34話
3ヶ月以上も更新できなくて本当に申し訳ございません。
言い訳にしかならないのですが、仕事中に腕を骨折してしまって治るのに2ヶ月くらいかかってしまい、執筆しようにも仕事が忙しくて遅くなってしまいました、すみません。
チームを発表した後、すぐに準備運動をするため東の門から出た『ラグナベル大草原』に来てほしいと放送で伝えられ、ロドリゲスたちと一緒に東の門から外に出た。
それに、ここって正式にはラグナベル大草原って言うのだな。初めて知った。
ラグナベル大草原に来ると、最初出てきた時と同じように目の届く範囲内にはモンスターが居なかったが、少し離れた所に魔術師のような格好をした人たちが立っていた。
何をしているのだろうか?そう思い、ロドリゲスに聞いてみると、
「あぁ、あの人たちは宮廷魔術師で、念のために魔物たちが来ないように結界を張っているんだ」
そう教えてくれた。なるほどな。
そうしていると、レイウスさんたちとその後ろに控えるようにこっちに歩いてくる人たちが来た。
「では、チームを発表します。これをどうぞ、陛下」
「うむ」
俺たちからある程度離れて、ここにいる全員に聞こえるくらいの声の大きさでそう言って、レイウスさんに跪きながら束ねられた紙をレイウスさんに渡す目の下に隈がある女性。
レイウスさんがそれを受け取ると、その女性は立ち上がって後ろに控える。
それからレイウスさんが少し前に出て来て、束ねられている紐をといて、チームを発表をする。
「まず、私が率いるチーム『ロイヤルナイツ』に…」
そう言って、呼ばれたのはリリーアさんにレイア、それと騎士団の人たち数名と魔術師の数名、そして特別ゲストとして参加するニーニャとナーシャ、そして何故か俺の名前が呼ばれた。
ちなみにひとチーム50人くらいだ。
「では、呼ばれた人たちは前に出て来てください」
「ほら、ユリウス。何で手で顔を覆ってるの?早く行こうよ」
「そうだよ、ユウお兄ちゃん。早くいこ?」
そう言いながらニーニャは俺の服を軽く引っ張り、ナーシャは反対の手を引っ張って前に連れていこうとする。
……そうだな。呼ばれてしまったし、行くか。
俺の名前を言われるのとほぼ同時に、統率されたような動きでこっちを見てきたアルトたちを気にしないようにして、今もジーっとアルトたちに見つめられながらニーニャたちと一緒にリリーアさんたちが立っているところまで行く。
リリーアさんたちがいるところに行くと、レイアが俺の所に来た。
「お兄ちゃん、今日はよろしくお願いします」
「あぁ、一緒に頑張ろうな」
「はい!」
そんなやり取りをリリーアさんたちが微笑ましいものを見るような暖かい目線で見守っていた。
レイアとの会話を終わったのを見計らって、鎧を着た金髪で耳にイヤリングをした優しそうな青年が俺に近づいてきて、声をかけてくる。
「君が、ユリウス君かな?」
「はい、そうですが…貴方は?」
「これは失礼しました。私は騎士団『ヴァルハラギア』の総隊長をさせていただいているユーロン・ハーモニアと言います。貴方のことはリリーア様やジャガロたちからよく聞いています」
へぇ、この人が現総隊長でロドリゲスの後任か。
まだ若そうなのにもう総隊長に任命されているのか。それだけの実力と実績、信頼があるのだろう。
爽やかな笑みを浮かべているユーロンさんを見てそう思った。
「俺はユリウスって言います、よろしくお願いします」
「はい、こちらこそ……それと、ジャガロたちからユリウスさんは相当な実力の持ち主を聞いています。後で手合わせをしてくれませんか?」
「機会があれば、良いですよ。」
少し考えてから断るのも悪いなと思い、了承をするとユーロンさんは嬉しそうに笑ってから右手を出してきたので、最後に握手をした。
ユーロンさんとの挨拶を終えると、今度はローブを着崩して着た気だるそうな表情をしている少女が話しかけてきた。
「マリノよ。よろしく」
「あ、あぁ。ユリウスだ、こちらこそよろしく」
