1/53
プロローグ
とつぜんだが俺は異世界に行くことになった。
神様にこう言われた。
「君、なんだか異世界に行きたそうだから行かせてあげる♪」
その声とともに辺り一面の景色が変わった。
「はぁぁぁー!?」
時は少しさかのぼる。
俺、冬月 神威。自称こぐ普通の高校生。周りからは残念なイケメンやら変わってるなどとよく言われるけど、自分は、至って普通の高校生だと思ってる、いや思いたい。
そんな俺が学校の帰り道、突如めまいがした。しばらくその場に立ち止まって頭を手で抑えていると突如声が聞こえてきた。
「君なんだか異世界に行きたそうだから行かせてあげる♪」
と、言われ文頭に戻る。