第7話 衝撃
小説を書き始めて、初の土日がやって来ました!なんというか、小説に取り組める時間が多くて自分はとても嬉しい限りです!!
ザーザー…ザザーザー……
……起きたら雨が降っていた。雨か嫌だな。春休み明けて学校が始まってから4日目、初めての雨だ。雨の日に学校は何だか憂鬱になる。と言うか行きたくなくなる。めんどくさい気持ちがいっそ強まってしまう。
……ゲンコツは喰らいたくない。だから、行こうかな。と言うかどうせ今日も待ってるんだろうね。
そして、準備を済ませ、音崎と一緒にいつも通り登校し、学校に着いた。そしていつも通り自分達の教室に入りいつも通り席に…
おかしい。学校に入ってからだ。妙に視線を感じる。……よほど、俺が連続登校してきたのが珍しかったのだろうか。
と考えていると授業が始まった。と言っても昨日よりも今日は楽だ。何しろ午前はテスト返しだけだからだ。
何も苦痛ではない。中学生から俺は満点以外取ったことがない。だから今日は寝る時間が取れる。テストが毎時限、毎時間返って来たもちろん満点でだ!
そして問題の英語のテスト返却の時間がやって来た。
「どういう事だ!」
英語のテストを見た途端に怒りを隠せず教卓に思いっきりテストを叩き出した。大きな声で、怒鳴りつけるように先生に言った。
「なんで、おかしいだろ、全回答に丸は付いてる筈なのに、なんで0点なんだよ」
そう、俺の英語のテストが0点だった。初めてだ、初めて0点を取った。それも全回答には丸があり、名前が抜けていたとかそういうものでもない。だから実際には0点取ったわけでもないのに点数は無かった。
低い声で、冷静な口調で俺の男担任、芝先生は話した。
「その件については、放課後じっくり話そうな、千羽」
…別に、実際に回答が間違っているなら納得するし、満点じゃなくても0点だって問題はない。仕方ない事だからだ。
怒りを隠せずしぶしぶ俺は自分の席に戻った。音崎も心配そう立ち上がり、こちらを見ている。俺は大丈夫だ!問題ない!と言った顔を音崎に見せた。音崎は心配そうだが席に座った。
「お前は何だかんだでいい奴だな」
…つい小声だったが声に出てしまった。まぁー誰かが聞いてるわ…
「誰がいい奴なのー?」
と右隣の「小坂 明日香」は、話しかけて来た。
聞かれていた少し恥ずかしい。そして続けて。
「そんなことより、千羽くん、千羽くん、英語のテスト何点だったの?ねー教えて?」
と、ニヤニヤしながらこちらを嘲笑うかのように質問してきた
…今でにこれ程鬱陶しい奴に出会ったことが無かったので、こいつを思いっきり殴りたいと思いつつもここは冷静に眼力で鋭く、強く、にらみ返した
「ひぃぃ…」
小坂は驚き縮み上がった。そして自分の机を見つめ、しょんぼりしている
飽きれた俺はすぐに、考え事をしたが。
……放課後、芝先生と話すしかないかな。
と結論が出た
最後まで、読んでくださりありがとうございます!ちなみに作者はテストはいつも酷いありさまでした。
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