女の子
人魚の女の子。名前の設定はないです。年齢は十歳前後。容姿設定は特になし。某ネズミーの人魚のお姫様みたいな形を考えて書いてはいます。
人魚の国では中流家庭で共働き。
-家族構成-
父:影が薄い。本文登場なし。多分ずっと働いているんでしょう。朝から晩まで。人魚の国の朝と晩とは?って感じではありますけど。
母:本文にもいたけど、過保護なんだかそうじゃないんだかよくわからない人。というか人魚。多分パートとかしているんじゃないでしょうか。
兄:いた。なんかサメの縄張りに近づいて帰らぬ人になったらしい。死んだかどうかは謎。人さらい?人魚さらい?にあって人間のペットとして生きているかもしれない。
作者的に言えば、女の子が家から抜け出して海上に憧れを抱く設定に厚みを持たせる為に生まれて、消された。可哀そう。
弟:もともとは妹だったけど矛盾が生じそうだった為に性転換させられて女の子になった。シッター(ナニー)がいるのに女の子が抜け出せる理由を作るために生やした。活発で、目を離すとすぐにいなくなるらしい。
ナニー:家族じゃないけどここ以外に説明するところがなかった。ベビーシッターみたいな人。本文では母親と一緒に怒ってたけど、心配2割、給料減ったらどうしてくれるんだ8割。大体十五歳から二十歳のイメージ。弟を生やさなかったら、唯一みなきゃいけない女の子が抜け出しているのに気づかない間抜けな人魚になるところだった。
童話「愚かな姫と憧れ」(作中には出てこなかったけど、童話人魚姫の人魚版の題名)に出てくる人魚姫に憧れていた。というかいつかそんな恋もしてみたいなと恋に憧れてた。あと海の外に興味津々。人間ってどんな感じなんだろう。水の代わりに空気がある世界ってどんなんだろう。魚とか貝じゃない生き物も見てみたい。みたいな興味があった。
人魚としての特性というか見た目というか……
どちらかといえば魚よりではあるが一応人間が水中に適合したという設定。進化の過程まで考えてたわけじゃないので。
首に鰓があり、それによって水中で呼吸している。が、昔の名残ながらも肺が残っているので地上活動も可能。でも、肌が乾燥しすぎると干からびるので水につけてあげないと死んでしまう。特に下半身の魚のところは特に乾燥に弱い。
声帯も持っているけど、体内にある浮袋を利用して海の中で会話している。ことにした。肺があって、声帯あるなら口で音出してしゃべるのハードル高くないか?と思ってしまったのが運の尽き。浮袋設定を生やすことになった。魚は浮袋とか鰓とかで音?を出して会話しているらしい。
声帯を用いて喋る事ができるのは高学歴の証なので(別に学歴設定はないけれども、知識人みたいな形で尊敬を集める)みんなこっそり家で練習している。家に一か所だけ空気を集めてある場所があるのでそこで練習している。
作中にもあったが、声帯を用いて歌われる歌は求婚の歌のみ。なぜなら空気から水へは音が伝わりにくい為。求婚したのに断られて、それが町中に中継されるのは可哀そうだからね。
みんな本当にこっそり練習している。そして、その歌を褒められたら婚約成立。おめでとう。そういうことです。
言語設定ですが、一応統一言語で少し訛りがある程度をイメージしています。多分大昔に人魚と人間の交流があったときに声帯を使用する言語を習ったと思うんです。その言語が時間がたって少し訛ったみたいな。男の子が求婚の歌の意味に気づかなかったのは、歌はそれぞれ独自に言葉を変えたりして音が変わってしまったので、わからなかったという設定です。男の子は人魚ってこんな言葉なんだなって勘違いしてます、多分。イメージは東京の人からみた東北のほうの違う言語みたいな訛り。