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流されたものの行方  作者: 『食べられません』を食べた人
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第44話 異世界転生者

 砦に着くとギルド長が門のところにいた。もちろん抱えられた状態で会った。会ってしまった。そのときのギルド長は唖然としていた。僕も同じ気持ちですよ。そのままなにか考えてこちらに向かってきた。


 「お、おぅ…元気そうだな?ど、どうだ?能力値は上がったか?結構魔物には遭遇しなかったか?」


 完全に動揺している。こんな状況でまともな答えが返ってくるなんて思ってないだろう。僕もなんとも言えない。


 「僕のステータス見てみてくださいよ。もう…それしか答えはありません」


 レイさんもレイジュさんも黙っていた。なぜならこのイベントの趣旨を今更思い出したからだ。僕らは狩りなんてしていない。強いて言うなら木を切っていた。魔物にもあったよ?死んだ状態だけど?生きてるやつなんて見た記憶なんてないんだけど?


 「お、おぅ…見てもいいならみるぞ!!」


 ちょっと気合いを入れ直していた。きっといい答えを出してくれるだろう。だが、ステータスをみて黙ってしまった。ん?なにかあるのかな?確認してみるか。




名前:山根 草太

種族:人族

年齢:17

性別:男

Lv:46(+2)

HP:245/275(+30)

MP:448/470(+22)

攻撃力:233(+21)

防御力:265(+30)

敏捷:312(+32)

知力:440(+12)

精神力:344(+32)

魔力:423(+21)


ユニークスキル

【流体操作】Lv6(+1)


アクティブスキル

【武術】Lv5【料理】Lv2【テイム】Lv3

【風魔法】Lv6(+1)【水魔法】Lv5【火魔法】Lv5【空間魔法】Lv2【氷魔法】Lv2【毛繕い】Lv2


パッシブスキル

【環境適応】Lv6(+1)【気配遮断】Lv5【苦痛耐性】Lv4【異臭耐性】Lv5【逃走】Lv2【忍び足】Lv4【魔力感知】Lv4(+1)【気配探知】Lv5(+1)【観察】Lv5(+1)


称号

【昼寝を愛す者】【昼寝の達人】【流された者】【異世界転生者】【ゴブリンスレイヤー】【スライム好き】【掃除夫】【悪臭の伝導士】【オーク狩り】【もふりのテクニシャン】【お抱えプロゲーマー】【俊足の荷物持ち】【便利な魔物回収者】


従魔

【ヴィントスライム】シエスタLv8


加護

【創造神の加護】


【流体操作】Lv6

 液体や気体の流れを操作することができる。流れの速度・向きを変えることができ、圧縮や拡散させることができる。さらに流体の温度を変化させることが可能、-100~100℃まで。

Lv1:自分を中心に1m範囲内の流体を操作可能。

Lv2:自分を中心に2m範囲内の流体を操作可能。

Lv3:自分を中心に5m範囲内の流体を操作可能。

Lv4:自分を中心に7m範囲内の流体を操作可能。

Lv5:自分を中心に10m範囲内の流体を操作可能。

Lv6:自分を中心に20m範囲内の流体を操作可能。


称号

【俊足の荷物持ち】

 敏捷,防御力が5%上昇する。


【便利な魔物回収者】

 魔物をアイテムボックスで回収する際に魔物を倒したときの経験値のうち5%得る。


 お、抱えられてただけで能力値とスキルレベルが上がってる。新しい称号名はなんか嫌だけど、効果はいいな。【流体操作】の範囲は広くなったな。これならかなりの遠距離での攻撃が可能だな。距離が離れてるから、隠密性も高そうだな。


 ステータスを確認してギルド長をみると、口をパクパクしていた。なにか変なものあったかな?できれば称号には触れてほしくないな。なかなか個性的なものが勢揃いだからな。


 そんなギルド長を不信に思ったのは僕だけじゃないようで、みんなギルド長を注目していた。スズネはなにか考え事をしていた。僕はギルド長を待つことにした。するとギルド長は落ち着いたのか、深呼吸をし始めた。そんなにおかしなものあったかな?一息ついてこちらを真剣な眼でみてきた。








 「ソウタ…お前、異世界転生者だったのか…」


 「え?あぁ、はい?そうですけど?なにか?」


 その言葉を言った瞬間に周りの空気が変わった。

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