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『脆い絆』  作者: 設楽理沙


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22 ◇温子の存在は大きかった

22  ◇温子の存在は大きかった



凛子が持って行った哲司との離婚届が、すでに温子によって役所に出されて

いることを、温子の元へ訪ねて行った義父から聞き及び、ここにきてようやく

哲司は自分と温子との縁が切れたことを実感するのだった。『やはりな』と。



離婚届にサインするのも判子を押すのも戸惑いがあり躊躇していたのに

強引に勧めてきたのは凛子だ。


そしてそういうことをしておきながらちっとも自分を大事にはせず、実の姉を

追い出しておきながら居心地が悪くなるとその家に寄り付かなくなり、果ては

男を作って出て行ってしまった凛子。


温子が家を追われてからまだ3か月も経たぬうちからのこの所業。


振り返ってみれば、我儘で強引な凛子ひとりに皆が……

凛子が出戻る前には5人それぞれ幸せに暮らしていた家族が……

不幸せな目になっている事実に気付き、哲司は愕然とした。


そして温子の存在が、いかに皆の幸せに直結していたかを実感するのだった。


そんな中、哲司は家に帰らなくなっていた凛子が、街中で知らない若い男の

腕に手を絡ませて歩いているところに偶然出くわしてしまう。


ふたりを茫然と見つめている哲司に気付いた凛子は、フンっと鼻であしらい

当たり前のように哲司のことをスルーし、男の肩へと楽し気にしな垂れかかり

ながら歩いて行ってしまった。




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