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幸せの彼方

作者: 前田 耕平

プロローグ


幸せへの近道、天国への階段、そんなものが本当に存在するなら、是非とも、行って確かめてみたいもんだけど、僕は結局、確かめるだけ確かめて、ゴールテープを切らないで引き返してくるだろうな。



・第一章 裕貴は、愛する姉の自殺以来、将来の夢というものが無くなり、これからも無いままだろうと半ば諦めてしまっているという話。


裕貴のお姉さんは高校生一年だった。しかし、去年の冬に自殺してしまったから、もうそれ以上に歳をとらない。

相手も言えない男の子どもを妊娠し、両親に生むことを反対されたというのが遺書に書かれていた自殺の理由だ。

裕貴はお姉さんが死んだ理由が分かっても理解はできなかった。

裕貴はお姉さんと交わした最後の会話を時々思い出す。


その日は日曜日で、裕貴は10時過ぎまで寝ていた。お昼から深月と遊ぶ約束をしていたので、遅めの朝御飯を食べて歯磨きをするために洗面所に行ったら、そこにお姉さんがいた。

「お姉さん、おはよう」と裕貴がいうと

「おはよう」とお姉さんが微笑んだ。

裕貴が歯磨きを始めると、お姉さんは洗面所を出ていこうとしたが、なにかを思い出したように、クルっと振り返って「今日も深月ちゃんと遊ぶの?」と聞いてきた。

「うん、12時に待ち合わせ」と言うと、お姉さんは少しなにかを考えるような間をあけて「遅れちゃダメよ」とだけ言って、にっこり微笑んで、今度は本当に洗面所から出ていった。

それが最後の会話だ。何度思い出しても、いつも通りの優しいお姉さんでしかなく、普段と変わったところもなかった。だから、裕貴はお姉さんがまだ生きてるような錯覚に陥ることがよくある。


裕貴は布団のなかで、なんで僕はいじめられるんだろか。と思った。

深月はいつも”優しく裕貴を慰めてあげる係り”だと自分のことを認識している。

「裕貴は一人ぼっちでいるのは、良い人の証なんだよ。だって悪いことをする人は仲間を作るでしょう?」

深月は裕貴の考えを読んだかのような発言を唐突にした。

裕貴は布団のなかでグズついている。

「でも学校なんて行きたくないよ、深月は、いじめられてないから僕の気持ちが分からないんだよ」

「分からないけど、裕貴はすごくいい人だからほっとけないの」

「僕は、深月のことが好きだけど、深月はなんで僕に優しくするの?」

深月は、布団を被ってミノ虫みたいになっている裕貴の上にダイブした。

「裕貴が好きだから一緒にいるだけー」

裕貴は布団から顔だけ出して深月を見る。

深月は裕貴と目が合うとニコッと笑った。

裕貴と深月は、よく一緒に映画を見たりアニメを見たり、本や漫画の感想を言い合ったり、流行っているカードゲームをしたりしている。


・第二章 深月は、見るからに幸薄げな少女で、それは後天的に獲得したものなのだが、本人は先天的なものだと思っているという話。


深月は夜になると、お父さんからいじめられているが、それは誰にも絶対に言ってはいけないと言われているし、口止めされていなくても深月は誰にも言えない。深月はお父さんのことが好きだから、お父さんにいじめられているとは誰にも言いたくないのだ。


「なんでいじめるの?」とお父さんに聞いても、お父さんはなにも言わない。

深月はお父さんにいじめられている時、心の中で"はやくいつもの優しいお父さんに戻って"と神様にお祈りをしている。


深月のお母さんは、深月がお父さんからいじめられている時も、普通にご飯を食べたり、テレビを見たり、スマホを弄くったりしている。お父さんがいない時に「お父さんはなんで深月のこといじめる?」とお母さんに聞いたこともあるが、お母さんは「知らない」とだけ言った。


裕貴のお兄さんは小説家になりたいと言っているけど、小説を書いているところを裕貴は見たことがない。

裕貴はたびたび、お兄さんの部屋から映画や小説や漫画を拝借してきて、自分の部屋で深月と一緒に楽しんでいた。

深月と裕貴は同じ映画を見ても、感じかたがお互いに違うことが楽しかった。

裕貴はなんにでも「でも、でも…」と考える性格だったから、深月のように、映画を見て泣いたりすることはあまりなかった。

深月はすぐに泣く。そして、きれいな粒の涙をポロポロとこぼした。


・第三章 龍一は、長い時間をかけて作られた強い被害者意識が精神にこびりついてしまっていて、そのために人の気持ちを考えることを忘れていて、無意識の内に自分より弱く、力が無いものを探して、自分の身代わりを作ろうとしているという話。


