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109. 糸の城

文章がおかしい箇所があるかもしれません。どうかご容赦下さい。

もし、おかしながございましたらご連絡ください。

 どこかに隙があるのではないか。そう考えてシンはサクラの様子をジッと見ていた。


「・・・・・」


 上から軽く紙を落としただけでスッパリ切れる刃物の目で睨み付け、汗を滴り落ちるシン。


「・・・・・」


 そんなシンに対し、可憐だが自信満々の笑顔をしていた。しかも、その笑みはシンと会ってから終始、決して崩れる事は無かった。


「では、そろそろ捕まえさせてもらうぞ?」


「!」


 サクラがそう言って前に一歩前に踏み出した。

 その瞬間、シンの瞳には獰猛な肉食獣が一歩前に進んだ様に見える。

 シンは危険を察知して大きく後ろに下がろうとした。


「なっ!」


 シンの背中に何か違和感を覚えた。それは背中に何か大量の糸か網が張ってそれが背中に押し当てられた様な感覚。

 シンは隙を出さない様に後ろを見る。


(いつの間に・・・!?)


 すぐさまサクラを睨む。サクラの顔は未だに可憐で自信満々な笑顔だった。


「悪いとは思ったが、簡単に逃げられない様にしたからな」


「・・・っ」


 シンは改めてサクラの方へ向く。


「「・・・・・・・・」」


 いよいよサクラとの戦闘は避けられないと判断したシンに、覚悟を決めた様子を見て違う笑みを浮かべるサクラ。2人はお互い向き合う。


「じゃあ、改めて・・・」


 サクラは前に片足を踏み込んだ時の事だった。


 ゴッ…!


「!」


「・・・!」


 地面が大きく抉れる位にまで早くサクラに攻撃を仕掛けてきたのはシンだった。目には止まらぬ程の速さでサクラの1m手前まで迫ったシンはそのまま片手で捕まえて何かしらの手段で行動不能にしようと考えていた。

 だが・・・


 ガッ!


「ぐっ!」


 シンの顎と右肩を軽く手で押すサクラ。その瞬間の事だった。


 ドォォォォォォン!!


「っ!?」


 シンは仰向けに地面に伏していた。地面には大きなクレーターの様な窪みが出来た。


「ほぉ、結構な威力だな?」


 シンは一瞬何をされたのか分からなかった。

 まるで目には見えない力が自分に襲い掛かってきたような感覚。

 だが、今のサクラが押している手の位置を見てすぐに何をされたのかが分かった。それ故にシンは後ろに転がる様な形ですぐに立ち上がって体勢を立て直す。

 そして、口調が荒々しくなりサクラに訊ねた。


「お前・・・何で()()を知っている・・・!?」


「!」


 サクラは笑顔を崩さないものの確信を得た様に目を細めて答える。


()()が何かが分かるという事はやはりお前は「来訪者」だな?」


 サクラがシンは「来訪者」と断定する様な答え方。本人はもうやむを得ない、と眉間に皺を寄せつつも、頭を縦に振る答えをする。


「・・・じゃあ、やはりそれは合気道なんだな?」


「その通り」


「!(よりによってその武道か・・・!)」


 合気道。


 植芝盛平が創始した総合武道。


 シンのその答えにサクラはやはり、と確信を得た。

 やむを得ないとは言え、知られては困る事実を曝け出してしまった事、サクラの使った技術の正体を知ったシンは苦虫を噛み潰した様な心境に浸る。


 日本古来の柔術・剣術等、各流各派の武術を研究し、独自の精神哲学でまとめ直した、体術を主とする武道。

 この合気道の最大の特徴は合理的な体の運用により体格体力によらず相手を制する事が可能であるとしている点だ。

 シンはサクラが糸を使ってくると踏まえて、苦手であろう接近戦を持ちかけた。

 だが、サクラは合気道でシンを制した。

 無駄な力を使わず効率良く相手を制する合気道独特の力の使い方や感覚を「呼吸力」、「合気」等と表現し、これを会得、同時に“合理的な”体の運用・体捌きを用いて“相手の力と争わず”に相手の攻撃を無力化し、年齢や性別・体格体力に関係なく相手を制する事が可能にしている。

 糸を自由自在に操り、小柄で力が弱いであろうサクラにはうってつけの武道だ。

 シンの目にはサクラは堅固な城の様に見える。


「・・・・・」


 シンは両手を普段の生活の様にダランとさせつつ、いつでも攻撃できる様に構えていた。

 それに対しサクラはジッとシンの様子を見ながら右手を上に左手を下にと言う形で両手を開いて前に出し、右足を前に左足を後ろの位置に地面を軽く踏みしめる形の構え方をする。


