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68.「活」のポンプ

ガツガツ書いていたら10話以上の話がかなり溜まっていました。

ですので、今日一日一時間おきにに投稿します。

もし、変な箇所がございましたらご連絡ください。

 会議当日。シンはエーデル城の広間の隣の部屋で椅子に座って待機していた。足元には縦長の大きなボストンバッグと大きな麻袋が置いていた。シンは待機している間、昨夜「ショップ」で予め用意した物を大きなボストンバッグに入れていた。その中を見て確認していた。


(銃の説明で必要なオリジナル銃弾10発にレミントンM870(1960年代中期のアメリカで開発されたショットガン)三丁、手押し式ポンプ二台・・・)


 麻袋には手押し式ポンプ二台が入っていた。縦長の大きなボストンバッグにはオリジナル銃弾10発とレミントンM870三丁、これらに関する書類。

 書類は「ショップ」でパソコンと印刷機を購入し「自動開発」でこの世界の言葉に翻訳可能に改造したものだ。それらによって作られた書類を青い箱に保管していた。


(こう言った書類は・・・なるべく出さない様にすればいいか・・・)


 この世界での主な製紙は羊皮紙だった。

 羊皮紙はすでに紀元前から作られていた素材で現在でも、イギリスを始めとするヨーロッパ、イスラエル等の国で作成されている。その作り方は、時代、地域、原料となる皮ごとに様々ではあるが12世紀のラテン語文献に記録されている方法が一般的らしい。


 作り方は、原皮を牧場から食肉用の羊の副産物として購入して直接送ってもらう。この時に使われている皮は防腐のために塩漬けにしてある「塩蔵皮」と呼ばれている物を使う。

 水でよく洗い、塩と汚れを徹底的に落とし、2日くらい水に漬ける。ここで完全とはいわずとも、ある程度汚れを落としておかないと、後工程で付着物が腐って傷んだり、皮にしみがついてしまう。

 手袋を着用して水を入れ替え、消石灰をたっぷり入れる。これは、強いアルカリで毛穴をゆるめて毛を除去し、また表面の組織を分解して余分な部分を取り除くための工程だ。

 そのまま約8日間石灰溶液に浸す。一日に2~3回木や竹の棒でかき混ぜ、茶色くなったら皮を溶液から出す。

 ナイフで、羊毛や内側に残っている肉や脂肪をそぎ落とし、毛側の表皮をそぎ落とす。

 再び石灰水に約8日浸し、きれいな水に2日浸す。この過程を再石灰漬と言い、羊の場合は特に皮に脂肪が多く含まれる。この過程をはぶくと非常に油っぽい羊皮紙になり、インクが乗らなくなってしまう。

 木枠を準備して皮の縁に金具を引っかけてひもを通し、木の取手先端に巻きつける。対角線の4隅を枠に張り、それからなるべく均等な間隔で紐を通して羊皮紙全体を張っていく。

 水分が大量に搾り出され、油分も出てくる。肉や皮のはがれもそぎ落とす為に半月刀という特殊な道具で表面を削る。

 最後に白く不透明にするために、白亜の粉(炭酸カルシウム)を全体に刷り込み、乾燥させる。

 後は木枠から切り離し必要なサイズに切り離して完成だ。少し黄色っぽく、紙やすりの様な物を使えばどんどん色が薄くなる。


 この上記の様に現代では考えられない程作る手間がかかる。真っ白で見た事も無い紙質で大量生産ができる。この事が知られてしまえばシンはその紙と技術を持っていると知られてしまう。そうなればシンをつけ狙う者がドッと増えるだろう。


 だから、こう言った紙質の書類はなるべくなら出さない様にシンは今後の為にも心掛けた。


 オリジナル銃弾と古いタイプのショットガンはアイトス帝国の領地ヨルグからの脱出料。手押し式ポンプはシンの「収納スペース」の事「マジックボックス」の口止め料。

 オリジナル銃弾は古いタイプのショットガンの口径に合わせたライフル弾の様な銃弾。散弾であれば、万が一シンと魔眼族が対立した場合、散弾であれば少なからずダメージを受けてしまう恐れがある。しかし、点で攻撃するライフル弾であれば素早く対処する事が出来る。その為、見せるのはショットガンの口径のライフル弾だ。


(サンプル用とデモンストレーションに数発・・・だから10発でいいかな?)


