EXTRA第二話 泣きっ面に蜂なお嬢様の自爆(※R-15)
※R-15な回です。そういうのダメな人は飛ばしてください(25行下から本文)。
もわぁぁぁん、と、湯気と排泄物の臭いが混ざり合う室内。破れた窓と消し飛んだドアのおかげで風の通り道ができていたので、それが部屋の中に満ちることは、籠もることはない。
少女はそれだけのことされるだけのことをここにいる二人+一人にしたのだ。これだけで済むのは実のところ、かなり甘い。本格的な私刑や、もっと酷い恥辱を与えられていてもおかしくはないのだ。
と、処置は甘々とはいえ、絵面はとても汚らしかった。
そっち方面の趣味がある方々や、ガチロリな方々には極上のご褒美といえる香りと光景とシチュエーションだったかも知れないが、三人はそれらに相当していない。
だから、三人は少々やりすぎたか、と同時に溜め息をついた。
「なぁ、ピエロ、ガードマンさん。ちょっとはっちゃけ過ぎたな、俺たち……」
二人はそれに疲れた顔で頷く。
男は続いて、机に抑えつけてある、未だしくしく泣き続けながら、もうお嫁にいけない、とかほざく少女にこう言った。
「あんたの汚物は俺らが片づけておく。あんたは、体洗って、服着替えてこい。着替えがなかったら今着てるの洗って、取り敢えず何か着て戻ってこい。それまでにこの部屋の惨状は何とかしておいてやるから」
「ぐす、ぐすん……、うん……、うう……」
ダッ、ベチャ……。
「うわああああああああああああああんんんんんん」
少女は自分が捻り出したそれを踏むように床に体を下ろし、その場でへたりこんで、益々汚れて、大泣きした。
「……」
「……」
「……」
三人は、何も言えなかった。唯、申し訳なさそうに俯くことしかできなかった。ただ、そうして、見ているだけしかできなかった。




