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出奔令嬢物語  作者: 津野瀬 文
第一章
47/55

第四十六話 裏切りの策謀


 背を向けた砦から少し離れた場所に二百程からなる軍を敷き、その先頭でディルテードは馬に乗って目を光らせていた。


 報告では聖国側から五十の帝国兵が姿を見せるはずだ。こちらから聖国側――つまり東の方角には目に見える範囲でほとんど遮蔽物のない道が広がっている。見通しが良く、どれだけ身を低くしてこちらに近づこうともすぐにそれと気づけるだろう。


「ディルテード様っ! 総員、配置に着きました。いつでも迎撃できます」


 同じように騎乗し傍に寄ってきた兵士の言葉にディルテードが背後を振り向けば、五十の騎兵が傍におり、その後方に弓矢を構えた歩兵が控えている。丁度、ギレロが指揮していた配置とは真逆の構成である。


「よし。手筈通り、奴らが射程圏内に入れば惜しまず矢を歩兵に射かけさせろ。それに乗じて騎兵で帝国兵へと突撃する」

「はっ!」


 ディルテードの作戦は至ってシンプルだ。

 

 帝国兵がこちらへ攻め入り、射程圏内に入った時点で後方の歩兵が矢を放つ。その矢に気を取られている隙に前方の騎兵が敵の歩兵との距離を詰めるのだ。


 無論、矢は弓なりに放たれるため、その下を駆ける自軍の騎兵には当たることはない。その矢で相手が激減すれば申し分ないが、仮に一人も倒せずとも問題はない。

 上空から降り注ぐ矢で注意が散漫となったところを騎兵で襲撃すれば、歩兵である敵にはどうしたって優位に立てるはずだ。そもそも、騎兵対歩兵の時点でこちら側が有利なのでなおさらである。


「騎兵が突っ込んだら歩兵には砦の守備を徹底させろ――いや、よい。騎兵は突撃したら一人も残さず敵を倒せ。私はとどまり歩兵の指揮を執る」

「へ? あ、承知いたしましたっ!」


 一瞬、「解せない」といった面持ちになった騎兵は、しかし即座に頷き兵士たちへと伝えに行く。それを見送りディルテードは再び聖国側の開けた道をにらみ付けた。


 ディルテードが歩兵と共に残る判断をしたのは、聖国側から攻め入ってくる帝国兵すらも囮である可能性を考慮してのことだ。

 ギレロがまんまと釣りだされたのを見れば、帝国が砦を狙っていることはおそらく間違いない。ならば五十の歩兵に騎兵を突っ込ませた後、大事になるのは砦の防衛だ。相手がどのような策を用いてくるか分からない以上、柔軟に対応できるよう砦近くの歩兵を指揮した方が合理的に思えた。

 ゆえに、ディルテードは歩兵と共に残る判断を下したのである。


「さて……いつでもかかってこい。貴様らに砦を落とさせはせん」


 爛々(らんらん)とした目で前を見据えるディルテード。

 だからこそ、彼は気付くことができなかった。今まさに、彼が守ろうとしている砦の内部で起こっている想定外な事態に。





「おい、なんで砦の城門が閉まってんだ?」


 そのことに気付けたのは、当然だが兵の最後尾にいた歩兵であった。

 彼は砦から聞こえてきた甲高い音に振り向き、自分たちが出てきた砦の門が固く閉ざされつつあることに気付いたのだ。


「馬鹿。これから敵を迎え撃つんだぞ? 開門したまま戦うわけないだろうが」

「けどよ……ほら、一ノ門まで閉める必要あるか?」


 同期の兵に窘められたが、それでも彼は砦を指さし疑問を呈した。


 国境の砦は前後とも二つの城壁と門が設置されている。つまり城壁の中に城壁があり、その中に建物があるという強固な造りになっているのである。

 そして外側の城壁をぐるりと一周して囲むように深い掘られており、開かれた門扉がその堀を超えるための橋代わりとなるのだ。


 奥の方にある二ノ門はすでに閉め切られているが、歩兵が気付いた音はその門の外側にある一ノ門が閉まる時のものだ。つまり、堀に架かる橋代わりの門扉も完全になくなった形である。

