表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

男の子

人間の男の子。誕生日を迎えて十三歳くらいになるという設定です。こちらも名前は付けていませんが、人魚にはない名前を想定しています。それにより、彼の名前が文中に1回たりとも出てこなくても成立するかなと考えてのことです。女の子は死を迎えるその時まで彼の名前を知りません。1回で覚えられなかったから仕方ないね。例に漏れず容姿の設定はないですが、女の子より少し身長が高いかな。

 女の子視点で書いたお話なのと彼がどちらかといえば話の聞き手だったこともあり、殆ど情報が出ませんでした。もともとの設定は、海の近くに住んでいることと、海が好きなこと、あと父親が漁師で母に内緒で砂浜に来ていることしか書いていませんでした。

 彼の家があるのは国のはずれにある漁村で漁をすることで生計を立てている村です。男はみな十三歳くらいで初航海へ出ることになっています。もちろん天候や漁の時期なんかによって前後はしますが。海に恐怖を抱かないように津波とか海の怖いところは教えないように育てられます。どちらかといえば憧れを抱かせるような。海に出て漁をする男の人かっこいいって教わって育ちます。

 一応作中(最後の見送りのシーン)に描写しなかったのでわかる人もいるかもしれないのですが、彼は一人っ子です。父親と母親との三人家族です。そして幼馴染もいないのでいつも一人で過ごしていました。それもあって海への憧れがほかの子より強かった感じです。兄のように慕われている(と思っている)女の子と話すのをとても楽しみにしていました。

 この話を書くにあたって、彼を死なせることは決まっていましたが、なんか申し訳なくなったので最後に天国という形で救いを用意しました。女の子が精神的に強すぎて圧を感じたのでね……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