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ねぇ神様…

作者: 桜潮騒

ねぇ神様、一目惚れからの恋ってありですか?



最初は何となくカッコイイだった

それが気づけば君を目で追うようになっていたんだ。



あと何度、君への「好き」のため息をついたら、君は振り向いてくれますか?



君を見かける度に僕(私)を見てくれないかなと期待して、ダメでため息をついて落ち込むんだ



ねぇ、あと何回君に「好き」って言えば僕(私)の気持ちは届きますか?



いつも見かける君の後ろ姿に小さな小さな、誰にも気づかれない声で、告げる「好き」の言葉

あと何回告げたら君は気づいてくれますか?



君の紡ぐ「好き」と僕(私)の紡ぐ「好き」は違うモノなんだよ?でもね、それでも良かった。君の側にいられるなら…



君が僕(私)に告げる「好き」、それは僕(私)が君に紡いでる「好き」とは違うんだよ?でも、君の隣に、君の隣に友人としていられるならそれで良かった



君の好きなところはね、数え切れないくらいあるけど、君のその優しい所、とても好きだよ。

でもね?

私だって女の子なんだよ?

不安になることもあるんだよ?

私、そんなに強くないよ…



君が他の子と歩いてるのを見たら、不安になるんだよ?

信じていても不安で不安で仕方なくなる時だってあるんだよ?

私は、そんなに強くないよ…



神様、もしいるのならば、一日、たった、たった一日だけでいいから、私に力を下さい



もし神様がいるのならば、一日でいいから、たった一日でいいから、私に魔法の力を下さい



大好きなあの人に素直に何も飾らないで「好きだ」と言える、たった一欠片の小さな勇気-チカラ-を



たった1粒の小さな涙でいいから、それだけの勇気-チカラ-でいいから

私に勇気を下さい

大好きな人へ、伝えるための勇気を



ねぇ神様、一目惚れからの恋愛、恋、「好き」ってありですか?

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