表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神と人と竜と  作者: 赤竜帝
9/53

説明とはじまり

  朝になりダンジョンへ行く前のところである。

「今日から1週間このダンジョンですることはカムイは威圧制御を、アイシャはその間ワシが鍛える、1週間の予定はこんな感じだ」

  その事に関して神威が。

「もし俺がこの一週間で威圧の制御が出来なかったらどうするんですか」

「その時は出来るまで此処に居てもらう。もちろんアイシャもだ」

 

「えっ!?どうして私まで!」


「そらお主カムイとパーティー組んでいるのなら当たり前のことだろうに」


「分かりましたよ……」


「そんなに気を落とすな、威圧系のスキルは比較的に扱いやすいスキルだからな1週間もあれば十分使えるようになる筈だ」


「カムイさん!頑張って扱えるようになってください!」


「ああ、頑張るけど…そんなに帰りたいの?」


「当たり前です!ダンジョンは本来Cランク以上じゃないと入っては行けないところなのです。私はまだEランクであと2段階ランクを上げないと来れない場所なのです。アギスさんと一緒だから1週間ならいけると思いましたが、それ以上だと精神的に辛くなってきます!」


「分かったから、取り敢えず落ち着いて」


「はい……。すみません取り乱して」


「気にしなくていいよ、俺が1週間で扱えるようになれば良いだけだし」


「そう言っていただけると助かります。カムイさん1週間で扱えるように頑張ってください」


「分かった、頑張るよ」


「ああ、頑張ってくれ。それじゃあ、いまから威圧について説明する。何も知らない状態じゃ無理に近いからな」


「お願いします」


「それじゃあ…。威圧とは簡単に言うと魔力を殆ど使わない魔法みたいなものだ、相手に向ける敵意に自分の強さを乗せた魔力を相手にぶつける事が威圧だ。

 次に威圧の強さに付いてだが威圧は相手に向ける敵意と自分のステータスと相手のステータスの差が大きいほど強くなるのだが、2つのバランスが取れてないと意味が無いんだ。

 例えば相手に向ける敵意が幾ら強かろうと相手とのステータス差が有れば牽制程度にしかならないし、幾らステータスが強かろうと敵意が少なければ魔力が相手に伝わりきれないうえに魔力が拡散し味方まで巻き込んでしまい本末転倒だからな。大体が威圧の説明だ、言った事に気おつけてちゃんと扱えるようになれよ」


「あー、多分分かりました」


「よし、カムイが分かったみたいだから、わしとアイシャは、1層を、カムイは余裕があればどんどん進んでくれ」


「進んで行って良いんですか?」


「ああ、お主なら大丈夫だろ、危ないと思えば戻ればいい」


「分かりました、2人はずっと1層に居るんですか?」


「それはアイシャ次第だな、アイシャが大丈夫だと思ったら次の層に行く、ダメだと思えばその層に居続ける」


「分かりました、それとダンジョンにいる時に気を付ける事はありますか?」


「あー、使えるかどうか知らんが火属性の魔法は使うな息が出来なくなる、後ダンジョンに宝箱があるのだがトラップの場合があるから気を付けろ」

 

「気を付けます」

  (宝箱のトラップってドラ○エのミ○ックみたいなのが居るのかな?)

 

  的外れなことを考えながら頭の悪い神威は、必死に覚えようとしていた。


 

  大体の説明が終わり今からダンジョンに入る所だ。


「さて今からダンジョンに入るがカムイ、お主は先に行っといてくれ、わしはアイシャの強さがどの位か確かめてから行く」

「分かりました先に行きます。アイシャ頑張ってね」


「ありごとうございます、カムイさん」


  アイシャの、言葉を聞いて神威は魔法陣に乗った。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