「そう…ユリウス、私は眠たいから寝るけど準備運動が終わった後に起こしてね」
いや、起きとけよ。そう言う前に立ったまま寝息をたてて寝始めたマリノ。
…俺にどうしろと?そして、何故俺に頼むのだろうか。助けを求めてリリーアさんたちを見るが苦笑いをするだけだった。
「そいつはいつもそんなかんだから、そっとしておけばいいぞ」
そう言いながら来たのはロドリゲスだった。
「ロドリゲス、違うチームなんだな」
「まぁな、今は敵だがお互い頑張ろうな」
「ふふ、頑張りましょう」
ロドリゲスの次にチャロットが来て楽しそうに微笑みながらそう言った。それと、マリノはチャロットに邪魔にならないように離れた所に移動させてもらった。
あぁ、頑張ろう。
チームの発表を終えて、準備運動が始まる。それと、アルトたちのようなプレイヤーは名前を呼ばれずに、プレイヤー同士でチームを組むことになっていた。
全部で13チームとプレイヤーたちだけで組まれている3チームの合計16チームある。
準備運動はユーロンさんが担当という事で、前に出ていった。
「本来なら街を5周ほどしてもらうのですが、今回は別の方法を取ります」
ユウフスベルを5周って…結構走らせるな。まぁ、今回は別のにすると、言っているけど何になるのだろうか。
「その方法とは異国より伝わりし体操…その名も『ラディオ体操』です!」
ラディオ体操?……あぁ、ラジオ体操の事か。言いにくくないのか、その名前は。
そう思いながらも、音が鳴り始めた為気にしないことにした。
「はい、まずは深呼吸~!」
音はユーロンさんの近くに居る人が持っている魔石のようなものから流れてくるのは聞こえてくるが、ラジオ体操みたいに指示は流れてこずに、やりながらユーロンさんが何をするのかを指示を出していた。
…それだったら、あらかじめその音声も録音していればいいのに。
そう思いながらラディオ体操に取り組んで、口には出さなかった。
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ラディオ体操も終わり、頼まれた通りマリノを起こしてから街の中に戻ってきた俺たちは、それぞれのチームのテントが立っていた為、その中に入った。
次は百メートル走という事で、テントに入ってきたリーダーでもあるレイウスさんの指示のもと、男子からはユーロンさん、そして女子からはメリルって人が選ばれた。
メリルさんはあの放送をしていた女性で唯一の女性騎士らしい。
ユーロンさんは敬礼をして、爽やかに笑っていたが、メリルさんはその反対で少しめんどくさそうな顔をしていた。
…仮にも国王のレイウスさんにそんな態度とって不敬罪にならないのだろうか。まぁ、レイウスさんも気にしていないようだし大丈夫なのだろう。
「このチームで最速の二人を出したが……果たして勝てるのだろうか?」
「他にも速い人が居るのか?」
「うむ、この街に住んでいるほぼ全員が現役の冒険者か元冒険者だからな。ユーロンとメリルより足が速いのは、ロドリゲスとガルフ、女性だとチャロットとリミアだろう」
聞いた事がない人の名前が出てきたな。この街の現役の冒険者たちなのだろうか?
レイウスさんと会話しながら、選手が集まっているところを見てみると、見たことがある人たちも出ていた。
「へぇ、アルトとアイが出るのか」
「知り合いか?」
「あぁ、俺の友人だ」
まぁ、アルトは前衛だし、アイは斥候役だから足も速いのだろう。チームが違うから表だって応援は出来ないが、二人とも頑張れよ。
アルトたちに心の中でエールを送りながら競技が始まるまでレイウスさんたちと今後の事を話し合ったりした。
『それでは百メートル走、男子の部を始めます』
そう放送が流れて、レイウスさんと話すのをやめて選手たちの方を見るとそれぞれ走りやすいように構えをしていた。
…いや、一人だけだるそうにポケットに手を入れて煙草みたいなものをふかしている人が居るけど、あの人は誰だ?
