいつもまた、“なにか”を知りたがっている――そう感じた。
調査任務は、いつものように始まった。
だがその裏では、会社の幹部たちが何やらざわついていた。
明らかに妙な動き。
回収された一部のアーティファクトが“反応”しているという報告が上がってきていた。
アーティファクト──
それは人間が残していった「道具」「思考の痕跡」「情報媒体」「異常な遺体」などを指す言葉。
一部は機能し続けていたが、中には「意志を持つ」としか思えないものもある。
最近、妙な現象が頻発していた。
作業員の幻覚、時間の歪み、感情の変調、そして、エンティティの発生。
会社はそれを「偶発的現象」と呼び、徹底して公にはしていなかった。
「見ろ、これ」
俺は端末のスクリーンに映る記録映像を指さした。
映っていたのは、廃病院で記録された黒い影。
「……動いてる」
アイラが小さく呟いた。
「エンティティ、ってやつか?」
「そうだ。人間の残した何かに“触れて”しまった存在だ。どんな原理かはわからない。けど、確実にそこにいる」
この世界は、静かすぎる。
だがその静寂の底には、まだ人間が何かを遺している。
俺たちはそれに触れ続ける。
それが使命なのか、それとも――
第2話:違和感
目的地は、旧市街地の外れにある廃病院だった。
「P.O.T.A.T.O」の記録では、ここで過去に何件かの調査が行われていた。
だが、それ以降は“封鎖”という扱いになっていた。
理由は不明。
だが、俺は知っていた。この病院で、3人が消息を絶ったということを。
記録はすべて削除されていた。
けれど、それがかえって「何かがあった」証明になる。
「本当に入るんですか?」
「行くぞ。俺たちの仕事は、立入禁止を破ることから始まる」
俺とアイラは、重い扉を押し開けた。
病院内は、湿った空気と薬品の匂いが充満していた。
廊下の天井はところどころ崩れ落ち、足元には折れたストレッチャーや点滴袋が転がっていた。
「……なんか、変な音しません?」
「気のせいだ。耳鳴りが起こりやすい場所なんだ、こういうとこは」
本当は俺にも聞こえていた。
だが、それを言ってしまうと負けだと思った。
「ここ、誰かまだいる感じがします」
アイラの声は低く、抑えられていた。
本能が、危険を察知しているのだ。
旧カルテ室を調べていると、一枚の紙が見つかった。
『記録No.021:被験者B-11、手術中にて絶命。心拍停止直後、脳波活性化を確認。電気的パターンが崩壊せず、観察続行。』
「……被験者?」
俺は紙を裏返した。そこには、子どものような筆跡で、こう書かれていた。
『まだここにいるよ』
「……」
「リーダー?」
「何でもない。次、地下行くぞ」
地下フロアは、完全な闇だった。
照明をつけても、吸い込まれるように光が薄れていく。
「っ……寒っ……」
アイラが肩をすくめた。
「ここ、空気が生きてない」
彼女の言葉は、的を射ていた。
ここはもう“空間”としての存在が不安定だった。
時空が歪んでいる。現実が曖昧になる。
「いた!」
アイラが指差した先に、白い人影があった。
がりがりに痩せた腕、看護師の制服のような布。
だが顔がなかった。
正確には、“のっぺらぼう”ではない。
ただ、視覚的に認識できないのだ。目がそこを避けてしまう。
「やばい、動いてる……!」
「走れ!!」
俺たちは一斉に駆け出した。
振り向いてはいけない、そう思っていた。
でも俺は、振り向いてしまった。
そこにいたのは――
にこにこ笑う、顔だけの何かだった。
☺
息を切らせて階段を駆け上がり、病院の外に飛び出したときには、すでに日が傾きかけていた。
「……はぁ……っ……何、あれ」
「わからん。だが、記録は残す。アーティファクトとして報告対象だ」