 サクラのこの構えは合気道独特の構え方だ。

 合気道の技は一般的に、相手の攻撃に対する防御技・返し技の形をとる。相手の攻撃線をかわすと同時に、相手の死角に直線的に踏み込んで行く「入身」や、相手の攻撃を円く捌き同方向へ導き流し無力化する「転換」等、合気道独特の体捌きによって、自分有利の位置と体勢を確保する。

 主に手刀を用いた接触点を通して、相手に呼吸を合わせて接触点が離れぬよう保ちつつ、「円転の理」をもって、相手の重心・体勢を崩れる方向に導いて行く。

 その為、サクラは両手を握らなかった。


「・・・・・」


「・・・・・・・」


 余裕綽々の笑みをシンに送るサクラ。

 その笑みを見ていたシンは、ただ只管サクラがどう動くのか探っていた。


 この時、2人の力量差はほぼ同じだった。

 正確にはシンの方が少し上だ。だが、それでもサクラの出方次第では一気に形勢が逆転されてしまう。ここは慎重にサクラの出方を見極める。

 合気道には「反撃(カウンター)が多い」という、もう一つの特徴がある。その為サクラもシンの出方を窺っていた。

 お互い、無駄な力が入っていると、相手の反射的な抵抗を誘発し、接触点や着撃点が外れる、変な力がぶつかって動きを止められる等の不具合が生じ、技の流れを阻害する。また脱力により、リラックスして動ける自由性や、技中に体の重さを効果的に使う事が可能になる。その為「脱力」という事が特に重く見ていた。


 合気道は相手の側背面等の死角から相手に正対し、かつ自分の正面に相手を捕捉する。これにより、最小の力で相手の重心・体勢を容易にコントロールして導き崩す事が出来る。

 今のサクラはシンの正面に居る。


(まぁ正直、合気道に対してそんなに不利でも無いんだが・・・)


 合気道では体勢の崩れた相手に対し投げ技や固め技を掛ける。崩しを行わずに技を掛けようとしても技は容易に掛からない。相手との接触点を通じ、技を掛ける機微と一連のプロセスを「結び・導き・崩し」と言う。「崩しは厳しく、投げはやさしく」等と言い、崩しを重要視する。

 最後には相手を地面に伏せさせるか倒す事が出来る。

 それらを活用してあらゆる技が存在し、名前もある。


 例えば「四方投げ」と言う技がある。これは相手の手首を持ち、入身・転換の体捌きによって相手を崩し、両腕を振りかぶりつつ180度背転し、“刀で斬る”様に腕を振り下ろす事により、相手の肘を頭の後ろに屈曲させ脇を伸ばし仰け反らせて倒す。

 その形が丁度、剣を振り被って、四方に切り下す様に見えるところから、その名がつけられた。


 もし、この技でシンを捉えられたとしてもシンの腕や足は「BBP」で出来ている。その為侍従自在に形を変えられる事が出来る。これを利用して技を決められたとしてもあり得ない方向に腕や手首を向かせて、動揺と抜け出す機会、反撃を与える事が出来る。

 シンは態とサクラに技を決めさせて反撃しようと考えた。

 そうすれば合気道では無理と判断したサクラは糸を使った魔法に頼る事になる。その時に出来る隙を使って改めて違う技を仕掛けようと考えた。


 ダッ…!


「・・・!」


 その為、真っ先に動いたのはシンだった。

 シンはそのまま真っ直ぐサクラに突っ込んだ。


「!?」


 相手は合気道を知っている。合気道の危険性も重々承知のはず。そうであるにも関わらず、いきなり向かってきた事にサクラは初めて笑みが崩れ、驚きの表情になる。

 シンはもう一度そのまま右手でサクラを掴みに掛かろうとする。

 サクラはシンの腕を取り、肘関節を可動限界まで伸展させ、相手を腹這いにさせて抑える、合気道の「一教」と言う技を決めた。

 この時サクラはシンの手首を逆手にしていた。


 ドンッ…!


 技を決められた事により、シンは地面に腹這いに倒されていた。その時、サクラの目に映ったのはシンの目が何かを探る鷹の様な目で自分自身を見ていた事に気が付く。


「・・・・・・・」


「・・・?」


 シンは一体何を狙っているのか、と笑みは浮かばず、眉間に少し皺を寄せる。

 次の瞬間、抑えていた腕と手首に何か違和感を覚えたサクラはシンの腕を見た。


「!?」


 バッ!