「相変わらずだなアイツは」
「知っているのか?レイウスさん」
「アイツがガルフだよ。この街で唯一のトリプルSランク冒険者だ」
唯一と言うぐらいだから一番上のクラスなのだろう。
そして、そのガルフの横を走るのがロドリゲスでその横がユーロンさん。その横にアルトだ。
ロドリゲスはガルフとは知り合いなのかガルフを咎める様子はなく、何やら話し合っていた。
ユーロンさんは、隣に立っているアルトに話しかけてアルトと話をしていた。
たぶんだが、挨拶でもしているのだろう。
そして、リリーアさんたちも他のテントの人たちに負けない声で声援を送る。
結界だけを言うと、あのあとすぐに合図が鳴り一斉に走り出して1位はガルフ、2位はユーロンさんで3位がロドリゲス、それから4位にアルトだった。
最初に飛び出したのはユーロンさんとロドリゲスだったのだが、少し遅れて煙草を握り潰したガルフが一瞬にしてユーロンさんたちに追い付いて追い抜き、ゴールをしていた。
『はいはーい!皆さんこんにちはー、シェリーさんですよー。シェリーさんが出てきたと言うことは、恒例のあれが始まると言うことですよ!という事で、あれを持ってきてください!』
マイクを持った青い髪をした女性が……シェリーさんが出て来て、そう言った。恒例のあれとは何だろうか?そう思い、レイウスさんに聞くが、見ていたら分かると言われた為、俺は目線を前に戻すとちょうど、抽選箱のような物が持ってこられているところだった。
『まず、最下位は確定しているので、二人目を決めたいと思います』
そう言って、シェリーさんは青色の抽選箱に手を突っ込み、少ししてから紙を取り出す。
『えーっと、5位の人ですね。それでは、最下位の人と5位の人は私のところまで来て下さい』
赤髪を刈り上げた目の横に傷がある男性と黒髪で前髪で顔を少し隠れている男性がシェリーさんの近くまで行き、それを確認したシェリーさんは、最初の抽選箱とは色が違う赤色の抽選箱の中に手を突っ込む。
『まずは最下位のアギルさんからで~……そいやっさー!』
そう気合いの入った声と共に紙を取り出し、シェリーさんはその紙に書かれた内容を読み上げる。
『えっと、あいうえお作文風に好きな人に告白です。それではさっそくアギルさんどうぞ!』
シェリーさんはそう言って、マイクを顔を赤くした赤髪の男性…アギルさんに渡す。
抽選箱箱の辺りから何となく察していたが、なるほど恒例のあれとは罰ゲームのようなものか。
「そういうことか」
「あぁ、点数を取って競い合うだけじゃつまらないと思ってな、だから最下位ともう一人1位から3位を除いた出場者をランダムで決めようってことになったんだ」
俺が納得した声を出すと、レイウスさんが補足をするように説明をしてくれた。
そうしていると、皆に見つめられながらアギルさんが勇気を振り絞ったように、声を出した。
「……『ア』ナタにこんな形になったけど伝えたいことがある。『リ』ゆうなんて上げれば切りがないけど、それでもひとつ上げるとしたら君の幸せそうに笑っている笑顔が愛しく思えた。だから俺は…『シ』ぬまで愛し守り抜こうと、そう思った。『ア』リシア、愛している。俺と結婚してください」
アギルさんは相当混乱していたのか、告白ではなくプロポーズをしていた。
皆が静まり返る中、突如一人のショートカットの女性がテントから飛び出して、アギルさんに駆け寄り抱き付いた。
「もう、遅いよ…アギルくん」
『成功、プロポーズ成功です!五年越しの二人の愛が遂に実りました!いやー、私は何度さっさと結婚しちまえよと思ったことか分かりません!それでも二人が結ばれて良かったです。幸せになってくださいね!』