龍一は生まれつき左足に障害があった。いつも左足を引きずって歩く。龍一は、日本に生まれたのに仕事といえば土木作業しかしたことがない。龍一は鼻がでかくて、目が小さくて、輪郭は逆三角形で、二十代のころから禿げていたから異性にモテた経験がない。


美津子はこんな男と結婚してしまった自分を恥じている。子どもができたから堕ろすのも面倒だしと思って、安易に結婚してしまった自分を。

美津子は子どもができた時、誰の子か分からなかったが、結婚を受け入れてくれたのが、龍一だけだったのだ。最近の深月の顔つきを見ると野上の遺伝子のような気がすると、美津子は感じている。


龍一が働く林原グループという会社は、建設業界の下請け中の下請けだ。今日も松岡建設に呼ばれて行ったら、20個も歳の離れた松岡建設の若い社員に「龍一!早くサンダーと鉄筋持ってこい!見てりゃ、次なにやるか分かんだろ!バカ!」と怒鳴られた。林原グループの作業員は他の建築会社を使えなくてクビになった奴か、刑務所あがりのクズばっかりと有名なので、どこの現場へ行ってもマトモな人間として扱われない。龍一は足を引きずりながら「スミマセン!」と大きな声で言って、急いで指示通りに動きはじめたが、歩くスピードは遅かった。


龍一と美津子は、ここ数年に渡ってのセックスレスで、会話も少ない。お互いに心のそこで見下し合っているからだろう。龍一は深月を愛している。深月の顔を見れば絶対に俺の遺伝子ではないと、龍一は分かっていたが、深月は純粋に龍一をお父さんだと思っていた。龍一は深月が自分より可哀想な人間だと思える数少ない人間だったので自然と優しく接することができた。


龍一は深月が10歳を越えたあたりから、深月に性的な虐待を加えるようになっていった。


・第四章 伸一は、生まれた時から人に愛された経験もなく、誰かから信頼されるという経験も無いと自分自身で信じてしまっていて、愛情に餓えていると同時に、条件付きの愛情には辟易としてしまっているという話。


裕貴は学校に行くと下駄箱の靴が無くなっていた。何度目だろう?と思ったが、数えてもしかたないことなので諦めて近くのゴミ箱を探したら案の定、裕貴の上履きが捨ててあった。


裕貴は誰とも目が合わないように下を向いてから教室のドアを開けて自分の席に座った。ランドセルから教科書と筆箱を机の中に仕舞うと同時に、伸一が話しかけてきた。

「裕貴の上履き今日も捨てちゃってごめんな、汚いものはキチンとゴミ箱に捨てろってのが我が家の教育だから、裕貴のだって分かってても毎回捨てちゃうんだよね。先生にチクったりする?」

伸一がこっちをしっかりと見て、口もとを歪めて笑っている。

「そんなこと…しないよ」

「そうだよな、お前にそんなことできないよな、まぁ、先生もお前の言うことなんか信じないだろうから、言わないのがお前の為だろうな」

伸一がアハハと笑うと、周りのクラスメイトも笑いはじめた。

裕貴は卑屈な笑顔を浮かべてエヘヘと言った。



龍一は深月に性的な虐待をしているときに、特別な罪悪感を抱くことはなかった。自分の人生はずっと恵まれていなかったし、それどころか、生まれつきの障害に対して不当な悪口を言われ、差別され、運が良いだけの奴に蔑まれ続けてきたのだから、これくらいのご褒美があってもいいだろうと自分勝手に解釈していた。深月は、よく「なんでいじめるの?」と聞いてくるが、龍一は自分にテクニックがないから、深月からしたらいじめに感じるんだろうなと思い、深月が気持ちよくなるように色々と試したが効果はなかった。行為が終わると龍一は深月に優しくした。理由は自分よりも可哀想に思える深月が、たまらなく愛しく思えるからだった。


伸一は学校から家に帰ると、母親に先週のテストの答案用紙見せた。

伸一の父親は警察官で、いつも周りを冷めた目で見ているような人間だった。

伸一の母親はテストの点が、伸一の価値だと本気で信じているような人間だった。

伸一はそんなあやふやなものに担保されている自分の価値を信じることはできなかったが、そんなあやふやなものでしか自分の価値を証明できないことへのジレンマが伸一の心を曇らせない日はなかった。

伸一は服を汚すと母親に怒られるので、あまり友達とも遊ばない。

伸一はテストの点を気にせずに生きてる同級生を見ると自分の価値基準を否定されたような気がして、怒りとコンプレックスを感じてしまうのだった。


裕貴のお姉さんが亡くなる少し前に、裕貴は学校のテストで一度だけ一番になったことがある。裕貴は普段は平均より少し良いくらいの点数だが、そのテストの前はなんの理由もなく勉強していたので、一番になれた。


