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詩集

秋花花弁

作者: 江馬 百合子

夕日隠れに 秋風吹けば

なびき揺らめく 尾花の穂

藤袴の香にあてられて

見し夢 さながら現夢


夕映ゆ君の瞳には

緋色に染まる世界が揺れる

いつの日か届くと信じ、手放す愛しき詞書


散ってはつもる秋花花弁

想いは隠され どうかそのまま

山茶花の香りに溶けてゆく

私がまとう 恋衣



秋の月夜が照らすこの道

なびき揺らめく葛蔓

真白の野菊に魅せられて

見し夢 さながら現責め


月の輪映す瞳には

雫に濡れた世界が歪む

いつの日か届けと祈り、噤む哀しき言葉のはし


散ってはつもる秋花花弁

想いをとどめて どうかこのまま

竜胆の青さに溶けてゆく

君が流れる 恋の風


散って吹かれた秋花花弁

私の想いは どうかこのまま

時にさらわれ 朽ちたとしても

これは確かに 恋の歌


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