実験4:漢字ルビの限界は?
これまでのおさらい
・ルビ元となる文字は10文字までが限界
・アルファベットも漢字、同様《》を使うことで「|」無しのルビが振れる
・アルファベットと漢字は、連続10文字までルビ元として《》を使うことで
「|」無しのルビが振れる
・ひらがな・カタカナ振れるルビは20文字で限界です。
・ルビとして10文字使える文字
・半角円マーク[\]
・半角パーセントマーク[%]
・全角円マーク[¥]
・全角アンドマーク[&]
・全角パーセントマーク[%]
・ルビとして2文字使える文字
・半角アンドマーク[&]
◇◆◇◆◇
だいぶ検証できました。
実際ルビで使う場合はひらがなとカタカナを使う事が多いでしょうが
私の作品は平気で漢字もルビにしちゃうのでもうちょっとがんばります。
実験4:漢字ルビの限界は?
ルビ10文字
|ルビ11文字《壱弐参肆伍陸漆捌玖拾壱》
|ルビ20文字《壱弐参肆伍陸漆捌玖拾壱弐参肆伍陸漆捌玖拾》
|ルビ21文字《壱弐参肆伍陸漆捌玖拾壱弐参肆伍陸漆捌玖拾壱》
早速あふれてしまいました。
漢字文字のルビは10文字迄です。
せっかくなのでアルファベットも行ってみましょう
半角アルファベット
ルビ10文字
|ルビ11文字《abcdefghijk》
|ルビ20文字《abcdefghijklmnopqrst》
|ルビ21文字《abcdefghijklmnopqrstu》
全角アルファベット
ルビ10文字
|ルビ11文字《abcdefghijk》
|ルビ20文字《abcdefghijklmnopqrst》
|ルビ21文字《abcdefghijklmnopqrstu》
はい、アルファベットも半角、全角関係なしに10文字までとなりました。
これまでの結果を振り返ると、20文字いけるのは、ひらがなとカタカナだけでした。
◇◆◇◆◇
さて、ここからが私の本題になります。
すでにご承知のとおり私の作品『月の滴』ではいろんなルビを振ります。
(世間ではこれを中2病と呼ぶとか呼ばないとか)
でもここまできたら気になる点がありますよね?
そう!
「なぜ ルビの文字数が変わるのか!?」
ここで私はひとつの仮説を立てました。
ひらがな:漢字=2:1
すなわち ひらがな2文字が漢字1文字換算されているのではないでしょうか?
仮説が立ったら行うのは検証です。
◇◆◇◆◇
突発検証:ひらがなと漢字の比率は?
ひらがな20文字に対し、漢字10文字と仮定した場合
混在させようとすると、以下のサンプルがちょうどいいのではないでしょうか?
・ひらがな18文字漢字1文字
・ひらがな10文字漢字5文字
・ひらがな2文字漢字9文字
では検証開始です
・ひらがな18文字漢字1文字
|混合ルビ実験《いろはにほへとちりぬるをわかよたれそ壱弐》
・ひらがな10文字漢字5文字
|混合ルビ実験《いろはにほへとちりぬ壱弐参肆伍》
・ひらがな2文字漢字9文字
|混合ルビ実験《いろ壱弐参肆伍陸漆捌玖》
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残念ながら仮説は外れました。
したがって、総当りしたいと思います!
・ひらがな1文字漢字9文字
混合ルビ実験
・ひらがな2文字漢字8文字
混合ルビ実験
・ひらがな3文字漢字8文字
|混合ルビ実験《いろは壱弐参肆伍陸漆捌》
・ひらがな2文字漢字7文字
混合ルビ実験
・ひらがな3文字漢字7文字
混合ルビ実験
・ひらがな4文字漢字7文字
|混合ルビ実験《いろはに壱弐参肆伍陸漆》
どうも混在した場合は、文字数合計が10文字を超えるとルビ失敗するようですね。
というわけで結果!
・ひらがなを混ぜる場合の最大文字数は10文字迄