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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

赤い鍵

作者: 霧乃

鍵を見つけた。赤い鍵。街中で。

自分の他に拾う者がいなかったから、拾った。

すぐに捨ててもよかったが、なぜか捨てられない。拾った直後から、妙にしっくりくるのだ。

赤い鍵···鍵があるならあけられるものがあるということだ。

次の日俺は、鍵を手に持ち、昨日歩いた道を注意深く見てまわった。―――特に何もない。そこへ、ある謎の老人が近づいてきて、口を開いた。

「あんた···その鍵どうなさった?それは、ワシのじゃ、返せ!···返せぇえ!!」

突然のことだった。その老人は、鍵を喰い入るように見ながら、俺に掴みかかってきた。その老人のものであるならば返せばいいのに、俺は老人を軽くあしらい無視をした。そして、その場から離れ寄り道をして帰路についた。

何日か過ぎ、俺はすっかり鍵のことを忘れていた。家でなんとなくテレビをつけていたとき、そのニュースは流れた。

「昨夜未明、○○○で老人の変死体が発見されました。その老人は×××の近くに住む、氏原錬太郎さん、76歳。氏原さんに目立った外傷はなく――――」

あの時の変な老人だった。へぇ、死んだのか。

俺は、モヤモヤした気持ちになった。別に俺が悪いわけじゃない···責任を感じる必要なんてない!なにも···

視線の先に飛び込んできた、あの鍵が。その赤は、拾ったときより濃くなっていた。改めて見ると気持ちの悪い鍵だ。俺は、どうしてこんな鍵を持っているのだろうか。今考えるととても不思議だった。

俺は、鍵を握りしめると外に出た。なんとなく、部屋のゴミ箱に捨てたくなくて、コンビニまで行き、ゴミ箱に捨てる。

と、同時にめまいがした。俺は、立っていることが困難になり、その場にうずくまる。

え···なん、だこれ?···ど、して···ちく···しょう·········

翌日、

「――続いてのニュースです。また、あの時に似た変死体が···。早朝未明、○○コンビニエンスストアの前でその男性は、死んでいたようです。その男性は、××××マンションに住む、仙台海都さん、32歳。あの時の氏原さんと似た死に方をしていることから、なんらかの関連があるとみて―――」


「こいつは、ひでぇな」

「えぇ、長年検死してきましたけど、こんな遺体を見るのは···」

「左手中心に血管が裂けるなんてどうみても変です」



この、不可解な事件は、『赤い鍵』として迷宮入りになった。




読んでくれてありがとうございます。

えと、突然な終わりかたですが、これが私の書き方です。(笑)

なんとなく書いてみたショートショートなので、謎が謎のままで意味不明だとは思いますが、ご了承下さい。


鍵が、何を示しているのか、

あの老人はいったい、

なんであんな死に方をしたのかとか、

すべて読者様の思考にお任せいたします。

はい、ごめんなさい。

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