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神と人と竜と  作者: 赤竜帝
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常識とクエスト

 朝になった。今日はアイシャにこの世界の常識的な事を教えてもらう予定だ。

「今は特にする事無いしアイシャの部屋が何処かも知らないしとりあえずご飯でも食べに行くか」

  そう言って神威は食堂へ向かった。行く途中アイシャに会った。

「おはよう、アイシャ」

「おはようございます、カムイさん」

「アイシャも今から朝食?」

「はい、そうです」

「それなら一緒にどう?そのあと色々と教えて欲しいこともあるし」

「いいですよ、私もカムイさんに聞きたいのとがありますし」

「じゃあ行こうか」

  少し歩いて食堂に着いた。

  朝食は、おばちゃんの旦那さんが作ってる。




  朝食を食べ終えて今は神威の部屋にいる。

「じゃあアイシャから聞きたいこと言って、多分俺の方は長くなるから」

「そうですかそれならそうします。まずどうやってこっちの世界へ来たのですか?」

「それは、神様が連れてきてくれた」

「はぁ、なんでその神様はカムイさんをつれてきたのですかね」

「そういやそうだな、今まで考えてなかった、神様は、「行きたそうだから連れてってあげる」って言ってたけど」

「そんな事で異世界に連れていくものなんですかね。このことについてはどうしようもないので次にしてどうしてカムイさんはあんなに強いのですか」

「それは神様に強くしてもらったから?」

「また神様ですか、カムイさん絶対その神様何か裏がありますよ」

「そうかもしれないけど、今は考えなくていいだろ」

「そうかもしれませんね、とりあえず私からはこれぐらいです、これ以上聞くときりが無いようなきがしますから」

「そうか、じゃあ俺の方はこの世界の常識についてだな。知ってると思うがこの世界について全く俺は知らない通貨の価値や数え方、時間の数え方、どんな国があってどんな種族がいるのかそのほかも沢山知らないことがあるからそれを教えてほしい」

「わかりました、それではまずは通貨の方から勉強しましょう。通貨は、銅貨 銀貨 金貨 白銀貨 白金貨があります、銅貨100枚で銀貨1枚になります、そのほかの通貨も同じ原理ですそして銅貨一枚で1G(ゴールド)ですだから物を買うとき値段が100Gだと銅貨100枚か銀貨1枚を出すといけます」

「俺のいた世界とは全く違うな」

「次に時間に付いてです、時間は朝から昼が6時間、昼から夜までか6時間の1日12時間です」

「この世界に来て何日かいて気づいたけど時間は基本的には似ているな多分基本的な1日の時間は一緒でこっちでの1時間は俺の世界では2時間だと思う」

「そうですか、それでは 次は国のことですね、その前に大陸の事を話しますか、大陸は2つ有りまして1つは魔族が住んでいる大陸で名前はアリーデル、もう一つはそれ以外の人族などか住んでいる大陸でセンタヴァンっていいます。次に国に付いてです。センタヴァン大陸には大きな国は5つあり、ここ王都アルバスタム、エヴァン帝国、ラース帝国、聖国アヴァロン、秘境国スペルビアです」

「魔族の住んでいるアリーデル大陸には国とかは無いのか?」

「アリーデル大陸にも魔族の国があるらしいですが実際はどうかわかりません」

「あと、王都や帝国ならなんとなくわかるが聖国や秘境国ってのは一体どうゆう国なんだ?」

「聖国というのはこの世界には様々な種類の神様を信仰しているのですがその宗教の本部と言える教会が集まってできた国です」

「そんなに色んな宗教どうしが集まって争いが起きたりしないのか?」

「はい、宗教といっても自分の仕事などに関する神様を信仰して技術などが上手くなるようにお祈りをするものなので、争いとかは起きませんね」

「なるほどな」

「次に秘境国ですが秘境国とはいつからそこにあるのかも分からず普通の人なら行くのも難しいとされ場所も詳しくは特定されておらずしかしその存在は昔の記録が多くのこっており必ずあるとわかっている謎の多い国ですね」

「記録が多く残ってるならそこに行ったことのある人も多いんじゃ無いの?」

「そうなんですが、例外なしに行ったという人は行ったという記憶はあってもそこが何処にあってどんな所なのか全く記憶に無いらしいのです」

「ここまできたら考えても無駄だと思うから話を戻そうか」

「そうですね、その他の国の詳しい事はその国に行った時にでも話しましょう。 最後に種族です、種族は大きく分けて人族、エルフ族、妖精族、獣人族、魔族です。ですがあくまでも分類的な分け方であって同じ種族内でも違いがあったりします」

「なるほどな、結構種族の数は多いみたいだな」

「基本的な事はこれくらいだと思います。他にわからないことがあればその都度説明しようと思います」

「その時はよろしくな、大体聞きたいことは聞いたからこの次はどうしようか」

「それでは、ギルドに行ってクエストでも受けてはどうですか? 話を聞いた限りまだ自分の力がどの位か把握しきれていないと思うのでクエストを受けてそのついでに自分がどの位の強さなのかをわかっていた方が今後何かと便利だと思うので」

「それじゃあそうしようか、それなら今からギルドに行こうか」

  そして神威とアイシャは、ギルドへ向かった。





 しばらくしてギルドに着いた。

「着いたのだが、どんなクエストを受けたら良いのか教えてくれないか?」

「そうですね、まずはこのあたりの地形を覚えた方がいいと思います。なので簡単なのをゆっくりとしていったらいいと思います」

「そうだなぁ、それじゃあ定番のゴブリン退治にでもしましょうかね」

「ゴブリンならカムイさんのいた森辺りにいると思います」

「わかった、とりあえずクエストを受けてくるよ」

  そう言って神威は受付の所へ向かった。



「すみません、このクエストを受けたいのですが」

「ゴブリン退治ですね、ゴブリンは群れになると少し厄介になるのでお気を付けください」

「わかりました」

  そう言い神威はアイシャと共にゴブリン退治に向かった。


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