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神と人と竜と  作者: 赤竜帝
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武器と鍛冶屋

夏ですね。

昔1回だけ熱中症にかかったことありますが、吐き気と眩暈で世界がひっくり返ってました。

熱中症は水分補給していればなんとかなるので、皆さん気をつけて下さいね。

突如、ゴブリンが凍りついたのを見てこの場にいた人は驚きに包まれた


ただムロだけはこの結果が予想できてたらしく1人納得していた。


ゴブリンは次第に全身まで凍りつき、ついには砕けてしまった。砕けたゴブリンは床に飛び散り、濁った緑色の血が溶けだしてきた。


神威達は見慣れていても気持ちのいいものではない、ましてやカシムはこういったもの初めて見るため口を抑え今にも吐きそうな顔をしていた。


「大丈夫か、カシム」


ムロが心配そうに聞いた。


「大丈夫だと思う…」


「そうか、あまり無理はしないようにの。それでカムイよ、ゴブリンがこういう風に死んだが、この死に方に心当たりはあるか?」


「あります、その武器を使って魔物などを切るとこのゴブリンと同じようになります。もう片方の武器も切ると魔物が燃え出し、そのまま死んでしまいます」


「なるほどな、その武器は紛うことなき魔剣という事じゃな。魔剣とわかったことじゃ、ゴブリンにこの魔剣をわざわざ触らせる必要もなくなったの」


「それじゃあ、このゴブリンはどうします?」


神威はムロに聞いた。


「生かしておいても人間に危害を加えるだけだしの、この場で楽に殺してやるかの。カムイよ、できるか?」


「苦しまずに出来るかはわかりませんが、殺すのは簡単です」


「ああ、ついでに部屋が汚れないようにできるか?」


「やってみます」


神威は月下氷刀を上段に構え、ゴブリンの頭頂部から股下までを一刀両断した。そして、血が飛び散る前にゴブリンの体を凍らした。


ゴブリンの体を凍らせた時に、周囲の気温が少し下がったような気がした。


「んー、やっぱり魔法の威力の調節は苦手だな」


ゴブリンだけをうまく凍らせば、周囲の気温が下がることはないが、どうしても神威は魔法の威力をうまく調節できないようだ。


「剣の腕前は良く、魔法も使える。この魔剣はカムイには充分すぎる力だな。かと言ってカムイ以外の人間が使えるかはわからない。

まあいい、本題に戻ろうかの。ムロ、要望を聞いてやれ」


「了解。カムイ、武器の形は今のままでいいか?」


「ああ、切れ味もだけど頑丈さが欲しい。素材が必要なら俺が採ってくるからできる限り良い品質のを頼めるか?」


「素材を集めてくれるなら、こっちも良いのを作れるな、ただしその武器の形的にそこまでの頑丈さを求めるのは難しい。だからそれなりの素材を要求するぞ?それにその形の武器を作るのは初めてだからこっちも練習が必要だ、それでもいいか?」


「大丈夫だ、あとなにかすることあるか?」


「手のサイズとか測りたいから、奥の部屋にきて」


神威はカシムについて行き、奥の部屋で、手のサイズ

や、刀の刃渡りの大きさをどうするか、などを聞かれ、どのような武器を作るかを決めていった。


その頃、アイシャとナギアはムロと話をしていた。


「お前さん達はどんな武器を使うのじゃ?」


ムロは、カシムとカムイが話をしている間、二人の武器の事を聞いておくことにした。


「私は短剣を使います」


アイシャは今使っている短剣を見せた。


「流石にカムイと違って普通の武器か」


「私は普通です、カムイさんは色々と規格外ですから」


「確かにそのようじゃな。それと、嬢ちゃん…ナギアだっかかな?は、一応戦うのか?」


「ナギアもガンガン戦うよー!」


ナギアはシャドーボクシングの様に拳を振りながら、戦える事を示した。


「その様子じゃと、武器は何も使わないようじゃが、自分の手を守る何かは付けないのか?」


「うん、自分の鱗があるから!」


「鱗?それはどうゆうことじゃ?」


「んとね、こう言うこと」


ナギアは自分の拳をに鱗を纏わせ、ムロに見せた。


「ナギア、お前さん純粋な人間ではなかったのか」


「ナギアは竜だよ?」


「竜?お前さん竜人なのか?」


「竜人?んー多分そう?」


ナギアは竜人が何かはよくわかってないが、何となくうなずいた。


「確かに背中にも小さいが翼もはえているな。竜人は初めて見るが、その特徴は竜人なんだろうな。」


(ムロさん勘違いしてるけど、神様関連の話しになると隠した方がいいと思うから、ちょうどよかったのかな?)


アイシャはカムイに大きく関わっているであろう神の事をあまり周りの人に話すべきではないと思っていたため、この状況は都合がよかった。


「そうなると、ナギアは武器が必要じゃないのか、でもウチは武器以外の物も作っている。なにか必要な物があれば言ってくれ」


「わかった!」


ナギアはニコニコしながら返事した。


「アイシャも気になる武器があれば言ってくれ、お前さん達なら安く売ってもいいぞ」


「ありがとうございます」


アイシャは置いてある短剣等の小さめの刃物を興味津々と見ながら、ナギアも普段見慣れない様々な武器を楽しそうに見ていた。


そして、しばらくして奥の部屋からカムイとカシムが戻ってきた。


「それじゃあ、材料は今日中に何種類か決めておく、明日の昼頃にはカムイ宛の衣類書を届けておくから、採れる場所とかも一緒に書いておくから頼んだな」


「ああ、ありがとうな。助かったよ」


「いいって、こっちも久しぶりの客だ。腕が鳴るってもんだ」


「期待してるぜ」


「任してくれ!」


二人はすっかり意気投合している。


「それじゃあ、今日はもう帰るとするわ」


「ああ、気をつけてな」


神威は外に出て行き、アイシャはムロと、カシムに一礼してから外に出ていった。ナギアを二人を追いかけるように走っていった。


帰りにナギアが、自分の見た様々な武器の事を楽しそうに話していた。




神威たちが帰った後、ムロ達は三人の事を話していた。


「カシムよ、カムイと話してどうじゃった?」


「カムイは面白いぞ、武器の素材を考えてる時、頑丈さと重さの釣り合いをどうしようか考えてて、とりあえずここにあるものを持ってもらって、どの重さがいいか見てたんだけど、カムイのヤツ、どれだけ重くなっても余裕で振り回すから面白くってさ、結局重さのことは考えずに素材を選ぶ事にしたんだ」


「それは、鍛冶屋として楽なことだな」


「本当に、重さを考えなくてもいいから好きな素材で作れるからさ、やりたい放題だ」


「これはいいカシムにとっていい経験になるじゃろ、よく考えてやるのじゃぞ」


「わかってるって、じゃあ必要な材料をまとめてくるよ」


カシムはまた奥の部屋に戻っていった。




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