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(うるうる)

「う、ん?

あ、あれ?ここは…?」

目が覚めると知らない天井

寝ていたのはソファの様な所で、えっーと?確か…

「あ!

あの狼は、っっ!」

急に起きようとしたら背中に激痛が走った

逃げているときは、必死だったから痛みまで気を回していなかった

が、背中は包帯のような物で巻かれており、誰かが処置をしてくれたんだと思う

今持っているのは刀だけだ、キッドはあの場に置いてきてしまった

「くっ!」


身体能力がとんでもないことになったとはいえ、戦闘経験も技も無い


それを、思い知らされた

狼が現れたとき私は最初気がつかなくて背中を切り付けられた後だった

それでも直ぐに攻撃しようとしたが相手の方が早かった

相手は私の攻撃を簡単に避けるとまた、切りつけてきた

それはギリギリのところで避け、相手を見た

だが、それで分かってしまった

あくまで、直感に過ぎないがただ漠然と(ああ、こいつがやっているのは命を懸けた狩りではなく、遊びなんだ)と

それに気付いてからはただ逃げた

恐怖した、訳ではない(・・・・・)

できる限り抗ってみようと思ったのだ

普通にやっても勝てないことは分かっている、だから体力もおかしくなっていることにかけた

もしかしたら、相手の体力が無くなり、その時に倒せるかもしれないと

だが、相手の方が体力もあり、速かった、だから私が先に体力が無くなり、追い詰められ、そして…

「あのぅ」

「!?」

気が付くと目の前に女の子がいた

恐らく、考え事をしているときに入ってきたのだろう

心配そうなうるうるとした目でこちらお見ている


「…」(あせあせ)

「…」(うるうる)


女の子がうるうるとこちらを見ている

話しかけますか?

 >イエス

 ノー


ゲーム風に言うとこんな感じか?

って、現実逃避はダメだ!

しかし、


「…」(ちらっ)

「…」(うるうる)


どうしよう?

短ーい

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