 いくら警戒するとは言え、五十の兵を相手に些かやりすぎのような気がしたのだ。


「……たしかに、あれじゃあ俺たちも容易には戻れんが……しかし、万全を期すのは当然のことだ。別に気にすることはないだろう」


 同期の兵も閉まり切った一ノ門を見やり怪訝な表情を浮かべるが、しかし肩をすくめて首を横に振った。その言葉は間違いなく正しい。


「そう、なんだが……」


 それでも、歩兵の男は違和感を覚えて首を傾げる。なにか引っ掛かることがあったのだ。


「こらっ! 私語は慎め! 俺たちは今、戦場にいるんだぞっ!」

「――っ! し、失礼いたしました!」

「も、申し訳ありません!」


 しかし、思案しかけたところで前列にいた年配の歩兵に強い口調で注意され、慌てて敬礼を返し謝罪する。


 同期の兵に恨みがましい視線を送られながら前の方へ意識を向け――そうして彼は違和感の正体に思い至った。

 一ノ門の閉門を行っていた兵に見覚えがなかったのだ。


 とはいえ、彼もディルテード伯爵の兵全てを見知っているわけではない。それに、今は砦の内部にロヴィーム子爵の兵だっている。もしやすると、比較的負傷の少ない兵を防衛に回したのかもしれない。


 浮かんだ疑問をそんな風に考え自分を納得させ、彼は戦いに集中することにした。また先輩の歩兵にどやされるのは勘弁してほしかったのだ。

 

 そうして小さな違和感を生みつつも、戦いの結末が思いもしないものとなる下準備は整ったのである。





「ディルテード様っ! 見えましたっ!」

「ああ」


 目を凝らしていたディルテードは遥か彼方に見えた集団の影に、口元をキュッと引き締めた。そして同じく発見したらしい隣の騎士に応え、小さく首肯する。


 聞いていた話では間近に迫っているとのことであったが、体感的には半時ほどは待ったような気がする。いや、実際にそれくらいは待ったはずだ。相手がそれだけ慎重にこちらへと向かって来たのだろう。

 つまり、接近を気付かれていないと考えていたのかもしれない。


「斉射の合図を出しますか?」

「いや射程にはまだ遠い、合図は待て。奴らが我らに悟られずここまで来たと思っているのであれば、砦前に布陣するこちらに対し驚き警戒するはずだ。もしやすると諦めて引き返す可能性もある。慎重に状況を見極めろ」

「……仮に相手が退いたら、どうします?」

「その時は騎兵で突っ込むとしよう。幸い相手は歩兵だ。すぐに追いつける」


 とは言え、それはあくまで最後の手段だ。

 

 相手は歩兵であるがゆえに身軽で、こちらが馬とは言えさすがに距離がありすぎる。追い着く前に視線を切られて身を隠されたら、それだけ多くの敵を逃がすことになる。


「今は相手の出方をうかがうほかあるまい」

「はっ!」


 ディルテードは相手が陽動としてギレロの兵を釣りだした以上、その兵力がいない隙に砦を攻めて来ると見ていた。でなければ、奇策を用いて背後を突いた意味がないからである。ならば、こちらの様子を見るにしてもそれほど時間は掛けられず、この硬直状態は長く続けられないだろう。

 痺れを切らし無謀な特攻に踏み切るか、あるいは諦め撤退するか。どちらにせよ、先に動くのは帝国兵側であると考えていた――しかし。


「……妙だな」


 ディルテードの兵と帝国兵と思しき一団が長距離での睨み合いを初めて少なくない時間が経過した。にも拘らず、相手はその場にとどまったままだ。射程距離までにじり寄ってくるでもなく、撤退することもなく。ずっとこちらと相対したままなのである。

 さすがにこれは不自然だ。


「奴ら、動く気配がありませんね……そろそろこちらから攻め入るべきではありませんか?」

「……うーむ」


 思わずと言った形で近くの兵士が声を掛けてくるが、ディルテードは即答を返せなかった。

 心情としては、何を考えているか分からない相手の出方を窺った方がいい。しかし少数を相手に悪戯に手をこまねいていては、部下や兵たちもいずれは痺れを切らすだろう。緊張が弛緩し脆くなったところを攻めて来られるよりも、こちらから攻めた方が戦い易くはあるのかもしれない。


 それに、ギレロを呼び戻すように指示を出して随分と時間が経ったのだ。ギレロとて今頃砦に戻り、子爵と共に兵をまとめていることだろう。砦の守りも万全――。


「あっ――待てよ……」


 そこまで考えた時、ディルテードの背中に悪寒が走った。


「おい、銅鑼の音は聞こえたか?」

「え? いえ。ここ最近は鳴らしていないと思いますが」

「なっ? そんなはずは……」


 たしかに、ディルテードはギレロを呼び戻すために鐘を鳴らすよう指示を出した。しかしその後、兵の編成や指示を出すので銅鑼が鳴ったかまでは意識が回らなかった。しかし考えてみれば、銅鑼の音を聞いた記憶がない。


「鳴らし忘れた? 馬鹿な、ありえん……」


 司令官たる伯爵自ら指示を出し、それを伝令が実行し忘れるなどあり得ない話だった。そもそもそんな人間には伝令など任せられるはずもない。なにか、ディルテードが思いもしないことが起きているのはほとんど間違いなかった。


