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第五詩

第五詩:狂気欲望

私の目の前にあるのは


黒く煌めく水晶の球


私はそれを知っている


それは抗いがたき衝動

それはのしかかる残酷

それは蝕んでいく理性


狂気へと至るために

必要不可欠な勇気


常識という檻の破壊

固定という鎖の切断


他者とのズレを超越するもの

動物性精神から抜け出すもの


狂える賢しさを与えるもの


私はそれを欲していたのだ

愚かしきズレから

害毒なる動物性精神から


与えられし狂賢を持ってして

抜け出すための欲望


私はそれに手を伸ばす

受け入れるために


鎖を切断するために

檻を破壊するために


欲し望んだのだから――


end




作者の願望と聖書からの引用かつ意訳を含んでます。

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