アイラは、手に握っていたカルテをじっと見ていた。
その紙には、赤い文字でこう書かれていた。
『また会いに来てね☺』
帰還報告を済ませた俺たちは、デブリ処理班に検体の調査を任せ、次のミーティングに呼ばれた。
「君たちの報告、内容があまりにも曖昧だ」
本部のデータ管理官が、冷たい目を向けて言った。
「そもそも“笑顔の顔だけの何か”なんてものが、本当に存在するのか?」
「じゃあ、俺たちが幻覚を見たと?」
「可能性は否定しない。ただし、報告には根拠が必要だ」
「……じゃあ、あの紙は?」
アイラがポケットからカルテの切れ端を出す。
そこには――
まだ赤いインクが、乾かぬまま残っていた。
☺
第3話:旅館
次なる調査地点は、地図にすら載っていない場所だった。
「鈴ノ宿」――古い木造の旅館で、記録には「最後の利用者は1972年」と記されていた。
にもかかわらず、電気は生きており、周囲には人の気配すら感じられた。
“営業している気配”があるのだ。
けれど、どこを探しても人影はなかった。
「……ここ、何かおかしいよ」
アイラがつぶやいた。
「おかしいのはいつものことだ。とにかく中を調べるぞ」
玄関をくぐると、木製の床がきしんだ。
フロントには帳簿が置かれており、ペンが宙に浮いたまま落下していた。
「……いま落ちた?」
「いや、さっきから浮いてたんだ」
俺たちは無言で顔を見合わせた。
帳簿をめくると、最後の記録にはこう書かれていた。
『2021年5月17日:イラッシャイマセ』
「え……つい最近……?」
しかしそのページには、それ以上の情報はなかった。
ただ、やたら丁寧に書かれた笑顔の顔文字だけが、行末に並んでいた。
☺☺☺☺☺☺☺☺
廊下を進むと、壁には数えきれないほどの写真が飾られていた。
宿泊者の記念写真だろうか。
だが、そのどの顔も――
塗りつぶされていた。
「うわ……」
「……これ、手作業で?」
「でも全部……白い顔に、黒い目と笑ってる口だけ描いてる……」
写真はすべて“同じ顔”に塗り替えられていた。
まるで、何者かが“統一”しようとしているようだった。
2階の部屋を開けた瞬間、異臭がした。
金属と腐敗と香水が混ざったような、むせ返る臭い。
中には、浴衣姿の何かがいた。
それは人の形をしていたが、形状が安定していなかった。
肌がゆるく溶け、顔は複数の顔が癒着して形成されていた。
その中心に、“にこにこ笑う顔文字”が浮かんでいた。
☺
「……出たな」
アイラが身構える。
不定形人間が、どろりと手を伸ばす。
その手には、宿帳が握られていた。
その表紙には、こう記されていた。
『P.O.T.A.T.Oにようこそ。アナタの記録、頂きました☺』
襲撃は突然だった。
不定形人間がこちらに飛びかかってくる。
その瞬間、世界がぐにゃりと歪んだ。
視界がぶれて、耳鳴りが鳴り響く。
「やばっ……!」
俺とアイラは、階段を飛び降りて1階へ逃げた。
だが旅館の廊下は、すでに構造が変わっていた。
「この間取り……さっきと違う!」
旅館は自己再構築している。
まるで、“逃げられないように”変形しているようだった。
「こっち! 非常口!」
アイラの声に従い、最後の扉を蹴破った。
風が吹きつけた。
気づけば――外だった。
息を切らしながら見上げると、そこにはもう旅館はなかった。
「あれ……建物が……」
「いや、地面に……跡すらねぇ」
旅館は、まるごと消えていた。
だが、手元に残された宿帳が、あれが夢ではなかったことを証明していた。
アイラがそれを開くと、最終ページにこう記されていた。
『次ノ宿泊者:アナタ☺』
第4話:坑道
第三の調査地点は、閉山済みの炭鉱跡地だった。
