2日目とたまご 前編
朝になりダンジョンの前に3人が集まっているところである。
「今からダンジョンに入るがカムイ、お主はこれを使え」
そう言い渡したのは何処にでも売っているような鉄の剣である。
神威がこれを渡された理由は昨日のダンジョンの帰りに神威が普段使っている月下の2振りを見て「その武器だと使う人関係なく大抵の魔物は一撃で仕留める事ができるぞ」と言われ普段は市販の武器を使うように言われ今こうしてアギスに鉄の剣を亙されている。
「今日はカムイが威圧を制御出来るようになったから、3人で行動しようと思う、カムイがどんな戦い方をするか全く知らんからな、それを知る事を踏まえて3人で行動しようと思う」
そして、3人はダンジョンに入っていった。
初めはアイシャ1人で戦っていたが5層辺りになるとアイシャに疲れが見えるようになった。
「アイシャ、大丈夫か」
「結構…きつくなってきました」
「そうかそれならカムイと変われ無理をして怪我をしたら元も子もないからな、それに此処からだと技術的にもきついだろ」
「分かりました…そうします」
アイシャは肩で息をしながら後方へと下がった。
「さーてと、やりますか」
神威が軽く肩を振りながらアイシャと、入れ替わりで前方に出てきた。
「アギスさん、何か戦い方の指定はありますか?」
「それなら威圧は使うなそれと今朝渡した剣を使え」
「りょーかいですっ!」
そう言い神威は、敵の方へ走り出した。
いま神威が相手しようとしているのはゴブリンの群れである。だがただのゴブリンの群れではなく、このゴブリンの群れのリーダーがユニークスキルを持ったユニークモンスターである。このゴブリンは他のゴブリンを指揮し連携攻撃を繰り出している、これを見たアギスは、アイシャにはまだ早いと思い神威と交代させたのである。
ゴブリンのリーダーは、神威が出てきた時アイシャとは違って危険だと感じ戦力を神威に集中させた。
数は10匹ほどでありその中から1匹に狙いを定め切りかかった、だが他のゴブリンがそうはさせまいと手に持っている石の棍棒で殴りかかった。
この時、普通の人間であれば攻撃を中断し回避か防御に専念するが神威はこのどちらもしないままゴブリンを切った。
当然そのあとに神威に攻撃が当たったが全くダメージがなかった。
「全然痛くねーや…全く便利な体になったもんだ!」
そう言いながら神威は次々とゴブリン達を切り倒していく、それを見たゴブリンのリーダーは、身の危険を感じ逃げたした、だが神威は、それを見逃す事はなく直ぐに間合いを詰め上段から真下に切りつけた。この時神威の頭の中には『ピロリーン』と云う音が聞こえた。
(ん、この音は確か…)
そう思い神威は、自分のステータスを見た。
※
ステータス
レベル36
体力124867
魔力118542
力16521
知力11586
対魔力15425
防御力15425
運10010500
スキル
解析
体術Lv100
剣術LV100
刀術LV100
二刀流LV102
投擲LV100
槍術LV100
弓術LV100
潜水LV100
吸血LV100
火属性LV100
水属性LV100
土属性LV100
風属性LV100
闇属性LV100
光属性LV100
MP回復速度上昇LV100
HP回復速度上昇LV100
アイテムボックス
隠蔽
状態異常無効化
召喚魔術
死霊魔術
竜の威圧
神化武装
モンスターテイムLV7
(やっぱりスキルが増えている、モンスターテイムか…これで他のゴブリンを指揮してたって事か)
少し考え事をしていると後ろからアギスに声をかけられた。
「どうしたカムイ?ゴブリン共を殺したと思うとずっと動かないで」
「いや、このゴブリンが持っていたと思うとスキルを手に入れたので、これで指揮をしてたのかなって考えてました」
「どんなスキルを手に入れたのだ?」
「モンスターテイムのスキルです」
「これで他のゴブリンを指揮してたって訳か」
「アギスさん、このスキルがあれば竜の子が、孵化した時にテイムすることができますよね」
「確かにそうだな」
「それなら、こいつを孵化させようと思うのですが、此処から別行動した方が良くないですか?テイムも必ずできるって訳じゃないのでもしもの時の為に」
「そうだなそうした方がわしはともかくアイシャが危ないからな…アイシャは、それでいいか?」
「はい、一緒にいったとしても迷惑かも知れませんし」
「それじゃあ、俺は先に行きますね」
そして、神威はアイシャと、アギスの2人と一時的に別行動する事になった。




