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「えいやっと」
そんな軽い感じの掛け声で後輩ちゃんが雷のマテリアルを掲げると、晴天の青空から五柱の雷が施設にぶつかった。
激しい光と轟音。
近くにいた私たちは地震が起きたと錯覚するくらいの揺れを体感した。
「戦術兵器……」
「エネルギー切れだからもう使えないですけどね。行きましょう、今ならセキュリティは全部落ちてるはずですから」
「ああ。……それって館内真っ暗なんじゃないの?」
「予備電源も逝ってるハズですからそうですね。頑張りましょう」
「馬鹿なのか」
「えいやっと」
そんな軽い感じの掛け声で後輩ちゃんが雷のマテリアルを掲げると、晴天の青空から五柱の雷が施設にぶつかった。
激しい光と轟音。
近くにいた私たちは地震が起きたと錯覚するくらいの揺れを体感した。
「戦術兵器……」
「エネルギー切れだからもう使えないですけどね。行きましょう、今ならセキュリティは全部落ちてるはずですから」
「ああ。……それって館内真っ暗なんじゃないの?」
「予備電源も逝ってるハズですからそうですね。頑張りましょう」
「馬鹿なのか」
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