 シンが待機している部屋に小人族のメイドと思しき女性が入ってきて


「お待たせしました。会議が始まります。こちらへ」


 会議の準備が整った事を報告する。


「はい」


 シンは椅子から立ち会議の舞台である広間へ足を運んだ。








「・・・・・」


 シンは広間のドアの前に立っていた。シンはドアをノックする。


 コンコン…


「入りなさい」


 中からエーデル公国の女王シャーロットの声がした。入るように促されたシンは


「失礼します」


 と言ってシンがドアを開ける。するとそこには見知った顔が多数だった。


「・・・・・・・・」


 シンの目の前にはシャーロット女王、リビオ王子は勿論、恐らくミミナという少女に見知らぬ者が2人いた。リビオ王子は初めて会った時と違ってフランス革命時の軍服のような格好だった。


 巨人族の女性に、王族と思しき魔眼族の男性と合計5人だった。


「お初にお目にかかります。私はシンと申します。よろしくお願いします」


 そう自己紹介して一礼する。するとシンの目にはある少女が映った。


「・・・・・・・・・」


 淡く落ち着いた丹色の髪は、リボンで若々しさを感じるツインテールに結っていた。少し気が強そうな雰囲気を出しているややツリ目に黒鳶と呼ばれる灰色の様な赤茶の瞳。

 ボタンを留める箇所にフリルが付いた純白のシャツ。鮮やかな藍色のベストにワインレッドのロングスカート。年は14~16位の少女がいた。

 間違いない。シンとロニーがポーチュラカとオオグイゴマの畑にいたあの少女だった。


(あの子・・・確かミミナ、だったよな・・・)


 シンが気になっていた少女。ミミナの正体は没落した貴族か王族、或いはかつて現代社会で生きていた転生者のある少女。

 シンが少女の事を気にしていると


「自己紹介はもう必要ないかもしれませんが、私は第14代目エーデル公国女王シャーロット・イーリー・アルクインと申します」


 ドレスのスカートの両端を軽くつまんで上にあげて挨拶するシャーロット女王。

 皆が一礼するのを見たシンはやや遅れながら一礼する。

 シャーロットが自己紹介を終えるとシャーロット女王の隣にいる巨人族の女性が自己紹介を始める。


「私はエーデル公国の将軍を務めています、イレーヌ・マリチャラルと申します。よろしくお願いいたします」


 身長2.5m程のアスリートの様な体格にベリーショートの髪に厳格そうな目付きの瞳にはコバルトブルーの女性だった。生粋の軍人なのか表情を崩さず話し方が明らかに堅い感じだった。

 シンも一礼する。


 次に、魔眼族の王族と思しき男性は、身形が良く、リビオと同じく健康そうな小麦色の肌に群青色の長髪で後ろを緑のリボンで結っていた。


「アスカールラ王国の第1王子、エレオノール・メッテ・アスカリと申します。今回の会議に参加して頂きありがとうございます」


 アスカールラ王国の王家の第1王子という事は長男、つまりリビオの兄という事だ。つまり現状では魔眼族の代表で最高責任者はこのエレオノールという事になるだろう。


「アスカールラ王国の第2王子、リビオ・メッテ・アスカリと申します。今回私はアスカ―ルラ王国軍部最高責任者として参加させていただきます」


 シンが自己紹介を終えた様子を見たその少女はシンとは初対面であった為ロングスカートの裾を両手で両端をつまみ、頭を軽く下げ


「お初にお目にかかります。私、リビオ様の()()()のミミナ・ワンド・ストレーナと申します。お見知りおきを」


 と自己紹介する。シンはミミナの口から気になる単語が出て来た。


(婚約者!?)


 シンは思わずリビオの顔を見る。すると


「・・・・・・・・・・・・・・・・」


 リビオの顔は紅潮した。つまりミミナの言った事は事実で()()()()事だ。そして、隣にいるエレオノールは顔こそ穏やかではあるが、よく見れば引きつかせ血管が浮かんでいた。恐らくリビオに「畜生、幸せになれよ!」と言った本人だろう。


