表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/45

独り夜ふかし

横になったまま寝そびれて

ただ転がる時間

暗闇のなかで

窓だけがはっきりと存在するから

目的もなく目を向けて

光のほうを探してしまう


暗闇をかざる星や月は

あまりに小さく

とどかないもので

私の一人を深めていく


見下ろすと

昼間は寝ていた街灯が

休むことなく光をはなっていて

私のような寂しいものも

しらず心まで大きく照らす


足もとや体の後ろがわは

震えるほど冷えきって

毛布だって暖くしてくれないのに

私のすべては光へ向かい

むきだしになって困る

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