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ASTRAL LEGEND  作者: 七瀬渚
第3章/魂たちの傷痕
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19.絆〜Bonds〜



ーー王宮が襲撃されたとの報告が入ったとき、彼は至って冷静だった。各地の絶滅危惧種の動きに変化が認められた時点である程度の予測はできていたのかも知れない。


ただ深夜という時間帯、住み込みの職員以外にすぐに動ける者はおらず、人手は圧倒的に不足。また生物動向の報告から続いて王宮襲撃の報告までは寸前の差であった為に、事前に警告を入れるなどという気の利いたことはできるはずもなく。


研究所の誰もが理解したことだろう。これこそ敵の戦略だと。今、操縦桿を握り締めている、彼もきっと同じだ。




ーー王宮のセキュリティが破壊され、現在行方不明者は王女を含めて三人ーー



ーールナティック・ヘブンの指示である可能性が高く、恐らく実行犯は…ーー




「あの…馬鹿っ!!」



あからさまな悔しさが言葉になって吐き出されると、強面な顔の眉間により深いしわが刻まれた。


こうして小型機に乗り込んで先を目指すいくらか前、研究所で報告を受けた彼は仲間数人に抑え込まれるくらい、暴れた。乱される生態系。起きてしまった遠い日の事件。その元凶に以前から心当たりがあった為だろう。


「何処までも引っ掻き回しやがって…悪魔が…!!」


やがて落ち着くまで続いた。そんな悲痛な繰り返しが。




操縦席の窓、はるか下に広がる炎の海。被害を起こす存在こそ違えど元凶は同じ、かつてよく似た光景を目にした彼はきつく唇を噛み締めた。隙間から細くこぼした。



「町も、動物も、そして俺らの家族もヤバイんだ。どうしたらいい…?」



途方に暮れて彷徨う彼の視線はわきへ流れた。窓の端に貼り付けられている一枚の写真。写っているのは彼を含めた数人。



良き上司であり友達だった、今は亡き人。その血を受け継ぐ可憐な赤子に、時々世話を引き受けては手を焼いていた同期の娘ナナ。



年上でありながら弟のようだった、天然ボケの配達員。



本当の家族のような関係はやがて忍び寄る影に蝕まれ、無情にも壊されてしまった。血の繋がりなど関係なくただ絆で結ばれているような仲だった。それぞれが信頼し、認め合い、自分を持って生きていく…そんな未来だってあともう少しで叶いそうだったというくらい。



どうしたらいい…?



彼はまた呟いた。写真の中央で娘を抱いて誇らしげに笑っているその人へ。



「教えてくれよ、アインさん…!」



やるせない声を吐き出す彼が汗ばんだ手で操縦桿を更に強く握った。悲壮を乗せた機体が燃え盛る町の元へと降りていった。



✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎



階段を下る途中、やけに外が静かであることに気が付いた。ふと脳裏を駆け抜けた予感にひやりと凍る背筋、高まる鼓動。セレスの歩調は速さを増していく。


もはや足を使うことさえもどかしく感じる頃、羽を広げて長い廊下を一気に飛び進んだ。扉を開け放つなり、もわっと立ち込めた熱気と不快な匂い。晴れていく煙の間からやがて見えた光景は遥か広範囲まで及んでいた。セレスは言葉を失い立ちすくんだ。



「これ…は……」



見開いた目は足元へと落ちた。地に伏した何体もの黒と銀の残骸。燃えたビニール片のように見えたそれがかろうじて人の形を形成しているのに気付くと、足元から震えが起こった。


魔族と思われる者のむき出しになった翼の骨。面の外れた鎧姿の何人かは首から上が存在しない。綺麗に磨かれていたはずのタイルがすすとどろりとした液体で黒く染まっていて、吐き気を招く不快な匂いの正体を示していた。



「セレスッ!!」



何処からか現れたクー・シーがかばっと腰にしがみ付く。続いてこちらへ向かい来る、力ない足取りの彼にセレスは問いかける。



「…敵は?ルナティック・ヘブンは…何処へ?」



自らから出る声もかすれてしまっていた。尋ねられたレグルスはそっと目を閉じた。首を横に振って答えた。



「…撤退したよ。最後にとんでもねぇ一撃を加えた上に、仲間まで見捨てて…」



やるせない表情の彼の前、呆然と立ち尽くすセレスの腰でクー・シーがしきりにしゃくり上げる。


「ヒドイよ…兵士さんたち、たくさん死んじゃった。僕が、もっと強ければ…っ」


彼へしばらく視線を落とした後、顔を上げて辺りを見渡した。恐る恐る。


未だ起き上がる気配のない兵士と置き去りにされた敵はゆうに100を超えているだろう。生き残った兵士や侍従たちのむせび泣く声がしとしとと雨のように降り注いでくる。身体の奥で生き物が生まれるような感覚を覚えた。初めてではない、この感覚…