・第5章 お姉さんと最後の会話をした日曜日の続きの話。


予定通り、12時に深月と会って、街の古本屋に行った。深月は「これ読んだけど面白かった」とか「これ読んだことある?」などと時々聞いてきたりしながら、いろいろな本を物色して、購入する三冊を選んだ。裕貴も一通り本棚を眺めて読みたい本を探して、一冊だけ買った。


その後2人で喫茶店に入って、コーヒーを飲みながら、世間話をした。裕貴は詳しくないが、深月は何故か詳しい分野である現代の政治についても話したりした。話も一通り終わったので、喫茶店を出て、そこで深月と別れた。

そして歩いて家に帰っていると、ふいに裕貴は後ろ頭をガツンと殴られた。急のことで混乱しながらも、裕貴が後ろを見るとクラスメイトのビビリで頭が悪くて泣き虫の光希が今にも泣きそうな顔で木刀を持って震えていた。

「なにすんだよ!」裕貴は睨み付けて言った。

「ごめん」

「ごめんじゃないだろ!なんでこんなことするんだ?」

「だって、…だって」

「だってじゃない、理由を言え」

「やれって言われて…」

「誰に?」

「伸一君にさ」

そこまで会話すると、急に意識が遠のいていくのが分かった。

裕貴は気づいてなかったが、後頭部からは大量の血が流れ出てしまっていた。


目が覚めると裕貴は病院にいた。周りを見渡すとベッドのすぐ横に置かれたパイプ椅子に父親がうなだれて座っていた。「お父さん?」と小さな声で裕貴が言うと父親は顔をあげた。「裕貴、…良かった」と泣きそうな顔になって父親は言った。「お母さんは?」と裕貴が言うと、「母さんはちょっと、姉さんのことでいろいろあってな、…家にいるよ」

「いろいろってなんだよ、姉さん具合悪いの?」

「…死んじゃったんだ」

「死んじゃったって…なにが?」

「…姉さんだ」


裕貴は頭の怪我が治って学校へ行くと、光希は転校していた。

そして、なぜか、今まで普通に会話していたクラスメイトたちが裕貴のことを無視するようになっていた。

学校からの帰り道で、深月から事の顛末を聞くと、裕貴が入院した次の日である月曜日の朝のホームルームの時間に、光希は「伸一に命令されて裕貴を襲った」と先生に訴えたが、その途端に、伸一が泣き出して「先生、僕はそんなこと言ってないです。僕は裕貴君の友達でとても心配しているのに、なんで、光希君にそんなこと言われなきゃいけないのか、意味がわかりません」と主張したのだという。すると先生や学校は当然、成績優秀で、クラス委員でもある伸一の言い分を信じた。

後日、光希の両親は学校に呼び出されて、学校側から「今の時代はなんでも記録に残ってしまうんですよ。問題を大きくしたくなければ、早急に転校してください。それがお子さんのためですよ、今の時代。分かりますよね?」と脅し文句を言われて、慌てた光希の両親は転校手続きを、その場でしてしまったのだと言う。


裕貴はそこまで話を聞いて、いくつかの疑問が頭に浮かんだ。


僕の今までイメージが間違ってなければ、ビビりで頭が悪くて泣き虫の光希が、なんで急な暴力行為にでたのか?僕は、光希に恨まれるようなことは一切していないということ。そして、僕を殴った時の、光希の怯えかたと顔は、嘘を言っているようには見えなかったということ。仮に嘘だとしても、なぜ「伸一に命令された」と言ったのか?ということなどである。


裕貴と深月が帰り道で、ゆっくり無言で歩いていると、後ろから、伸一をリーダーとする集団が、裕貴と深月よりも早いスピードで歩いて近づいてくるのを察知した。そして、彼らが、裕貴と深月を追い越していくときに、裕貴は伸一と確かに目が合った。そして、裕貴は瞬間的に、光希の潔白と、なぜ急にクラスメイトたちから無視されるようになったのかを理解した。伸一が裕貴を見つめる目が恐ろしいほどに冷たかったからだ。


しかし、裕貴は、伸一がなんで自分をいじめのターゲットにしたのか?という核心の部分が分からない。分からないから謝りようもない。謝るつもりもないけれど。


裕貴は、これからの学校生活を思うと気持ちがズンと重くなるのを感じた。


・最終章 夢から現実へ


龍一による、深月への性的な虐待は日を経るにしたがって過激に、そして暴力的になっていったが、それによってさえも、龍一の罪悪感が喚起されることはなかった。龍一は子どもを自分の所有物だと思っていたし、死ななければ、バレなければ、虐待したとしても、たいした問題ではないと思っていた。