「……誰か、砦に行って様子を見てこい。もしギレロが戻って来ていなければ、鐘を鳴らして呼び戻せ」

「は、はぁ……」


 ディルテードの指示に怪訝気な顔で首を傾げた騎兵は、しかしそれでも了承したように頷き馬首を巡らせる。と、その時だった。


「――なっ?」


 大きなお音を立てて、砦の最上部に置かれている銅鑼が三回打ち鳴らされたのだ。遥か彼方まで聞こえるその音を聞き、ディルテードの乗っている馬も驚いたように身体を揺らした。


「ど、どうどう」


 軍馬だけあって、乗り手を振り落とすほど暴れることなくすぐに大人しくなったが、問題はそこではない。

 なぜ、このタイミングで砦の銅鑼が鳴らされたのか? である。ギレロの退却を目的とするにはあまりにも遅すぎる。それに、この慣らし方は定められた退却の合図とは明らかに違う。


「これは一体……」

「あっ! ディルテード様っ! 奴らが、帝国兵が退いていきます!」

「なに?」


 砦の方の意識が削がれていたディルテードは、傍の騎兵の声で慌てて元来た道を引き返していく敵兵を視認した。その動きはどうにも、銅鑼の音を聞いたことによるものとしか思えなかった。


「ど、どうなさいますか?」

「……何が起こっているのかさっぱり分からん……だが、ここでおめおめと逃がす手はあるまい――騎兵は追撃っ! 歩兵はこの場に待機し騒ぎに乗じて攻め入るものを警戒せよっ!」

「はっ!」

「深追いだけはするなと伝えろっ! 退却指示の警笛が鳴るか、もしくは十以上の死傷者が出た場合は引き返せ」

「承知っ!」


 ディルテードの指名した暫定的なリーダーを筆頭に、五十からなる騎兵が逃げ行く敵兵目掛けて駆けていく。ディルテードはそれを見届けると、歩兵へ向けて直ぐに指示を出した。


「砦内で何らかの異常が起こっている可能性がある。何名か、砦の様子を見てまいれ」

「はっ! それでは私めが見てまいりますっ!」

「では、私も」

「ああ、任せた」


 一人の歩兵が進み出て、それにならうかのようにもう一人歩兵が挙手をした。そしてすぐに砦の方へと駆け足で向かう。


 そして閉め切られた城門の前へと辿り着くと、深く掘られた堀の外側から大声で呼びかけた。


「おーいっ! 伯爵さまが砦内を確認したいらしい。砦で異常はないか?」

「一旦開けてくれっ! 近くに敵はいない。一ノ門だけでも開けろっ!」


 しかし、門の内側にいるであろう兵の返事は一切なく、門扉が開けられる様子もない。これは奇妙な事だった。


「おい……一体何がぁっ?」


 門の前で途方に暮れた歩兵がもう一人の歩兵に話しかけた時、頭上から降ってきた矢に首元を射抜かれ崩れ落ちる。紛れもなく即死だ。


「はっ? えっ?」


 慌ててもう一人が上を見れば、城門の狭間さまから矢でこちらに狙いをつける複数の兵士に気付いた。


「な、なんで……」


 慌てて門から離れ、伯爵の兵が待機する場所へと駆け戻る――が、その途中で背後から矢の雨に射抜かれ倒れ伏す。当然、生きているはずもない。

 

「――なにが、起こっている?」


 ディルテードの位置からでもその光景ははっきりと目に見えていた。だからこそ、常に泰然としおよそ動揺と言うものにはとんと縁のない歴戦の司令官をもってしても呆然としてしまったのだ。


