【入学式 4月】2
『そういえば海澪って
中学の頃さ、目が合うと会釈してたよね。』
『え、変かな?目が合ったのに無視するのもあれだし…
仲良くなってからは手を振ったりもしてたけど』
『いや、結構嬉しかったんだ俺、
見た目のせいで大人しい子は避けるし
目が合うと反らされるし…』
『嫌じゃなかったんならよかった…あ、
クラス表見た?見てないなら一緒に行こっ!』
『あー見てないわ、同じクラスだといいな…』
『だね!』
入学初日から中学生の頃の
唯一の友だちに再会出来るなんてツイてる。
クラス表の貼ってある掲示板の前には
新入生で溢れかえっていた…
『人がゴミのようだ。』
『バルスで減らないかな?』
『殺すつもりかww確かにこの人の量はウザいけどw』
『チビで目悪いから見えねぇや…』
じっと隣の高身長なイケメンを見る。
(………。)
『…高身長なイケメンとかバルスだわ』
『俺見てバルスとか言わないでよ…
…あっ、俺たち同じクラスだよ!』
『え?!何組?!』
僕は高身長イケメンに対する妬みも忘れはしゃぐ。
『二組。』
『やったぁ!これから一年よろしくね麗二っ!』
『一緒のクラスでよかった…こちらこそよろしく!』
これからの学生生活がとても楽しみっ