それに、世界中の誰よりも自分は深月を愛しているという自負があった。深月は誰からも愛されない可哀想な人間。足に障害があって、顔も不細工な俺よりも可哀想な人間。なぜなら、とてつもなく可哀想な俺に毎晩、毎晩犯され続けているのだから。

龍一は、明らかに異常な思考に取り憑かれているようだった。


裕貴は、最近なんだか、深月の様子がおかしいことに気付いていた。

昔のように本や映画の話をしていても、どこか話が噛み合わなくてボーッとしていたり、急に人形のように固まって眠ってしまったり、そして、すぐに目を覚ましたかと思えば、さっきまでの会話を全て忘れてしまっていたりすることがよくあるのだ。

そして、裕貴が「大丈夫?」と尋ねると、「うん」と小さく頷いて、裕貴の膝を枕がわりにして深い眠りについてしまうのだ。


深月は夢のなかでも、闘いに身を投じていた。ゴリラがウッホウッホと言いながら近づいてきて、目の前でドラミングをはじめる。「お父さんの服を着ている。ゴリラなのに」ゴリラはたった今捻り出したばかりのウンコを深月に投げつけてくる。「お父さんやめてぇ!」と叫びながら「あなたはお父さんじゃない!あなたはわたしの好きなお父さんじゃない!ゴリラよ!わたしの好きなお父さんを返してぇぇえ!!」泣き叫んでいると、ゴリラは体長10mはあろうかという大きなムカデに変身した。龍一の服はビリビリに裂けて破れてしまう。ゴリラから変身した巨大ムカデは、深月に求愛するかのように、まとわりつこうとしてくるが、深月は絞め殺されるかもしれない恐怖で、全身が大きく震えてどうしようもない状況になる。深月は、ついに白目を剥いてしまい。夢の中から、もう一段先の夢の中への逃避をはじめた。「裕貴君助けて…、わたしを助けて…」


夢から、もう一段階、奥に潜った夢の中への逃避に成功した深月は、裕貴の部屋にいた。


深月は裕貴に、これまで打ち明けられなかった、龍一に関することを全て話した。「裕貴君、わたしはもういっぱいなの。わたしの心がいっぱいなの。心っていっぱいになったら、幸せが彼方にいっちゃうの」

「深月にとっての幸せってなんなの?」

「分かんない。分かんないけど、…幸せっていう形の無いものが、どこかにある、と思えることが幸せなのかもって最近は考えてたの。だから幸せなんてどこにもないって思ったらダメだ!ってわたしは自分に言い聞かせてた。幸せは必ず、どこかにあるって思える幸せを手放したくなくて頑張ってたの」

「…そっか」

「でも、本当は、世界中には幸せでない人が溢れていることも知ってて、生まれもった肌の色や人種で差別されて殺されちゃう人もいれば、なんにも悪いことしてないのに、空爆で殺されちゃう人もいれば、親がパチンコしてる間に車の中で熱中症になって死んじゃう赤ちゃんもいるの。そして、そういうことはこれからも起こり続けていくってことは決まってるの。人間が絶滅しない限り」

「そうだね、僕もそうだと思う」

「わたしは、わたしより不幸な人を探してた。不幸な死を遂げた人をエサにしてわたしは生きてた。でも、そうこうしてる間にわたしはわたしを嫌いになってた。わたしはただ、生きようと必死だっただけなのに。裕貴君、わたしは、ほんとに分からなくなってしまった憐れな人間なの。…わたしの疑問の答えを教えて」

「僕は僕の答えしか持ってないけど、それでいいなら答えるけど…」

深月は、コクンと頷いて、ありがとう、と小さな声で言った。

「わたしの幸せは、…わたしが決めていいものなの?」

裕貴は、少し考えてから、プッと吹き出して笑った。

「当たり前じゃないか」

深月は、涙を流して、声をあげて泣いた。


……………深月は、夢から覚めると、裕貴の膝の上に覆い被さる布団のような状態だった。


裕貴は、笑って言った。

「君さぁ、ずいぶん寝相が悪くなったね」

深月はその瞬間に、彼方にあった幸せをやっと手に入れた。


エピローグ


幸せを手に入れた瞬間から、次の不幸が始まっているとか、言われても僕は、ちょっとそれは違うんじゃないかなと思うね。

不幸になってから幸せだった過去に気付くとかも同じで、"無知による恍惚"は、本当の幸せではないと思うからです。

いつも"幸せ"は難しいけれど、だからこそ”幸せを探すことのできる幸せ”を、ずっと忘れないようにしなくてはいけないことにも気付けるんだと思ったりもするわけで…。


End






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