「でぃ、ディルテード様……わ、我々は一体どうしたら……」

「と、とにかく砦へ……い、いや待てっ! 迂闊に近づくなっ」

「は、はぁ。お、おいっ! 指示があるまでこの場で待機しろ!」


 意見を求めてきた歩兵に強く厳命し、倒れた歩兵に駆け寄ろうとする兵たちを牽制した。今砦の傍に寄ったところで、先ほどのように矢によって射殺されるだけである。


「なにゆえ砦の兵が我々を攻撃する? 味方であることくらい分かるはずだが……」

「ディルテード様っ! 砦を迂回して騎兵がこちらへ走り寄ってきます」

「なに? 帝国兵か?」

「い、いえ。見覚えのあるあの騎影――おそらく、ギレロ様の一団かと」

「なに? なぜギレロがこちらへ……」


 近寄ることのできなくなった砦を前に困惑していると、その砦の城壁を沿うようにして百人ほどの騎兵が姿を見せた。

 その数と言い見覚えのある姿と言い、間違いなくギレロの率いる兵たちだった。


「ディルテード様っ! ご無事でしたかっ!」

「おお、ギレロっ! なぜ、貴様がここにいる?」


 ディルテードの顔を見つけて安堵したような表情になったギレロに、ディルテードは眉根を潜めて問いかけた。


「そ、それが……帝国の兵を追いかけていたのですが、あまりに砦から離されたため一度帰還したのです。あそこまで迫っていながら敵を倒せず申し訳ございません……」


 掴んでいた手綱を強く握りしめ、ギレロがディルテードへ歯軋りしながら頭を下げる。ディルテードは片手を軽く振って気にしていない旨を告げた。


「それはよい。自分の判断で戻れたのであれば構わん。しかし、私が気になるのはここに貴様がいる理由だ。なぜ、砦へ向かわなかった?」

「い、いえ。砦へ向かったのですが門は閉め切られ――おまけに砦の中の兵が我らに矢を射かけて来たのです。混乱に乗じて歩兵の多くがやられ、騎兵にも数名の犠牲が出ました。そのため前門からの突入は諦め、砦の裏に回ろうとしたしだいでございます」

「なに? 前門もか……いったい何が起きている? 子爵殿はなにをしているんだ?」

「……お、おそれながら申し上げます。私めが見る限り、我らに矢を射かけて来たのはロヴィーム子爵の兵であったかと――」

「なっ――そ、そんな馬鹿な……」


 ギレロのほとんど確信を持った口ぶりにディルテードは再び呆然とさせられる。彼の言うことが本当であれば、子爵であるロヴィームが聖国を裏切ったことになるのだ。


「子爵殿が裏切り――いやしかし、それならば合点がいく」

 

 心の奥底で湧き上がるロヴィームを信じたいという気持ちを脇に置き、ディルテードは必死で頭を巡らした。

 そして、なぜこのような状況になったのかを考えた時、ロヴィームが伯爵を――ひいては聖国を裏切っていたとするならば色々と辻褄つじつまが合うのである。


 彼が聖国側に配置した奇妙な見張りの兵――あれはわざと聖国側からの進軍を気付かせるためのものだったのだろう。こちらの注意を聖国側に向けさせ、砦の外へ誘い出すために。

 そして退却の銅鑼を鳴らしに行った伝令の傍にいた子爵の兵。あの兵が伝令の妨害をしたとしたら、銅鑼が鳴らなかったのも頷ける。

 今にして思えばロヴィームの数々の進言も、全てこちらを誘導するためのものだったのだ。そしてその誘導にディルテードはまんまと乗ってしまったわけである。


 ここに至れば、ロヴィームの兵およそ百五十が負傷者だらけであるのも欺瞞ぎまんとみて間違いないだろう。

 そうなると心配なのは砦に残されていた伯爵の兵およそ百だが――おそらく無事ではすむまい。子爵の兵が砦を占拠しているのがその証左だ。

 迂闊にロヴィームに指揮権など与えなければあるいは……。


「――そうか、そういうことだったのだな。ロヴィーム……」

「デ、ディルテード様。どうなさいますか? ここから攻撃を仕掛け、砦を取り返しますか?」


 拳を握りしめ、苦虫を嚙み潰したような顔で唸ったディルテードに、ギレロが怯みながら後門を指さし問いかけてくる。


「――いや、さすがに厳しい。せめて一ノ門を空けることができれば何とかなるのだろうが、たかだか三百程度では砦は落とせん。ここは一旦退く他あるまい」


 長時間待機の末に、敵の逃亡。そしてほとんど戦うことなく砦が落とされ、さらに味方であると思われていたロヴィーム子爵の裏切り。

 これらが重なったのだ。

 どれだけ鼓舞したところで、自軍の士気は下がりに下がり切っている。このままでは戦いになるまい。ここは一度態勢を整え直すべきだ。


 砦の方から散発的に飛んでくる矢を睨み付けながらそう結論付け、ディルテードは冷静さを取り戻しつつ歩兵の方へ視線を向けた。


「これがロヴィーム子爵の策であるとするならば、聖国側の歩兵にもなにか狙いがあるはずだ。警笛を鳴らし、急ぎ騎兵を呼び戻せっ!」

「はっ!」

「ここにいては狙い撃ちされる。この近くに集落は?」

「はっ! 川の南に山があり、その麓近くに村がございます」

「南か……ギレロの騎兵は前に出て歩兵を守れ。歩兵は盾をかざし砦から飛んでくる矢を防げ! 南の村に一時退却し、態勢を立て直すっ!」

「はっ!」


 こうして伯爵の兵は占拠された砦に背を向け、追い払われるように南にある村への退却を余儀なくされたのであった。




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