そのろく
28日
バンコックを出発
商人が同行することもなくヴィンチ村の者だけで本村に向けて出発
牛車の荷台には結構な荷物が。
ヴィンチ村で作ってない作物や衣類、矢じりだそうで。
夜になると「お前らも冒険者になったんだし夜番に参加な」と言われた
行きは子供だから免除してくれてたみたい
ただ、一番楽な最初の夜番だったけど
飯は昼も夜も狼肉だった
29日
狼に出会った場所を過ぎたが特になにも無し
荷台の作物のことを聞いたら赤芋とジュガ芋だそうで。
見てみたらサツマイモとジャガイモでした。
薩摩もジャガタラもないと思うし、そうなるよね
赤芋はその外観からジュガ芋はジュガシヴィリと言う人が発見したからだそうな
今日の夜番も最初でした。
飯は相変わらず狼肉
30日
夜には本村に着くかと思ったらその前に野宿でした。
バンコックの近くでは稀に賊が出るそうで、門の近くの方が安全なんだとか
今日の夜番も最初だった。
ゴブジュンとオクスケにバンコックでどこに行ったのか聞いてみたら
屋台であっという間にお金を使いきって宿に行ったらしい
ゴブジュンオクスケは宿で留守番し付き添いの大人達はでかけて行って芋や衣類を買ってたみたい
#月1日
昼前に本村到着
本村探索に出発
バンコックは街全体のが壁で守られてたけど本村は中央にある館だけが壁で守られてる
樽に剣が刺さってる看板を発見
ここでは物の売買と仕事の斡旋だけで登録はしてないとのこと
冒険者登録に定番の水晶とか血を垂らしてとか無いのか聞いてみたら200年前はそういった物があったらしい
現在ではその劣化品も作れないんだとか。
2日
本村を出発
思い出してみるとこの旅でまともな飯を食ったのは本村だけだったな
狼肉が腐り始めていたので腐りかけの部分は削って再燻製して食った
今日も最初の夜番
3日
帰ったどー
4日
今日は雨で休み
旅の途中で雨に降られずによかった
狼肉は昨日の内に村人の胃袋の中に消えたらしい
5日
今日も雨で休み
ちょっとおばば様の所でへ
おばば様は魔法が禁忌だったのは200年前だったのは知らなかった。
おばば様の年齢が気になるが女性に年齢を聞くのはアレなので、村長に聞きに
村長曰く「おばば様はワシが物心ついた時から御変わりない」とのこと
村長は50代だそうで。
やっぱりおばば様は年齢不詳
6日
今日は晴れ、鹿狩り日和
と思ったが2日続いた雨のせいで泥まみれになった
それでもなんとか鹿2匹
無駄弓は駄目な方向に進化してた
射った矢を角で折られると言う見事な芸を披露した、2匹で7本もやってた
全体の成果は、鹿9匹
当てて駄目にすることはよくあるが鹿に壊されるのは珍しい
駄目弓、再修行決定
7日
今日は晴れのち雨
今日は鹿3匹狩れた
3匹狩った所で雨が降り始めて焦った
村に近い場所で狩れても森の中だったし、雨に打たれながら重い荷物を抱えて歩くのはキツイ
雨の日が休みなのがよく解る
全体の成果は、鹿11匹
8日
今日はオクスケがいない
季節だそうで、狩りは中止
力があるオクスケがいないと鹿が運べん
と言うわけで小川に釣りへ
木の枝、革紐、小枝で作った即席の竿でザリガニ釣り
スレて無いせいかよく釣れた
俺とゴブジュンで釣ったがオクスケにもお裾分けした
茹でて食べたが美味かった