東方 霊夢と魔理沙の出会い
どうもこんにちは!
今回はレイマリペアの過去について書いた小説です!
皆さんの想像と少し違うかもしれませんが、楽しんでいただけたら幸いです。
それではどうぞ!
ある日.....
日咲)んー!今日も良い天気!
霊夢)なんでも平和が一番ね。
魔理沙)おーい霊夢〜!
日咲)これも平和の一部?
霊夢)ある意味そうかもね。
魔理沙)よっ!日咲も元気そうだな!
霊夢)なんであなたは毎日のようにここへ来るのかしら...... (呆れ)
魔理沙)ここに来るのが日課だからだぜ!
日咲)日課って...他にする事ないの....?
霊夢)ないからここに来るんでしょ....
魔理沙)流石霊夢!私の事よくわかってるんだぜ!
霊夢)なんだかんだで付き合い長いんだしそれくらいわかるわよ.....
日咲)そういえば霊夢と魔理沙が出会った時の話とか聞いたことないけど.....
どんな感じだったの?
霊夢)そういえば話したことなかったわね....
魔理沙)懐かしいなー!
霊夢)なんだかんだで魔理沙とは小さい時からの付き合いなの。
日咲)へー.....
霊夢)じゃあ暇つぶしがてら私と魔理沙が出会った頃の過去の話でもしましょうか.....
霊夢)そうね....まだ私達が幼い頃....
まだ7歳くらいの時だったかしら......
その時は私のお母さんが博麗の巫女としてやって居た頃なんだけどね.....
その時からこの神社は妖怪がよくうろついていたの。
そのせいで私はいじめられたりもしていたのよ。
幼少期......
いじめっ子1)お前の神社のまわり妖怪ばっかりなんだってな!お前も妖怪なんじゃないのか〜?
霊夢)やめて...やめて....私はただみんなと遊びたいだけなのに.....
いじめっ子2)誰が妖怪みたいなやつと遊ぶもんか!
いじめっ子1)遊んで欲しいなら遊んでやるよ!ほらほら!!
霊夢)やめて....石を投げないで.....
〜博麗神社〜
霊夢)ねえお母さん...なんで...私はいじめられるの...?みんなと遊びたいだけなのに.....
霊奈).............
霊夢)私は本当は妖怪なの.....?
霊奈).....!?霊夢は妖怪なんかじゃないよ.....優しい女の子だよ......
霊夢)お母さん.....うぅ....ぐすっ.....
霊夢)でもしばらく経ったある日、私が散歩に出掛けようと階段を降りて行ったらそこに傷だらけの女の子が倒れててね....
それが魔理沙だったってわけ。
魔理沙)そういやそんなことあったな〜.....
日咲)なんでそんな事に?
魔理沙)聞いてればわかるぜ。
霊夢)話を続けるわよ?
日咲)うん。
霊夢)お母さん!女の子が階段の下で倒れてる!
霊奈)なんだって!早く中に運んであげよう!
魔理沙)うぅ......ここは......?
霊夢)博麗神社だよ。
魔理沙)博麗.....神社?
霊奈)気がついたみたいだな。
それより体全身傷だらけだったが.....
どうしたんだ?
魔理沙)こ、これは....私がドジだからよく転んで怪我しちゃうんだぜ......
霊奈)それにしては怪我が酷いようだけど....
魔理沙)だ、大丈夫なんだぜ!
霊夢)..........何か言えないことでもあるの...?
魔理沙)..........!?それは.....
霊夢).....私、博麗霊夢って言うの。あなたは?
魔理沙)魔理沙......霧雨魔理沙だぜ.....
霊夢)私ね、友達が少ないの....だから魔理沙と友達になりたいの!良いかな...?
魔理沙)......!うん.....!
霊夢)これが魔理沙と初めての出会いだったわ。
日咲)じゃあ霊夢と魔理沙が出会ったのは偶然だったの?
魔理沙)まぁ....そうゆう事になるのか....?
霊夢が散歩に出ようとしなければ気づかなかったわけだしな.......
霊夢)そうね....もしかしたら....今の関係になることを見越しての出会いだったのかもね。
日咲)なんだか良いなぁ....羨ましいよ.....
