プロローグ
この小説はクロスオーバー作品です
早見様の「ゲーム機片手に天下統一!Player1 〜瀬田に我が武田の旗を立てよ〜」
霧島ナガツキさんの「ゲーム機片手に天下統一!Player2 ~我、長宗我部ニテ立チ上ガラントス~」
天樹院樹理さんの「ゲーム機片手に天下統一!Player3〜諌死なんてしてやらん、天寿を全うしてやる!!〜(仮)」
4番目になる作品です。参加が遅れてすいません。
~貴方は神を信じますか~
目の前にこのようなメッセージが出たらどう思うのだろうか?
私は新興宗教の勧誘だと即座に思ったよ。
(間に合ってますから)
答え様として其れが声になっていないのに気が付いた。
~えー君も{神は死んだ}とか言うのか?~
メッセージの主は拗ねたような文面とその気配……これってなんかオカシイ
何で唯のテキストで感情が伝わるの?
~だーかーらーこれはL〇NEとかと違って君の心に直接繋いでるからさ~
(直接繋ぐって何なのさ)
~やっと現状把握したかい? 僕は君の考える神……のようなものさ~
(の様なものって何なの? これって夢?)
~違うよ、じゃあ君の今の状態を話すね~
その話は到底受け入れ難い物だった。どうやら私は死んだらしい、死因は教えて貰えなかったが病死とか寿命とかではないみたいな口ぶりだったから事故か事件に巻き込まれたのかもしれない。実は記憶の一部に抜けがあり名前も家族の事も思い出せない。アラサーの女だという事だけは思い出せた。そんな事実は思い出せなくてもいいよ、御独り様というのも余計なお世話だ。
~実は提案があるんだけど、このまま消滅するか、転生するか2択なんだけど~
それは選ぶまでも無いだろう! 消えるくらいならどう見ても転生選ぶだろ! つまりは転生しろと言ってるような物なのだろう。選択の余地の無い選択肢を出されても何処かの選挙じゃないんだしと悪態を吐いて見る。
~まーそう言わないでよ、来世はお姫様に転生させてあげるから~
本当! やはり女としては憧れる職業だよね!
~職業って……まあいいけどね、君はある有名な戦国大名の姫に転生する、そして戦国の世を終わらせて天下統一を成し遂げるんだ~
(本当で? でも女の身でどうにか成るのかな?)
~そこはそれ神の御業でなんとかするさ、じゃあ始めるに当たって{神器}をプレゼントするよ~
目の前に現れたのは子供の頃遊んだ家庭用ゲーム機だった。大ヒットした国民的ゲーム機の2代目に当たるスーパーな奴だ、なんか凄く懐かしいんですけど。
~あれれー? 随分レトロな機種になったねー最後に使ったゲーム機が出るはずだったから歳がバレ…~
その台詞を聞いたとき私から吹き上がる殺気を感じたのか台詞が途中で聞こえなくなった。
~……まあ、君の健闘を祈るよ、使い方はゲームのチュートリアル見といてね~
景色は暗転し、私は新たな生を受けて生まれ落ちた。
最後に目に入ったのはゲーム機に刺さっていたゲームのROMカセットのタイトルだった。
毛利元就の長女戦国の世を罷り通る
仕事+私用で参加のお誘いの返事も出せず仕舞いでした。
他の2作品の兼ね合いで投稿はゆっくりになると思います。
自作品とのクロスオーバーもあるかも?
感想等ありましたらよろしくお願いします。