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プロローグ


なんで親はこんな名前をつけたのだろう


周りも暗くなっていく中、仁は誰もいない公園でブランコを漕ぎながら思っていた。


仁の小学校のあだ名は、女神である。

早乙女 仁


仁を、神と読み換えて苗字の最後のとくっつけて読むそのあだ名はすごく嫌だった。


きっかけは、些細なことだったと思う。

一度ついて広まり定着したあだ名を変えることはできなかった。


学校で女神、女神呼ばれると気分が沈みかえりたくなくなってしまう。


仁は、その気持ちを切り替えるために家に帰る前にブランコをこいでから帰るのが日課になっていたのだった。



「なんでそんな沈んだ顔して、ブランコをこいでゆのよ!!!」


仁はいきなり声をかけられびっくりした。

普段この時間にこの公園に人が来ることはなかったからだ。


仁は声が聞こえてきた方を見るとさらにびっくりしたのだった。


声の主は、銀色の髪をしたすごく美人な人だったのである。


「別に沈んでなんかないよ」


「そんなことないわ、だって貴方辛そうだもの」


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