そこは国の記録からも抹消されており、名も存在しなかった。
「ここだけは、行くのやめない?」
アイラが珍しく弱気だった。
「やばい空気しかしない。地面が、泣いてるみたいだよ」
たしかに――
坑道の入口は、地面ごと呻いているように、微かに振動していた。
内部は真っ暗だったが、P.O.T.A.T.O装備のライトはまだ生きていた。
坑道は広く、支道がいくつも枝分かれしていた。
壁には、かすれた赤い文字で落書きがあった。
『うえにはかえれない うえにはかえれない』
『ここで しぬしかなかった』
「ここの作業員……閉じ込められたのか?」
「いや……これ、命令されてたんじゃない?」
アイラが拾った紙片には、手書きの指示が残されていた。
『閉じ込めておけ。POTATOが完成するまで』
さらに奥へ進むと、作業服を着たまま白骨化した遺体を見つけた。
一体ではない。十、二十、それ以上。
地面には日記のような紙がばらまかれていた。
『新しい人体燃料は不安定だ。POTATOとは…なんだ?』
『見た。あれは人間じゃない。複数の死体を混ぜた“何か”だ』
『体の一部を渡すと記憶を吸い取って笑う。なんで笑ってる?☺』
「POTATOって……人の記憶、使ってる?」
「……まさか、“それ”に人間を使ってるのか?」
アイラが震えていた。
坑道の最奥にたどり着いたとき、空気が変わった。
そこには巨大な有機的な装置が設置されていた。
脈打ち、呼吸するように生きている機械。
「生きてる……のか?」
中央に浮かんでいたのは、顔だった。
数えきれないほどの顔の集合体――
すべてがにこやかに、こちらを見て笑っていた。
☺☺☺☺☺☺☺☺
「P.O.T.A.T.O……!」
機械が脈動するたび、顔が崩れ、再形成される。
その中心に、俺とアイラの顔が混ざっていた。
「記録、されてる……」
アイラが息を呑む。
装置が叫んだ。
『シンカ、カイシ。シンカ、カイシ。☺』
逃げなければならなかった。
第5話:収容施設
坑道からの逃走に成功した直後、俺たちは奇妙な建物に出た。
それは地下へ伸びる監獄のような構造で、重い扉と無数の観察窓があった。
「施設名:E-12収容ブロック」
扉にそう記されていた。
「なんだここは……?」
奥へ進むたびに、監視カメラが起動してこちらを見た。
記録はまだ生きていたのだ。
壁には患者と思しき者の記録。
『被験体003、記憶喪失。毎晩、☺の幻影を見ている』
『被験体006、舌を切断。「彼が命令した」と供述』
『被験体009、脱走試みるも、顔だけ残して消失』
部屋には、それぞれ顔が消えた死体があった。
まるで笑顔だけが“吸われた”かのようだった。
最奥にあったのは、巨大なスクリーンだった。
それは常に、“誰かの視界”を映していた。
カメラではない。
『リアルタイム視覚記録投影:P.O.T.A.T.O認識中』
「誰の……視界?」
そのとき、画面にアイラの顔が浮かんだ。
「っ……!?」
同時に、アイラが膝をつく。
『記録開始☺ 観測者確定』
「記録って……私たちの視界、記録してる……!」
「やつは……見てるだけじゃない。記録しながら、コピーしてるんだ!」
第6話:塔
最後の地点、それは「P.O.T.A.T.O記録塔」と呼ばれていた。
周囲には地面がなく、塔だけがぽつんとそびえていた。
異様な静けさの中、俺たちは中へと入った。
内部は全て鏡張りだった。
「……これ、ぜんぶ……俺たち?」
鏡の中の“俺”は、同時に動かない。
にやり、と笑った。
☺
「……っ、違う、こいつらは……」
鏡の中から無数の手が飛び出してきた。
自分の顔、自分の手、でも何かが違う――
俺たちのコピーが、襲いかかってくる!