ずっと、昔にも…




「セレス…ッ!?」



突如、放たれた白い熱の勢いに跳ね飛ばされたクー・シーがしりもちをついた。セレス!ともう一つ呼ぶ声。もうその場に居る誰もが異変に気付いている。こちらへ触れようと足元から手を伸ばすレグルスも。



自らの中心から起こった熱は抑え切れな程に膨れ上がって、とうとう外へと漏れ出した。凄まじい勢いに器であるセレスの身体はガクガクと震える。やがて走った、脳天から電流を落とされたような痛みに悲鳴を上げた。



駄目よ…


この感情に支配されては…駄目…!!



覚えのある感覚に抗おうとするも、唇が横へ開き、喉からはあの呪文が突き上げようとしていた。




ーー消去イレーズーー




その響きと共に命の森も、泉も、自らの生涯も、消えた。もう二度とあってはならない。今、この破滅の呪文を解き放つことを許してしまえば、またあのときのように大切なものまで跡形もなく…




セレスッ!落ち着くんだ!




恐らく誰もがパニックになっているであろう中、かろうじて届いてきた、彼の声色。


「頼む、正気に戻ってくれ…!」


続いて届いてくる、祈りのような叫び。だけどどうしようもなくなってくる、動けなくなってくる。制御の叶わない今、むしろその声こそが唯一の救いに思えて手を伸ばした。



レグルス…



覚悟なら、している。彼へ向かって、止むを得ない願いを投げる。



「お願い…私、を…っ…」



「やめろ…!」



激しくかぶりを振るのが見える。疾風に髪を乱しながらなおもこちらへ近付こうと這いつくばる彼が叫んだ。



「そんな願い、聞けるかっ!戻ってきてくれ、セレス。自分を信じて…俺に、アンタを殺させるな…!!」



えっ、と側から声が上がった。クー・シーのものと思われるそれに、ごめんね、と胸の内で詫びた。





あの日、彼に言った。




もし、私が暴走してしまったら、過去を繰り返しそうになってしまったら…




ーーレグルス…あなたが、私を殺してーー




そう、それが、無理矢理に押し付けた私の願い。わかってる、もちろん、わかってる。私は今度こそこの世界を守ると決めたの。形ばかりの伝説などではなくて、みんなと共に新たな伝説を創る為に、前を向くって。


だけど事実、それが難しくなっている。自分を保てなくなってきている。このまま続けたら待っているのはまたあの結末…そんなときの為の、最終手段。




今、放たれようとしているものと相反する思いが熱い雫となって頬を濡らしてくる。自らの持つ力の太刀打ち出来ない程の大きさを知ると、悲しみが胸を締め付け、深い絶望感に満たされた。こんなときに、あの楽しかった夜のことが蘇った。



立場も肩書きも忘れて皆が輪になった日。まだ哀しげなミラが隣にいた。レグルスとスピカは恥ずかしいくらいにお互いばかりを見ていて、メイサはクー・シーをからかって遊んでた。夜空へ伸びるオレンジの炎が心細さを癒してくれて、新しい未来の幕開けさえ予感させた。


だけど、予感は所詮、予感だったのだろうか?


こんな残酷な現状を目の当たりにして、今足元にある亡骸みたいに心がバラバラに砕けて、これ以上どうやって苦痛に耐えるというのだろう。潤いの絶えないセレスの目が徐々に鋭く形を変えていく。眉間に額に、いくつものしわが刻まれていく。主動脈を分断するかのような痛みにまた悲鳴を上げた。



願う未来が叶わないのなら、平和を見ることが出来ないのなら…


いっそ……



「駄目!消さないで…!!」



沸き上がる内なる自身の衝動に向かって叫んだ。胸の中でひたすらに繰り返した。念仏の如く。



消えない、消えない、消えない、消えない



キエナイ、キエナイ、キエナイ、キエ…ル…




「レグルスさん、セレスを殺すの!?嫌だよ、そんなの…!」


「……っ」




泣きそうな声を張り上げるクー・シーは、どうやらレグルスにすがり付き訴えているようだ。かろうじてわかる、すぐ側の動きさえやがて遠い感覚に。




キエル、キエル、キエル、キエル


キエロ、キエロ、キエロ、キエロ




消エロ、消エロ、消エロ


壊セ、壊セ、壊セ壊セ壊セ……!!




