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執事とお嬢様の魔法五重奏《マジカルクインテット》  作者: 幻馬
第一章 リヒテンベルクの人々
12/73

執事初日、開始

翌日早朝。


俺はオスカルの部屋で、今日の業務予定や屋敷の現状を聞いていた。

現在、この屋敷で執事をしているのはオスカルだけ。

昔はお嬢様一人一人に執事がついていたそうだが、全員辞めてしまったらしい。

なので必要に応じて仕えるようだ。


だがオスカルはメイド隊への指示など、屋敷を管理する上で欠かせない仕事をいくつも請け負っているので、そこまで手が回らない。

なのでオファーを出した、というのが今回の経緯らしい。


「――ですので、レオンさんにはまずお嬢様方個人個人と話をして貰います」

「はい」

「第一印象は昨日見た通りでしょうが、まずはお嬢様方のことをよく知って下さい。趣味嗜好などを知っておくことも重要です」

「わかりました」


「それと、まだ不慣れでしょうしレオンさんにこれを渡しておきましょう」

そう言ってオスカルが出したのは映像スフィア。

「この中にこの屋敷の見取り図と家の者の大まかなスケジュールを入れておきました。役立ててください」

「ありがとうございます」


試しに起動してみる。

おお、映像機能だけじゃなくて時計機能にスケジューリング機能まで付いてる最新型だ。


「それでは一日頑張りましょう」


よし、頑張ろう。


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