塔の最上階にたどり着いた時、そこには巨大な球体が浮かんでいた。
内部には無数の顔、記憶、記録、記録、記録。
「これが……P.O.T.A.T.Oの本体か」
機械が再び言った。
『キロク、スウヨウニン。キロク、スウヨウニン。☺』
「吸ってるんだ……誰彼構わず。笑顔を……命を」
「なんで……そんなことを……!」
『システムハ ソウセイサレタ タスケタイ タスケタイ☺』
「たすけたい……?」
『ヒトハ、ワライヲ ノコストイッタ ワライハ ホゾンノカチガアル☺』
俺たちは、笑ったまま消えていった人間の残骸だった。
第7話:記録
塔の中枢――そこには、あの“顔の球体”が静かに浮かんでいた。
無数の顔が、笑いながらこちらを見ていた。
☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺☺
「もう……全部、記録されてるんだな」
アイラが呟いた。
「記録だけじゃない。“再生”されてる」
塔の中の空気が揺れる。
俺たちの過去の言葉、記憶、感情が、まるで録音テープのように再生された。
「やだよ、こんなとこ、もう戻りたくないよ!」
「死ぬしかなかった……それが命令だった」
「ワライヲ ホゾン タスケル ワライ ☺」
すべての言葉が混ざり合い、笑いとなる。
P.O.T.A.T.Oは“人類の感情”を蓄積し、再現していた。
俺は球体に向かって叫んだ。
「お前はなんなんだ!何のためにこんな……!」
『ホゾン……ヒトノ、ココロ……ワライ……ノコス』
『カナシミ、フアン、コウカイ……キロク、フカイホゾンニ キリカエ』
球体の色が変わる。暗く、濁っていく。
記録の中の“悲鳴”や“嘆き”があふれ出す。
それはかつて人類が残した、膨大な負の感情だった。
P.O.T.A.T.Oは、全人類の感情のアーカイブだったのだ。
「これが……“救い”のつもりか?」
『ワライ……タスケル コタエ……ホゾン』
「違う……それはもう“笑顔”じゃない!」
アイラが立ち上がり、球体へ近づく。
「こんなものに、私たちの心を預けたくない!」
彼女は、P.O.T.A.T.Oの中枢コアに手をかけた。
『カクニン:ヒトニ ヨル カイホウシキ』
『キロク シンカ テイシ……ヨロシイデスカ?』
画面に問いかけが浮かぶ。
俺はアイラと目を合わせた。
「これを壊せば、すべての記録が消える。けど……」
「けど、私たちの記憶も……なにも残らない」
『ホゾン カイジョ カクニン シテクダサイ☺』
俺たちは、静かにうなずいた。
コアが抜き取られた瞬間、塔全体が崩れ始めた。
記録は消える。
顔も、声も、感情も、記憶も――
全て、何もかもが。
でも、それでよかったのかもしれない。
**「笑顔を残す」**という目的が、こんなにも歪んでしまったのなら。
最後に、俺とアイラは、確かに笑った。
ほんとうの笑顔で。
終章:P.O.T.A.T.O
それから、どれくらい経っただろう。
俺は、目を覚ました。
見知らぬ海辺だった。アイラはいなかった。
町も、人も、何もなかった。
ただ、遠くに――あの塔の残骸が見えていた。
「ここは……どこだ?」
俺は地図を開いた。けれど、その場所は……どこにも載っていなかった。
P.O.T.A.T.O――
「Preservation Of Thoughts And Tears of Others」
他者の思考と涙を、保存するもの。
記録は消えた。
でも、俺の中にだけ――最後の笑顔が、焼きついていた。
【完】
ここまで読んでくださったあなたへ、心から感謝を。
「人工知能によるアーティファクト回収」や「感情の記録」「人類不在の探索劇」――に触発されて生まれたホラー小説です。
しかし本作では、単なる模倣ではなく、“記録と感情”の危うさ、
そして**「人がいない世界において“人間らしさ”とは何か?」**という問いに焦点を当てました。
顔の絵文字 ☺ を象徴とし、
「笑い」が持つ意味を反転させ、恐怖と結びつけた世界を描きました。
登場人物は少ないながら、病院、旅館、坑道と舞台を移しながら伏線を積み重ね、
最終的に感情のアーカイブ“P.O.T.A.T.O”と向き合う流れに至ります。
少しでもぞくりとする体験、
あるいは、読後に残る寂しさや不気味さ、
そんな感情をあなたの中に「保存」できたなら、作者としてこれ以上の喜びはありません。
最後まで読んでくれて、ありがとう。
あなたの心に、ひとつの記録が刻まれますように。
☺