 シンはその様子に少し呆れる。だがすぐに気を取り直してミミナに


「少し変な事を聞きますが、「東京タワー」とか、「富士山」という単語は聞き覚えありますか?」


 このタイミングで「富士山」とか「東京タワー」等の現代社会でしか通用しないキーワードを聞き覚えがあるかどうかを訊ねてみた。


「?それは何ですか?」


 キョトンとした顔でシンに聞き返した。


「(転生者じゃない、か・・・)いえ、少し気になった単語の事をご存じなのか聞きたかっただけです。特に大した質問ではございません。失礼しました」


 と突然の質問を謝罪するシン。ミミナの様子を見れば本当に知らないようだ。


「いえ、こちらこそ対してお役に立てず申し訳ありませんでした」


 と知らなかった事に謝罪するミミナ。そんな様子を見たシャーロットは


「何だか堅苦しいですね・・・。いっその事普段の口調で談話するのは如何でしょう?」


「女王様!?」


 それを聞いたイレーヌ驚く。それもそうだ。仮にも王族に対してその様に礼儀を欠いた普段の態度で接する等考えられない事だった。だがシャーロットは


「よろしいじゃありませんか。私はここに居る皆様とは仲良くしたいですので」


 と輝くような笑顔でイレーヌを説得する。イレーヌはその輝きを諸に受けて


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・分かりました」


 渋々。本当に渋々で承諾したイレーヌ。


「では皆様普段通りに気楽に接して下さい」


「「「・・・・・・・・・・」」」


 シャーロットがそう言っても「はい、そうですか」という訳にはいかない。今まで身分が上の人間に対する接し方が身についていたため中々難しい。


「普段と言いましても・・・」


 しかし、それをアッサリと承諾し、普段通りに接する者がいた。


「そうか、では普段通りに」


 シンだった。


「「「!?」」」


 シンとシャーロット以外は皆目を真ん丸にしてシンを見る。仮にも女王相手にそんな言葉遣いは何なんだと言いたくなってしまう様な話し方。イレーヌに至っては眉間に皺を寄せてシンの事を見ていた。しかし、シャーロットは


「ではこれより会議を開きます」


 何事もなかったかのように会議を始めた。イレーヌは呆れて、そして諦めてシャーロットの言葉に従う。エレオノール、リビオ、ミミナもやや流されるままに会議に参加する。参加する意を込めて全員会議用の椅子に座る。


「まず、武器ではないがこれを見て欲しい」


 シャーロットの開会の挨拶を軽く済ませたのを確認したシンは麻袋を取り出した。紐を解き、中身を出す。



 ゴトッ…



 硬くて重い物が広間のテーブルの上に置かれた。

 それは2台の手押し式ポンプだった。正確には「打ち込み式」と「台板付き」の手押し式ポンプだった。

 どちらも全高は約51cm、重さは約12kgある、鉄の鋳物の表面の滑らかさや肌ざわり、ポピュラーな昔ながらのあの懐かしい井戸用手漕ぎポンプだ。

 だが、この世界でこんな物が出てきて当然


「これは?」


 と聞く。エレオノールが先に近付いて覗き込む様に見る。


「手押し式ポンプだ」


「手押し式・・・ポンプ?」


 エレオノールは聞き慣れない単語に戸惑う。


「水を汲むのが楽になる物だ」


「水を汲むのが楽・・・具体的には?」


 シンは打ち込み式を持ち上げて指を指して丁寧に説明する。


「まずこの壺の様な部分に水を少しあふれる位まで多めに入れる。次にここのハンドルを上下に動かすと、水を吸い上げる事ができる。」


 シンは簡単に手押し式ポンプを説明する。映画やアニメ等でポンプ内に水を入れているシーンがある。ポンプ内に水を入れる事によって隙間を埋めて配管内の気密性を高める。これによって、配管内部からの空気を抜き取り、必要な真空状態ができる。後はハンドルを上下運動する事によって水が出る。

 こうやって水を入れる行為が、水が水を呼ぶ様に見える為これを「呼び水」と言う。


「2種類あるようですが、これは・・・?」


 リビオの言う通りシンが用意した手押し式ポンプは2種類ある。一つはよく見かける手押し式ポンプだが、もう一つは下の部分に長い板の様な台座が付いていた。


「打ち込み式と台板付きというのがある」


「どう違うの?」


 それを聞いたミミナが尋ねる。


「打ち込み式は最初に水脈がある地面に金属の筒を打ち付けて、最後に直接金属の筒に取り付けるタイプのポンプだ。堀井戸のように井戸の中に土砂やゴミなどが入らない」


「もう一つは?」


 エレオノールが聞く。


「こっちの台板付きは台板を掘り井戸又は台に板を固定し、ポンプから吸入パイプを井戸の水中に下ろすタイプのポンプの事だ。この国に堀井戸があるだろうからこれも用意したんだ」


 シンの口から「堀井戸」と言う単語が出てきた事に気が付いたシャーロット、エレオノール、リビオ、ミミナはすぐにこの手押し式ポンプがアスカ―ルラ王国とエーデル王国に齎す影響をイメージした。