うぁぁぁッ!と激しく唸る声がした。とうとう剣を召喚したレグルスがこちらへにじり寄る気配。



「やめてよぉ!レグルスさん!」


泣き叫ぶクー・シーの声に



「殺す訳ねぇだろ!できる訳がねぇ…」


だけど…だけどよ…!



葛藤に悶える彼の声。いいから、ためらわないでよ、本当に不器用なんだから…ほんの少し、残っている自分が懐かしむみたいにこぼしていたとき。




……っ。




強く、締め付けられる感覚に、わずかに息が止まった。



すぐ後ろ、すぐ耳元で響いている。同じ痛みに耐える、呻きが。



セレス…!



それでも彼は呼ぶ。羽交い締めにする逞しい腕を決して解こうとはせず、激痛に所々声を詰まらせながらも。



「もう、一人で抱えるな!俺が傍に、いるから…っ!!」



疾風に乗って流れてくる、緑の草原の香りが懐かしい。記憶が引き戻されていく。



「さっき、執事のじいさんに聞いたよ。俺らが伝説の女帝と勇者だってこと…」


力が抜けていく。私が、戻ってくる。だけど…と続ける彼の声が叫ぶ。



「俺は知ってる!お前がただの女だってことも、俺が勇者なんかじゃないことも、力を合わせなければ…独りなんかじゃ生きていけないってことも…!!」



薄れていく光の中で、涙に濡れた顔をようやく動かすことができた。


カイ…ト……


声にはならず、唇だけが彼の名を形作った。振り返ると更にきつく、正面から抱きすくめられた。彼は言った。



「女帝なんてクソくらえだ!俺を頼れ、セレス…!!」



青の双眼がはっ、と大きく見開かれた。光と疾風が自身の中へ吸い込まれるようにして去っていった。膝から崩れると彼も一緒に付いてきて、二人その場にしゃがみ込んだ。



お互いの頬に触れる、そうして確かめ合う。ぴったりとくっついたまま、お互いだけを見て。



「ずっと、そう呼んでほしかったのよ、カイト」


「セレス…」



散々見つめ合った後は、ふふ、と笑う。そこへ近付いてくる、遠慮がちな足音と、声が。




「…あのー、いいですか?」



『!』



ぎこちない敬語とポリポリ頬を掻く仕草のレグルスを前に先に赤面したのはマラカイトだった。まるで動じないセレスの身体の横で浮かせた手をまごまごさせている、そんな様子が可笑しかったのか、レグルスがぷっと吹き出した。



「無茶な要求しやがって。もう二度と認めてやらねぇぞ、セレス」


げんなりとした苦笑を浮かべている彼の寿命は縮まってしまったのではないかという程。ここまで想ってくれていた…その実感を目の前にセレスはばつが悪くなって返す。



「ごめんなさい。あなたにしか頼めないと思ってしまったわ。苦しめることはわかっていたけれど、そうするしか…」


その言葉にはああ、と同意が戻ってきた。頷くレグルスが言った。



「確かに俺にできたのはせいぜいそれくらいかも知れない。アンタにとって一番に特別な存在…マラカイトだから救えたんだろうな」


名を口にされたマラカイトが顔を上げた。まだ何処か伺うような険しい表情にレグルスは少し困ったような微笑を投げかけた。それでも言った。手を差し伸べながら、はっきりと。



「戻ってきてくれてありがとう、マラカイト。今までは、その…何度も殴って悪かったな」



目の前の白い手をキョトンと見つめるマラカイト。ためらいがちにそっと触れて返すとぎゅっと強く握られていた。一瞬しかめた顔がちょっと痛そうだった。


「あなたが…セレスの仲間…」


「ああ、そうだ」


肯定の返事を受けると今度は小さく頭を下げる。あまりしっかりとは視線を合わせようとしない彼にレグルスはふっと笑みの混じったため息を漏らした。


「俺を警戒しているならそれでもいい。俺を信じたセレスを信じればいい」


そう言って笑いかけられた、マラカイトはやや不満気な表情をした。見透かされた、といったところか。察したセレスは横からそっと彼の手を取った。尖っていた唇がみるみるほころんでいくのを目の当たりしたレグルスはいよいよ参ったと言わんばかりに後ろ頭を掻いた。