 シンの腕を見た瞬間、すぐに飛び退いた。


「・・・何をしたんだ?」


 サクラは笑みを浮かべる事が無くなった。何故ならシンの腕、手首を逆手にして、掴んで決めていたはず。

 だが、実際は手首の方向は逆手では無く、元の方向に戻っていた。しかも、腕の方向も少し力を入れればすぐにでも起き上がる事が出来るようになっていた。

 無論、反撃の可能性も十分に高い状態になっていた。

 だからサクラは何かしらのアクションを起こす前にシンから一旦離れて体勢を立て直したのだ。


「(流石にあんな事が起きれば驚くか・・・)少し動かしただけだ」


 シンがそう答えるとサクラは再び笑みを浮かべる。だが、その笑みは余裕綽々の笑みでは無く、どこか強がりと興味による笑みだった。

 顔に僅かではあるが冷や汗を掻いていた。


「どう動かしたのかは教えないよな?」


「・・・そうだな」


 そうやり取りを終えた2人は再び同じ構え方をする。


「「・・・・・・・・」」


 膠着する事、数十秒程。

 先にアクションを起こしたのはシンだった。


「!?」


 いや正確には先に起こしていたのはサクラの方だった。

 何故ならサクラが近付いてもいないのにも拘らずシンは何も無い所で仰向けに倒されたのだ。


(何だ?入身投げか?)


 相手の側背に入身して背後から首を制し、転換しつつ相手を前方へ導き崩し、反動で起き上がった相手の頭を肩口に引き寄せ、引き寄せた側の手刀を下方から大きく円を描くように差し上げて斬り下ろす様に、相手を仰向けに倒す「入身投げ」。


 シンの倒され方が丁度、その入り身投げとよく似ていた。

 だが、シンはサクラの方へ向かって行ったわけでも無くただその場で急に「入身投げ」の様な倒され方をしたのだ。

 シンは間髪入れずすぐに体を後転する様に距離を取って体勢を立て直した。


「また糸か」


「正解だ。そして・・・」


「!」


 シンは自分の右手首の方へ見た。

 手首にはグルグルに白い糸が絡まっていた。


「もらった!」


 ビッ!


 サクラは思い切りその白い糸を引っ張る。


「・・・!」


 ザリッ…!


 シンは身体ごと持っていかれそうになるもすぐに踏み止まる。

 もし、入り身投げする前にアカツキとの通信が入っていれば、アカツキのカメラのレンズ越しで糸の孫座でなくとも何かしらの魔法の反応が分かっていたはずだ。

 だが、シンは未だに切ったままにしていた。シンがここで後手に回ってしまったのはこの判断が原因だった。


「・・・・・」


「・・・・・・・・」


 サクラはフフフと笑いながらシンの体勢を崩そうと絶妙な力加減で引っ張り続ける。シンは体の方に引き寄せる様にして、その場で動かなかった。


(これならいけるか・・・)


 ブツッ!


「っ!?」


 右手首にグルグルに絡まっていた白い糸がいきなり切れた。

 大抵の事では切れないはずの糸が切れた事にサクラは笑みを崩してしまい、大きく目を見開く。


 ダッ…!


「またか!」


 サクラはシンの手首を取り、入身・転換で体を捌きつつ崩す。反対の手を相手の手の甲に被せ、手首を返して肘関節を屈曲させ仰向けに倒す「小手返し」と言う技を決めた。


 ドンッ!


「・・・」


 また抑えていたシンの腕が抜け出せるような形になっていた。


「っ!!?」


 サクラまた飛び退いて距離を取る。それを見たシンはさっきよりも速くサクラに近付く。


 ダッ…!


「!」


 サクラは目を大きく見開き強く歯を噛み締める様な表情になる。

 慌てる顔。シンはそう思った。


 ピン…


 ギュイン…!


「!」


 足元から糸が吹き上がり、シンを絡めとろうと襲い掛かって来る。


 バッ…!


 シンは咄嗟に避けた。


 どうやら特定の糸に触れると発動する、いわゆる罠の様な物を糸で作って設置してあった様だ。接近戦に備えてだろう。まんまとそちらに誘導されたシン。今後は更に警戒が必要ではあるが糸自体が細くて見え辛い。


「間に合った・・・!」


 サクラは確かに焦っていたが、だからと言って何もしなかった訳では無かった。この隙にまた距離を取られてしまった。

 だが、シンはサクラの「間に合った」という言葉を聞いて更に速く動いてサクラに近付いた。


 ドッ!


 あまりの速さに地面が抉れ、1秒に満たない時間でサクラとの距離が1mも無い位に縮めていた。


「っ!!」


 もう後がない。

 サクラの様子から見れば傍から見れば誰もがそう思うだろう。


 クンッ…


 ギュイン…!