「つまりこれがあれば・・・」


「国中の井戸に設置すれば力の弱い女子供や老人が易々と水を手に入れる事ができる・・・という事ですか」


「すごい・・・!」


 シンは更に説明を続ける。


「最後にこのポンプの中には栗の木で出来た玉と牛の皮があるから、しっかり浸すまでは黒い水が出てくる事がある。だがこれは灰汁の様な物だから、有害なものではない。環境にもよるが、1~3週間ほど毎日使用すれば出なくなる」


「黒い水・・・」


 想像し少しげんなりとするミミナ。飲んでも問題ないと分かっていてもやはり透明のはずの水が黒いと中々飲む気がしない。その様子に気が付いたシンは


「もし、それでも黒い水が出る場合は、本体内部のピストン部分を外し、木玉と皮に水が十分に浸透するまでの間、水に浸してくれ。通常使用を続けるうちに黒い水は出なくなる」


 と対処方法を追加説明する。それを聞いたミミナはホッと胸を撫で下ろす。


「・・・あ、それから調べればわかると思うが簡単な構造をしている。つまり構造を知っていれば、簡単に修理が可能だ」


 最後にこの世界の文明でも作る事も修理する事もできる事をにおわす事を言って手押し式ポンプの説明を終了する。


「それは素晴らしい・・・!」


「これ・・・私の国にも下さるのですか?」


 手押し式ポンプの性能に戸惑いながらもシャーロットは自国にも設置できる権利があるかどうかについてを訊ねた。


「・・・飽く迄アスカ―ルラ王国へ技術とこれらを譲った。だから、これに関して権利はエレオノール・・・王子にある。」


 実際飽く迄譲った先はアスカ―ルラ王国だ。エーデル公国ではない。そこを履き違えずにキッパリと言い切ったシン。


「そう・・・ですか・・・・・・・・・・・・・・・分かりました。これに関しては今後エレオノール王子とで協議させていただきますが、よろしいですか?」


 しかし、まだチャンスはあると考えエレオノールに手押し式ポンプの協議について切り出し


「はい、こちらとしても問題はございません」


 エレオノールは承諾し、言質を取る事に成功する。その時シャーロットは疑問に思っていた事を口にする。


「ところで、何故これの事を伝えるようにしたのですか?」


「え?」


「私達には飽く迄「武器を伝える」と聞きましたのに、何故これを?」


 シャーロットの顔は優しく穏やかだったが、目は笑っておらず鋭く光っていた。


「・・・・・」


 流石に「マジックボックス」の口止め料です、何て事を言えるはずもない。どうしようか考えようとした時、瞬時に閃いた。


「・・・リビオが俺と皆を助けた時の条件が武器であり、この手押し式ポンプは俺とネネラ含め、皆の後ろ盾が条件だ」


「後ろ盾?」


「ああ」


 シンは皆が完全に自立できるようになるまでの間、リビオが面倒を見てもらうようにしたのだ。もし、後々からリビオから何か言われればどうにかして丸め込むつもりだ。しかしその必要は無かった。


「はい、シンさんの言う通り私が面倒みる事になっています」


 シンはポーカーフェイスではあったが少し驚いた。普通「何も聞かされていない」とシンの顔を見るか、後から何か言うか等をするだろうと考えていた。だが、銃器のヒントのサービスなのか、元からのお人好しなのかは分からないが、取敢えず杞憂に終わった。


「・・・分かりました。では手押し式ポンプについては一旦ここまでにしましょう」


「ああ、本題のアスカ―ルラ王国の軍拡の大元を話す」


 シンの顔は一層真剣なものとなっていた。


「こいつに関してはアスカ―ルラ王国にだけしか譲らない。譲った後もアスカ―ルラ王国から出さない様にな・・・。例えそれが助けてくれたエーデル公国であってもだ・・・!」


 真剣な表情に付け加えるかのように、口調を強め、いつになく鋭い目つきで皆を睨む様にして見るシン。その様子を見た全員は生唾をゴクリと飲み込む。


「分かりました。エーデル公国はシン様が伝えた軍事技術をアスカ―ルラ王国から戴く事も奪う事も一切しない事をここに誓います」


 真剣な表情で宣誓するシャーロット。


「これが普段使っている武器の一種の「銃」だ・・・」


 シンは大きなボストンバッグからレミントンM870、一丁と銃弾4発を取り出し、


 ゴトッ…


 カラカラカラ…


 また重い物を載せた時の鈍い音と金属特有の転がる音をさせながら、テーブルの上に載せた。


 しかし、同じポンプでも手押し式ポンプを「活のポンプ」とするならば、レミントンM870、ポンプアクション式ショットガンは「死のポンプ」だ。


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