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プロローグ
処女作です。
よろしくおねがいします。
「六英雄の子供なのにね〜」
「エリノア様はあんなに素晴らしいのに」
「出来損ないよね」
何も知らないくせに勝手に比べてくる…
私は私
両親もエリノアも私と関係ない
だから私は私を認めてもらうために旅に出る
「なぁロレッタ。もう一度一緒に暮らそう」
「私達と家族でしょ?」
「流石ウィンベリー家の子供だ!」
「将来安泰だなぁ!」
そんな言葉が欲しかったんじゃない!!!!!
「なぁ、力欲しくない?」
そんな時に聞こえたこの言葉。私は飛びついた。
誰になんと言われようと私は私の存在を認めさせてやる。