序章第6話
河合恵「今日は、いい天気だわ」
日野朱里「恵」
河合恵「ん」
日野朱里「恵、誰と話してんの」
河合恵「あ、嫌、別に、朱里はこれから部活」
日野朱里「おう、恵もいい加減決めたか」
金井こよみ「もう体験入部終わっちゃうよ」
河合恵「それがまだ悩んでてさ」
上原由香「でも早く決めないといつまでも追い掛けられるわよ」
河合恵「陸上か、ハンドボールか、バドミントンとかも、気になるし、いっそ高校では、気分を変えて、文化系の部活でも、手芸と調理部も気になるし」
井上夏希「ほんと優柔不断だなあ」
日野朱里「バスケ部来いよ」
河合恵「私の背じゃキツくない」
日野朱里「いける、いけるって」
五十嵐彩夏「河合さん、ちょっといいかしら」
河合恵「えっ、あ。はい。何ですか、先生」
五十嵐彩夏「部活、まだ決めてないなら。調理部はどうかしら」
河合恵「えっ。調理部ですか」
日野朱里「ん、調理部、でもな」
五十嵐彩夏「調理部の顧問の大川先生から、まだ部活が決まってない子がいたら、見学にって、頼まれたのよ」
河合恵「見学だけなら、いいですけど」
五十嵐彩夏「本当、よかったわ、それじゃあ。調理部は、第2家庭科室で活動してるから。宜しくね」
河合恵「はい」
放課後。私は、第2家庭科室に向かう事にした。
河合恵「調理部か。でも。第2家庭科室って、どこかな」
男子生徒「富永さん」
河合恵「ん。声が聞こえる」
男子生徒「富永さん、好きです。付き合って下さい」
男子生徒が女子生徒に告白していた。
河合恵「えっ。う、マジかよ」
私は、慌てて、隠れた。
河合恵「おい、真っ昼間から、告るなんて、本気かよ」
男子生徒「富永さん、初めて会った時から、好きだったんだ、だから、俺と付き合って下さい」
富永麻美「御免なさい」
男子生徒「え」
富永麻美「悪いんだけど、貴方とは付き合えないわ」
男子生徒「えっ、う。そっか。やっぱ、駄目か。俺なんて、富永さんには釣り合わないよな」
富永麻美「違う、そういうんじゃないわ、今は、誰とも付き合いたくないだけだから」
男子生徒「そっか。分かったよ、それじゃあ」
富永麻美「ええ」、ごめんなさい」
富永麻美「いいわ。でも。今、ここでの事は、他には内緒にしといてね」
河合恵「あ、はい。勿論です」凄い美人さんです。
富永麻美「それで、こんな所で何してたの」
河合恵「あ。そうだった。第2家庭科室を探してるんですけど」
富永麻美「ああ、あそこ。分かりにくいわよね、いいわ、案内してあげる」
河合恵「え。でも、いいんですか」
富永麻美「ええ、私も調理部だから」
河合恵「えっ。貴方も調理部なんですか」
富永麻美「ええ、2年の富永麻美よ、宜しくね」
河合恵「はい、1年の河合恵です。宜しくお願いします」
私達は、第2家庭科室に向かった。そして、数分後。第2家庭科室に到着した。
富永麻美「それじゃあ、中に入りましょうか」
河合恵「はい」
長瀬夕紀「あ、麻美」
白石香音「いらっしゃい」
三浦璃子「今日は、早いね」
富永麻美「ええ」
大原真弓「あら。こっっちの子は」
富永麻美「あ、この子は、見学の」
河合恵「河合恵です、宜しくお願いします」
荒井麗香「荒井麗香です」
大川里穂「調理部顧問の大川里穂よ。宜しくね」
大原真弓「大原真弓です」
渋谷綾香「渋谷綾香です」
松岡小春「松岡小春です」
長瀬夕紀「長瀬夕紀です」
白石香音「白石香音です」
三浦璃子「三浦璃子です」
寺田加奈子「寺田加奈子です」
武藤麗美「武藤麗美です」
中川千鶴「中川千鶴です」
大川里穂「今日は、クッキーを作りますよ」
全員「はい」数時間後。今日の部活が終わった。
富永麻美「さて、見学してみてどうだった」
中川千鶴「入部する気になったかな」
河合恵「少し、考えてみます」
寺田加奈子「そう、いつでも歓迎するからね」
河合恵「はい」
私は、下校した。翌日。
日野朱里「恵、昨日はどうだったの」