「アンタらはそうやってイチャついてんのが一番いい」


皮肉めいた言葉を吐く、彼の表情の色に気付いた。セレスは立ち上がった。



「レグルス…」


ゆっくり近付いていく、哀しげな横顔へ。


「これ以上あなたの負担を増やさずに済んで良かったわ。私ならもう大丈夫。だから…今度はあなたの守りたい人を、助けましょう」


「セレス…」


見つめ返す赤の眼差しが沈む太陽のように儚げで思わず手を伸ばした。彼もまた頭をもたれるように預けてきた。


ぎゅっ、と両手で抱き寄せた。彼の腕も応えた。なっ…!近くのマラカイトが上ずった声を上げて立ち上がった。



「やっぱりお前っ、セレスをたぶらかして…!?」


ずかずかと歩み寄ってくる彼へ


「はぁ?ハグだよ、ハグ!信頼の証。そんなのも知らねぇのか」


怪訝な顔のレグルスが返して


「しょうがないわ、フィジカルの日本の感覚を取り戻したんだもの。あの国ではみんな控えめだから…」


ごめんね、と手を合わせて本命の彼へ詫びてみせるセレス。



「じゃあマラカイトさんも仲間になるの!?」


「うん?あ、まぁ…」


「やったぁ!僕、クー・シーだよ!見て見てマラカイトさん、僕たち髪の毛の色もそっくり」


「お、おう。そっくりだな」



無邪気なクー・シーにじゃれつかれるマラカイトはやや困惑しつつも、まだ憮然とした顔でこちらを気にしている。レグルスの方は…べぇっと舌を出して子どもみたい。仲間になったところで馬が合う、とは言えなさそうだ。




束の間の休息のようだった。まだ足元に残り続けている残骸と化した光景がもちろん見えていない訳でもなく。だけど前に進むしかない。次にすべきことなら明白なのだから、と夜空を見上げたとき、気が付いた。


キーン…と遠くから届く高い音は何だか覚えのあるもの。満天の星空の中で光っている、当初星かと思ったいくつかが徐々にこちらへと大きさを増していく。



「あれは…何…!?」


向かい来るそれが飛行物体だとわかるなり思わず腰を浮かせた。緊張に強張っていた。しかし。


「あれなら、大丈夫だ」


傍のレグルスが同じ方を見上げ、さらりと答えた。一同の視線の先に浮かぶ5つの白い機体はみるみる姿を鮮明に大きくし、こちらの上空まで来たところで失速した。


至って冷静なレグルスに手を大きく振ってはしゃぐクー・シー。対してマラカイトは信じられないものを見るように目を丸くしている。セレスの表情は後者と同じだった。


特に目を奪われたのは機体の上部とエンジン。ジェット機のような形状でありながらヘリコプターのように緩やかな動きで垂直に降りてくるそれにプロペラらしきものは見当たらない。何て不思議な機体。一体どんなメカニズムで…とセレスの興奮はなかなか冷めそうにない。


そうしている間に着陸した機体から、ぴったりとしたボディースーツに身を包んだ若い男女が一人、また一人と降りてきた。


「遅くなってすまない、レグルス!」


一番最初に降りた青年が駆け足でこちらにやってくる。その背丈は思わず二度見してしまうくらい高く、身体全体は逞しい筋肉質、更に強面と三拍子揃ったまさに“硬派”という言葉が似合う男だ。


「そっちは大丈夫なのか?」


「ああ、まだ完全に鎮圧できてはいないが、保護班総出そうでで対応に当たってるよ。俺らは時間をもらってできる限りの援助をしに来た」


「ありがたい…恩に着るぜ」



呆然と見上げるセレスとマラカイトの側でごく自然に交わされる会話。やがて視線に気が付いた長身の彼の鋭い目つきがこちらを向いた。びくっ、と揃って飛び上がった。



「この方々は…?」


低く太い声が紛れもなくこちらを示した。睨まれたような錯覚に固まる妖精二人を一瞥したレグルスが答えた。


「セレスタイトとマラカイトだ」


その名を聞いた青年がえっ、と驚きの声を上げた。再び鋭利な視線を向けられてまた小さく飛び上がってしまう。隣の彼もきっと。



「あなた方が…!」


づかづかと近付く足音と迫力あり過ぎる険しい顔に頭から吊られたみたいに背筋が伸びていく。しかし、目前まで迫った彼が見せた表情は当初のイメージを一変させるものだった。



初めまして!!



ブン、と勢い良く上半身を振り下げると、彼は実に爽やかな笑顔で名乗った。



「稀少生物研究所生物保護班隊員、レイモンド・D・オークです!お目にかかれて光栄です、セレスタイト様、マラカイト様!」



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