それから一気に歓声がわきあがり、口々に祝いの言葉を送る。それから唐突に始まるキスコール。
…いや、それは流石に無理だろう。ほらアギルさんとアリシアさんも顔を真っ赤にして、無理無理と言いたそうに首をふっているじゃないか。
それと、レイアが顔を少し赤くしながらチラチラと俺の顔を見ているのが少し気になった。
「どうした?レイア」
「ふぇ?う、ううん。な、何でもないよお兄ちゃん」
俺に何か用があるのかと思ってレイアに声をかけたがすっとんきょうな声を上げて驚くだけで用はないらしい。
まぁ、それならいいのだが。
少しの間キスコールが続いたが、レイウスさんが前に出て落ち着かせた。
それからレイウスさんの指示のもと、アギルさんとアリシアさんは同じチームになった。
そして、二人目の5位の…のアスロットさんは3回回ってワンと吠えろということでさっさと済ませ、女子の部が始まった。
……アスロットさんの何とも言えない地味な罰ゲームに誰もフォローが出来ないのかアギルさんとアリシアさんが仲良く腕を組んで話をしながらテントに戻るなか、俯いて何処か淀んだ空気を醸し出しているアスロットさんにユーロンさんだけが声をかけた。
すると元気を取り戻したのか、アスロットさんがユーロンさんに抱きついて、ありがとうとお礼を言っているのが聞こえてきた。 ユーロンさんもいきなり抱き付かれて困った表情を浮かべたが突き放すようなことはしなかった。
ユーロンさんたちもテントに戻ってきて、女子の部が始まりそれぞれ位置に着いた。
並び順は、メリルさんの横にチャロットが並んで、その横にアイだ。
容姿が分からないから何とも言えないが、リミルって人も出ているのだろうか?
レイウスさんが言うには足が速いらしいから出ているとは思うけど。
「メリルちゃんに、チャロットちゃん…頑張れー!」
リリーアさんがメリルさんとチャロットを大きな声を出して応援をする。
そして、その横で男子の部の時には何処かに行って居なかったナーシャとニーニャが飲み物とお菓子を持って立っていた。
…それを買うお金は何処にあったんだ?そう思っていると、ナーシャがこっちを見てきて、ジュースをこっちに向けながら、
「ユウお兄ちゃんも飲む?美味しいよ」
「いや、いいよ。それはナーシャのだろう。ナーシャが全部飲めばいい」
「だったらユウお兄ちゃんも貰ってきたら良いよ。このジュースもお菓子も無料でもらえたよ?」
そうなのか。でも、無料で提供をしても大丈夫なのだろうか?そう疑問に思っていると、レイウスさんが説明をしてくれた。
「ナーシャが言っているのは、城仕えの料理人が作ったジュースとお菓子のことを言っているのだろう。それだったら1回だけだが全員に無料で提供しているからな。もちろん、普通の売店もあるぞ」
なるほどな。レイウスさんの説明に納得した俺は、これから女子の部が始まるため、後でそこにナーシャに案内してもらって貰いに行ってみようと思った。
…レイアも一緒に行きたそうにしているからレイアも誘うか。
『それでは女子の部を始めます』
放送が流れて、それから少ししてからスタートしたが結果だけを言うと、まず1位にチャロットで2位にメリルさんそして、3位にアイだ。そして、4位に翡翠色の髪をサイドテールにした俺と同い年の少女で、レイウスさんが言うにはこの人がリミルさんらしい。
リミルさんはスタートした瞬間に隣の出場者が躓いてこけそうになったのを咄嗟に支えて転けないようにして他の出場者から少し遅れていたのに結果は4位だった。
リミルさんも驚いたが、チャロットが1位と言うことにもレイウスさんから足が速いとは聞いていたが驚いた。
「チャロットは今ではあんな感じだが、昔はお転婆でな。よくロドリゲスたちの訓練や冒険者たちにまじって依頼を受けたりしていたんだ」