魔理沙)そうなのか?
日咲)そうだよ〜...小さい頃からの幼なじみっていう感じで.....
霊夢)そうゆうもんなのかしらね......
ま、話を戻すけど、それから2人はだんだん仲良くなっていったの。
毎日のように魔理沙が来るようになってね。
日咲)じゃあこの時からここに来るのが日課?
魔理沙)そうだぜ!
日咲)めっちゃ通ってるじゃん.....
霊夢)そして段々色々な事を教えあっていったの。
日咲)そういえばなんで魔理沙は傷だらけだったの?
魔理沙)それはな....実は私の母親は小さい頃に病気で亡くなって親父に育てられてたんだ。
だけど、結構厳しくてな......
事あるごとによく殴られてたんだ......
日咲)そうだったんだ......
魔理沙)だから霊夢が友達になろうって言ってくれた時は嬉しくてな.....
家で嫌なことがあっても霊夢の所に遊びに行く事でそれを忘れることができたんだ。
魔理沙)霊夢!遊びに来たんだぜ!
霊夢)また?そんなに楽しいの?
魔理沙)もちろん!
霊夢)じゃあ、今日は何して遊ぶ?
魔理沙)鬼ごっこしようぜ!
霊夢)じゃあ私が鬼やるね!
魔理沙)絶対逃げ切ってやるんだぜ〜!
霊奈)2人とも遊ぶのは良いが、怪我しないようにねー
霊夢、魔理沙)はーい!
日咲)へ〜.....2人とも小さい時は無邪気だったんだね〜......
霊夢)そりゃあ...小さい時は誰にでも無邪気なことはあるわよ......
魔理沙)そういや、日咲の小さい時の事聞いたことないよな?
日咲)そ、それはまた今度ね.......
あ、そういえば....聞いた中の話では弾幕ごっことか聞かなかったけど.....
まだこの時はなかったの?
霊夢)えぇ。お母さんが亡くなってからスペルカードルールは出来たのよ。
日咲)そうなんだ.....
魔理沙)ま、最初聞いた時は何言ってるんだって思ったけど本当にやっちまうんだから霊夢は凄いよなぁ〜.....
霊夢)紫からの協力もあったから出来たんだけどね。
日咲)ふふっ.....
魔理沙)日咲どうしたんだぜ?
日咲)2人ともすごく仲が良いから2人が組めば本当に敵なしなんだろうなって!
魔理沙)そうだぜ!どんな異変が起きても私達がいればパパッと解決だぜ!
霊夢)大体は私が頑張ってるんだけどね....
魔理沙)細かいことはどうでも良いんだぜ!
日咲)あ、そういえばさ!
お互いにどう思っているか気になったりしないの?
霊夢)まぁ.....気にはなるけど.....
日咲)ならせっかくなら言ってみれば?
魔理沙)良いかもな!
なら私から言うぜ。
私は霊夢の事好きだぜ!もちろん友達としてな。とても頼れる大好きな友達だぜ!そして大切な相棒だぜ!
霊夢)魔理沙......
私は....ううん....私も魔理沙の事好きよ。
もちろん友達としてね。
そして私も魔理沙の事を大切な相棒だと思っているわ。
普段こんなこと言わないから恥ずかしいけれど.....これからもよろしくね....魔理沙。
魔理沙)霊夢.....あぁよろしくな!
日咲)ふふっ......やっぱりお似合いだね〜お二人さん♪
霊夢)何で日咲はそんなにニヤニヤしてるのよ!
日咲)本当に仲がいいんだなってね!
魔理沙)まあな!
霊夢)まぁ...これで過去の話は終わりね。
お茶でも飲むかしら?
日咲)あ、飲む〜!
魔理沙)私も飲みたいぜ〜!
霊夢)大好きだよ魔理沙....
魔理沙)大好きだぜ霊夢....
いかがでしたでしょうか?
霊夢と魔理沙の間には固い絆で結ばれているようで羨ましいです......
皆さんもこれをきっかけに仲間との絆を大切にしていただけたらと思います。
それでは次のお話で.....