解なし/改、峡
はじめまして、yamoPです。
解なしの小説化です。
ー”生きる”の正解はなんだろうか。
そもそも正解とはなんだろうか。
そんな解なしの問ばかりを
何度も...
何度も......
何度も.........
僕は眠りについた。
朝。心地の良い朝...とはいえないかもな。
カーテン越しの淡い、強い光が寝起きの瞳に突き刺さる。
僕は、奏空中学校に通う中学2年生だ。
僕の趣味は作曲...ということにしてある。
ホントのところはわからないけど。
家を出た。
やはり田舎の朝ほど心地の良いものはないと思う。
小鳥がさえずり、川のせせらぎが聞こえ、そよ風とともに曲を聞き、歌う。
人が居ないから耳を完全に遮断するイヤホンで音楽を聞ける。それがどれだけ嬉しいことか!
時計を見ると、6時を指していた。学校の門が閉まるのは8時35分だから結構時間がある。
僕は近くにあった運命的な丸い石を蹴りながら、学校へ向かった。
「気をつけ!礼!」
学校とはなんてうるさいところなんだろう。
甲高い女子の声が耳に響く。耳栓としてイヤホンをつけたいところだが、学校で禁止されているし、誰かに話しかけられる可能性もあるから我慢するしか無い。
「おはよ!」
ほらみろ、誰かが話しかけにきたぞ。
挨拶をしてくれたのは幼馴染の友達であるユウキだった。
「おはよう、気分はどう?」
「なんだよその英語の例文みたいな返事は。
っておい待て!今日って英語の小テストあるじゃん!
教えてくれてありがと!じゃあな!!」
全く騒がしいったらありゃしない。
僕は人と話すのが嫌いだ。
中1の頃は友達を作ろうと頑張ってたんだが、僕とあまりにも話が合わなかったせいでみんな離れてしまった。
もちろん、周りに合わせようともした。しかし無責任な発言で何度も空気を下げてしまった。
それからは誰かに自分から話しかけることも、友達を作ろうとすることもしなくなった。
別にみんなが悪いわけでも、自分が悪いわけでもないとはわかってる。
ただ僕と相手が違う人間だったから仕方がないと信じてる。
現に、さっき話しかけてくれたのはすごく嬉しかったからな。
安心しろユウキ、お前のことはだいすきだからな。