「!」


 シンの足元に糸を仕掛けており、糸を踏んだシンの動きが一瞬だけ阻害されてしまう。もし通常の人間であれば糸に勢い良く動けば足裏を斬り裂かれていただろう。


「なっ・・・!」


 一瞬止まったシンはまた攻撃をすぐに再開する。攻撃当然サクラに掴みに掛かる形だ。

 あの場合であればほとんどの場合であれば相手の出方を探るべく手を止めるはずだ。そうであるにも関わらずシンはお構いなしとばかりにサクラに攻撃を仕掛けたのだ。

 サクラは動きを止めたはずのシンが攻撃する事に驚きの声を上げてしまう。


「くっ…!」


 サクラは苦虫を噛み潰した様な顔をして糸を操って壁を作って遮る。


「!」


 シンはいきなり現れた壁に掴もうとする右手が触れてしまった。

 その瞬間、急にトリモチの様な物に引っ付いたような感覚になる。


「まさかワタシに「天衣無縫」を使わせるとは・・・」


 小声でそう呟くサクラに対しシンは構わず左手で掴みに掛かる。

 サクラはシンに「一教」と言う技を決める。


「!」


「・・・!」


 慌てて技を掛けてしまった。そのせいでシンは倒れる時に頭から先に倒れる様な形になってしまった。

 それに気が付いたサクラは咄嗟にシンの後頭部が地面に直撃しない様に下から支える様に手を添えた。


 ドンッ…!


 背中から地面に落ちる形で倒されたシン。


「・・・・・」


 頭から落ちたとしてもシンは問題無かった。

 だが、サクラはシンを助ける様な形で倒したのだ。

 シンはサクラが何をされたのかが分かっているが故に何をされた・・・何故そうしたのかが分からずに呆気に取られていた。


「・・・!」


 シンが呆気に取られていたのを見たサクラは即座に右手を自分に寄せる様に引っ張る。


「っ・・・!」


 気が付いた時にはもう遅かった。


「・・・!」


 シンの両腕が体の方に密着されてしまっていた。


「念の為に・・・」


 べタッ!


 サクラはそう言ってシンの右手をトリモチの様に絡めさせたあの「天衣無縫」という魔法でシンの上に覆い被せた。


「・・・っ!っ!」


 シンはもがくが身動き一つ取れなかった。


「無駄だ。それが付いたら中々取れないぞ」


「・・・・・」


「ワタシ以外の者で取る方法は、余程の馬鹿力か、ワタシの予想もしない手段で取るかだ」


 サクラのその言葉を聞いたシンは天を仰ぎ、眉間に皺を寄せて目を瞑り溜息を吐いた。


「っ・・・・・」


 その様子を見たサクラは余裕綽々の笑みを取り戻したかのように浮かばせて自信満々にシンにこう言った。


「この勝負ワタシの勝ちで良いな?」


 それを聞いたシンは言いたくないが言わざるを得ない様に答える。


「・・・ああ」


 サクラは鼻息を大きく吐いて胸を張った。


「じゃあ私の屋敷に招待するからな」


 シンの方へビシッと人指し指を指してそう言った。


「ああ」


 シンの返事を聞いたサクラはシンに背を向けて仁王立ちして立っていた。そんな様子を見ていたシンはアカツキに通信を入れる。


「アカツキ、いいか?」


 するとアカツキは呆れた様に答える。


「ボス、ワザと捕まっただろ?」


「ああ」


 アッサリ答えるシン。


「何でそんなマネを・・・」


 実はシンはサクラによって拘束・・・多分バインドの様な魔法を抜け出す事は十分すぎる程出来たのだ。それを今すぐして反撃する事も出来た。

 だが、シンはそうしなかった

 困惑するアカツキにシンは何故そうしたのか、これから何をするのかについて答える。


「アカツキ、実は・・・」


 シンは長々とアカツキに伝える。それを聞いたアカツキは驚愕交じりの声でシンに訊ねる。


「!?大きな賭けだぞ、それは!?」


 そんなアカツキにシンは冷静に答える。


「だが、やらないと俺がサクラを殺さざるを得なくなってくる」


 シンはBBPをフルに活用した戦闘だけは避けたい。

 もし、BBPをフルに活用してしまえばサクラは決してただでは済まなくなる。それこそ殺してしまう可能性が非常に高かった。

 それだけは何としても避けたかった。

 その意を汲んだアカツキは渋々納得し、溜息交じりの様な口調で答える。


「・・・分かったよ、ボス。その方向性で全面的にサポートするぜ」


「頼んだぞ」


 シンはサクラに敗北した・・・と言う形で取敢えずこの場を収める。

 これから向かうサクラの屋敷でシンはこれから向かう国がどんなものなのか、文化どんなものなのか少し心を踊っていた。


「・・・?」


 チラリとシンの様を見たサクラは、疑問に思っていた。


(何でこいつは楽しそうにしているんだ?)


 ポーカーフェイスの表情のシンにそう受け止めるサクラだった。


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