河合恵「よかったよ、このまま、調理部に入部しようかなって」
上原由香「調理部ねえ」
寺田加奈子「寺田加奈子です」
武藤麗美「武藤麗美です」、いつでも歓迎するからね」
河合恵「はい」
私は、下校した。翌日。
日野朱里「恵、昨日はどうだったの」
河合恵「よかったよ、このまま、調理部に入部しようかなって」
上原由香「調理部ねえ」
河合恵「そうだわ、由香、義宗、二人も一緒に入ろうよ」
佐伯義宗「えっ」
上原由香「私は」
河合恵「皆で、調理部に行って見ようよ」
佐伯義宗「分かったよ」
上原由香「私もいいよ」放課後。私達は、調理部の部室に向かう。
富永麻美「あ、河合さん、また来てくれたのね。嬉しいわ」
河合恵「はい」
大原真弓「富永さん、オーブンが点かないの、見てくれるかしら」
富永麻美「はい」
河合恵「カッコいいなあ」
宮内奈々「楽しいね」
川本奈々「やぱりここだね」
柴田未久「先輩達も優しいし」
河合恵「私もうここに決めた」
白石香音「富永さん、今日、あっちはいいの」
富永麻美「あ、もういけない、もうこんな時間だわ、遅刻しちゃう、それじゃあ、お先に失礼します」
河合恵「あれ、麻美先輩、帰っちゃうんですか」
寺田加奈子「富永さんは部活二つを掛け持ちしてるから、忙しいのよ」
河合恵「えっ、富永さん、ここの部長じゃないんですか」
松岡小春「部長は、私。富永さんは、まだ2年生よ」
河合恵「そうなんですか」
富永麻美「よかったら、もう一つの方も見学してく」
河合恵「はい、是非」
宮内奈々「行きます」
数分後。
富永麻美「どうぞ、剣道部へ」
川本茜「へえ、剣道部なんですか」
柴田未久「かっこいー」
富永麻美「遅くなりました。富永です、今日は見学希望者を連れて来ましたよ」
渕上梓「あら、恵じゃない」
岡野優香「あ、本当だ、恵じゃん」
河合恵「げっ、梓さん、それに、優香も」
岡野優香「げっ、何よ、げって」
村岡洋子「梓、この子達は」
渕上梓「私の後輩達よ」
村岡洋子「へえ、あんたの後輩」
富永麻美「えっ、河合さんって、剣道の経験あるの」
河合恵「え、あ、はい、少しだけで、実力は全然ですけど」
富永麻美「そうなんだ」
上原由香「本当に全然ですよ。私達なんて、ねっ、義宗」
佐伯義宗「ああ」
川口弥生「あれ、貴方は」く」
佐伯義宗「佐伯義宗です、宜しくお願いします」
安浦玲子「全員、集合」
全員「はい」
安浦玲子「剣道部総監督及び女子剣道部顧問の安浦玲子よ、まず、全員、一人ずつ、自己紹介を」
岡本恭平「男子剣道部監督の岡本恭平だ、宜しくな」
二宮真奈美「女子剣道部監督補佐の二宮真奈美です」
村岡洋子「女子剣道部部長の村岡です」
安藤美穂「女子剣道部副部長の安藤です」
大塚凛「大塚です」
渕上梓「渕上です」
川口弥生「川口です」
緑川千夏「緑川です」
吉沢幸子「吉沢です」
飯田麻衣子「飯田です」
野村聖子「野村です」
川崎優子「川崎です」
大森みどり「大森です」
木下このみ「木下です」
馬場佐和子「馬場です」
吉永智香「吉永です」
遠野夏美「遠野です」
川村亜美「川村です」
田中皐月「田中です」
三枝杏奈「三枝です」
久本こずえ「久本でです」
石井愛「石井です」
佐々木美紀「佐々木です」
細川大介「男子剣道部部長の細川です」
岡田直也「男子剣道部副部長の岡田です」
高木正太郎「高木です」
橋本敬介「橋本です」
阿部正夫「阿部です」
三沢和彦「三沢です」
藤井智也「藤井です」
武田優介「武田です」
内藤昌宏「内藤です」
安藤真吾「安藤です」
石橋透「石橋です」
小林真彦「小林です」
安田秀幸「安田です」
石塚拓哉「石塚です」
中野龍一「中野です」
森下照彦「森下です」
九条俊介「九条です」
伊藤勝「伊藤です」
石井丈「石井です」
西岡博「西岡です」
田中裕二「田中です」
安浦玲子「自己紹介は、以上ですね、それじゃあ、練習を始めますよ」
そして、私と由香と義宗も剣道部に入部しました。