表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バレッタ・ラブ  作者: 新規四季
54/55

10

施設内が騒がしい。

ザワザワとした感じではなく。


「悲鳴ですか」

「起きたの?」


まだ麻酔が抜け切ってない体を持ち上げながら五十鈴がキョロキョロと視線を動かして呟く。


ドクターは施設内の異常よりも五十鈴を気にした様だった。

脈拍をとって目をマジマジと見たりと忙しい。


体温計を脇に無理やしさして横たわしにする。


「えっと、なんか異常ありませんか?」

「至って良好よ」

「あ、私じゃなくって……」

「私は、今は、ボロボロになって、制限を超えて、メンテナンスを後回しにしまくった患者のことしか考えられないわ」

「あ、はい。本当にすいませんでした」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