そうだったのか。だがそれで、チャロットの足が速いのも納得もした。
『はいはいーい、本日2回目のシェリーさんですよー。それでは2回目なんで説明は要らないと思うのでさっそく二人目を選びましょう!……ホイヤ!』
シェリーさんと一緒に抽選箱を持った人が出て来て、シェリーさんが抽選箱に手を入れて、紙を取り出す。
『えっと、4位の人ですね。それでは前に出てきてください。それとついでに、最下位の人がやることも決めときましょう!……はい、出ました、《なにしてんだろう…私と思った時の話》を最下位のレアさんお願いします!』
シェリーさんの横にリミルさんとアメジスト色の髪をショートボブ?の20歳位で顔だちの整った高身長の女性、レアさんにマイクを渡す。
レアさんはマイクを受け取り、少し考える素振りを見せてから、
「ある夏の、暑い日の午後……仕事も休みで恋人もいない私は、バニラ味のアイスを食べながら馬車を3時間走らせ、浜辺のある海まで行き、保存しておいたもうひとつのバニラアイスを食べながら波打ち際に立って海と夕暮れを眺めて、ふと…私は何しているのだろうと思った。甘いはずのバニラアイスが少し、しょっぱかったなぁ」
一筋の涙を流しながらそう語ったレアさんに、俺たちはかける言葉が出てこなかった。
それに、バニラアイスってここにもあるんだなと思った。
『……その、なんかすみませんでした』
「いや、いいんだ。謝られた方が余計虚しくなるだけだから」
『……そ、それでは次に移りましょう!…はい、出ました!《恋人との馴れ初め、または好きな人の好きになった理由》を4位のリミルさんお願いします!』
レアさんからマイクを受け取ったシェリーさんは気を取り直して抽選をして、リミルさんにマイクを渡した。
リミルさんは少し考えてから、
「一目惚れ」
『え!?リミルさんって好きな人出来たことあるんですか?恋愛とかには興味ないのかと思っていたのですが』
「失礼な、ある」
『どんな人なのか教えてくれませんか?』
シェリーさんにそう聞かれたリミルさんは頬を少し赤くして、「恥ずかしい、駄目」と言った。
そんなリミルさんにシェリーさんは堪えられなかったのないきなり抱き付いた。
『もう、リーちゃん可愛すぎ!』
「シェリーさん、苦しい」
リミルさんは本当に苦しいのか、顔を少し青くしながらシェリーさんの腕を手で叩く。
それから少しの間、リミルさんはシェリーさんに抱き締められたままだったが、2分くらいしたらリミルさんは解放されて、次に進んだが次の競技に移る前に、10分間の休憩に入る。
レイアを誘って、飲み物等を貰いに行こうとしているとふと、他のテントで一部を除いた男女が何故か準備運動をしていた。
何をしているのだろうと疑問に思っていると、彼らが行動で答えを教えてくれた。
「しゃあっ、お前らアギルたちを捕まえるぞ!」
その一人の男性の掛け声に全員が応え、アギルさんたちに向かって駆け出した。
そしてそれよりも早く、アギルさんはアリシアさんをお姫様抱っこで抱き上げてから駆け出していた。
「手を離すなよ、アリシア」
「…うん!」
「くっ、見せつけやがって!」
何をやっているんだ、この人たちは。
アギルさんたちを追いかけている人たちを見て、俺は少し呆れながらも気にしないことにして、レイアとナーシャと一緒に飲み物を貰いに行った。
仕事も落ち着いてきたので、もう安定して更新できるとは思います。
次の更新は最低でも来週の日曜日にはするつもりです。
これからも今話みたいに一ヶ月以上更新が滞ってしまうことがあるかもしれませんが、更新をやめると言うことはないのでこれからもよろしくお願いします。




